最近読み終えた本。
『バッテリーⅤ』(あさのあつこ、角川文庫、2006年)
この巻もゆっくりじっくり進んだという印象。
いよいよ最終巻で最高の相手と試合。どーなりますか。
『バッテリーⅥ』(あさのあつこ、角川文庫、2006年)
1巻目を読み始め、10日目で全6巻、
おもしろく読み終えました。
さいごは少し「しつこさ」も感じましたが、
これも「人間を描ききりたい」という作家の
執着の表れですかね。
あさの作品、ほかにも読んでみようかな。
『18歳からわかる 平和と安全保障のえらび方』
(梶原渉・城秀孝・布施祐仁・真嶋麻子編、大月書店、2016年1月)
(1)情勢とのかかわりで
(2)戦後史をとおして見る日本の安全保障政策
(3)これからの努力方向、の3本柱。
論点多岐で使える。執筆者も若い。
入門だけど硬派、手元に置いときたい1冊。
『十津川警部「オキナワ」』(西村京太郎、文春文庫、2015年)
東京で起こった殺人事件を追うと、
米軍人も関わる沖縄での武器密売にいきつく。
関連した殺人事件も起きるが、
日米地位協定の壁で基地内に捜査がおよばず…という展開。
京太郎わかってるね。
最後の展開は、もうヒトヒネリほしかったような気も。
『被爆医師のヒロシマー21世紀を生きる君たちに』
(肥田舜太郎、新日本出版社、2013年)
相方が福岡出張のときに買って帰ってきたもの。
肥田医師の被爆治療体験は前にも読んだことはあったが、
本書でより深く知る。
被爆直後に入市し内部被曝した患者の痛みと苦悩、そして死。
命を守るために命の主人公にとのメッセージは重い。