昨夜(8日)は、県労おかやま(岡山市内の労働組合のセンター)の
常任幹事会の前段学習会6回目。テーマは「組織拡大について」。
15分ほど話をして、あとは議論でした。
全労連の28回定期大会でも組織拡大の方針強化が。
仲間を増やし広げることは要求実現の根本的な力。
組織拡大は未来を語ること。
本音の議論が必要なところですね。
以下、簡単なレジュメですがご紹介します。
一。組織拡大は、未来を語ること
「ときには労働者たちは勝つこともあるが、それはただ
一時的でしかない。彼らの闘争の本来の成果は、直接の
成功ではなくて、労働者たちがますます広く自分のまわ
りに広げてゆく団結である」(マルクス)
◇組織拡大とは、要求で団結する仲間を広げ増やすこと
*個々の企業では、交渉力を引き上げる。民主主義を根づかせる力に。
*労働組合の連帯の力が地域や社会で影響力をもつ。資本に対抗する
社会的力。
*主権者として育つ場と機会の拡大。
◇労働組合の社会的力が拡大すること=要求実現への最大の保障
◇職場で多数に。地域でも多数に。
◇連合と肩を並べるようなローカルセンター・ナショナルセンターになる。
■「こういうことができる組織・運動にしよう」と語りあうことの大事さ
■長久の個人的夢
・・・日本の労働者階級がバカンス休暇制度を求めてゼネストを決行
二。組織拡大の方針・具体化・担い手育成
◇それぞれの組織で、組織拡大の方針があるか、どれだけ意義が議論
されているか
◇その方針を実現するための日常の体制・具体的手立ては
◇それを担う人づくりを目的意識的に行えているか
◇組織拡大の課題は、みずからを写し出す鏡
*切実な要求実現のために
*意義と魅力ある運動・組織になりえているか
*個々の労働者を成長させる機会に
さいごに:「困難だからこそ外へ」