長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

核ZERO講座、10日(金)からスタートです。

「原爆は、人間として死ぬことも、人間らしく生きることも
許しませんでした。それは、『人間の尊厳』を根こそぎ奪う
究極の非人道兵器だったのです」
    (「原水爆禁止2019年世界大会ー広島決議」より)

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2020年が始まりました。
「あの日」から75年。
いま、反核運動を飛躍的に前進させることが求められています。

その運動の起点となるのは、被爆の実相を広く伝えていくことです。
核兵器は存在してはいけない兵器である。
被爆国日本の私たちは、世界のどの国よりも、
被爆の実相と記憶を継承し、伝える使命があります。

今年は5年に1度のNPT再検討会議がニューヨークで行われ、
それに先立って世界大会inニューヨークが開催されます。
世界の反核運動にとって大きな結節点となる1年です。

核兵器禁止条約も、今年中の発効が見込まれています。
私たち独自の課題として、核兵器禁止条約を批准し、
核廃絶をリードする日本政府をつくらなければなりません。

2020年代は、人類史的にも、大きな岐路にたつ10年となります。
気候変動問題、貧富の格差、そして核兵器廃絶…。
カギをにぎるのは、世界の人びとの連帯と運動です。
その躍動は、すでに始まっています。

岡山でも、草の根でそうした運動を前進させていくために、
「核ZERO講座2020」を企画しました。

第1講義は「8月6日・ヒロシマー被爆の実相」です。
たくさんのみなさんの参加をお待ちしています。