長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

アンコール開催、3回とも充実でした☆

今日(11日)午後は、アンコール開催された
リーダー講座「心理的安全性で成長しあえる組織に」の3回目でした。
リアルタイムで60名をこえるみなさんが参加。
3回合計では約230名の参加となりました。本当にありがとうございます!

今日も「はじめまして」の方が多く、講義前後の交流が真剣かつ楽しすぎでした。
以下、アンコール開催での何人かの感想をご紹介します。

■今日は有意義な学習をさせていただきました。前任の
主任を引き継いで今の職場の主任をして3年たちました。
誰でも発言できる民主的な職場を作りたいとこの3年間
努力してきました。しかし、ミーティングでも上意下達
になりがちで悩んでいたところでしたので、今回の学習
はとても参考になりました。明日から実践できるところ
は実践していこうと思っています。紹介していただいた
書籍も早速読んでみようと思います。ありがとうござい
ました。

 ■とても素晴らしいお話で、自分のためだけでなく、周
りの人たちにも勧めたい内容でした。本当に言葉は暴力
になりやすいのに、それに気付かない人たちも大勢いま
す。職場の前園長とも色々あって、そのときのことを思
い出される内容もありました。「話さなければ分からな
い」と言うのに、話そうとするとこちらの言葉を遮って
畳み掛けられ、時には言葉尻や揚げ足を取って話題を逸
らされたり、ということもありました。そんなことを繰
り返していると「だったら言わない方が藪蛇にならなく
て済む」と言う考えに至ったことも少なくありませんで
した。自分は今組合の分会長をさせてもらっていますが、
組合離れ(加入はしてくれていますが面倒くさがれる)
が年々高まっています。みんなが心地よく笑い合える組合
や職場のなれるようにしたいと願っています。今回の
学習会で学んだことを活かしていきたいと思います。
ありがとうございました!

■私自身は職責者ではない一般職員ですが、長久先生の
お話を伺っていて、なんだか元気が出てきました。心理
的安全性のある職場で働くということは、とてもワクワク
する経験ではないかと思いました(心理的安全性がある
=仲良しグループではない、という点も含めて)。ただ、
実践のためには、特にリーダーの立場にある場合、単に
「心理的安全性」という概念を知っているだけではなく、
経験値、スキルの蓄積が必要だという点で、そうそう簡単
なものでもなさそうですね。自分自身でも、できるところ
から実践していきたいと思います。

■すっかり聞き入って、時間が短く感じました。今日の
みなさんの話でもそうですが、労働相談で寄せられる相談
のトップがハラスメントで、いかに職場の中で心理的安全性
が確保できていないかを痛感する日々です。日本全体が
そうとも言えますが、多忙すぎて余裕がない人が多く、
職場もですが、労働組合もそういうところがあります。
そういう私は事務局長でありながら、会議が一番苦痛で、
私にとって、心理的安全性が確保できない場となっている
のです。何かのスイッチが入ったように大きな声を出され
ると、逆にスイッチが切れてしまって何も言えなくなります。
最後の心理的安全性を高める言葉、「自分に言って欲しい
わ~」と思うとともに、こういう言葉をかけてあげられる
ようにしたいと思いました。最近注目され始めた言葉とい
うことですが、悩んでいる人は多いと思います。組織の中
で複数人が学ぶなど、このことで共通の話ができる人を作り、
全体に広げていけるようになればと。