長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「みをつくし料理帖」シリーズを読んでいます

髙田郁、みをつくし料理帖シリーズ(ハルキ文庫)を
先週から読み始めました。全10巻の折り返し、5巻まで読了。
1日1冊ペースで読んでます。今週は長距離移動の出張もあるし、
一気に完結までいきそうです。堪能してます!

『八朔の雪 みをつくし料理帖』2009年)
シリーズ第1巻目。久しぶりに時代小説読んだけど、これはいいなあ。
主人公の料理人・澪(みお)、親代りの芳、「つる家」の種市。
それぞれが背負う過去と現在の苦難。
「何かを美味しい、と思えれば生きていくことができる。たとえどれほど
絶望的な状況にあったとしても、そう思えばひとは生きていける」

『花散らしの雨 みをつくし料理帖』(2009年)
シリーズ2巻目。下足番のふきが登場。「つる家」の面々の
ふきへの眼差しが温かく、じんとくる。幼馴染の野江との交信…。
りうの存在感…。登場人物それぞれの魅力がたんと味わえる。

『想い雲  みをつくし料理帖』(2010年)
シリーズ3巻目。澪のつくる料理に想像をふくらませながら、物語の
世界にどっぷり浸かる。人物描写とストーリーが絶妙でどんどこ読める。

『今朝の春 みをつくし料理帖』(2010年)
シリーズ4巻目。1話1話が味わい深く、心地よい余韻が残る。
生活と季節が密接に結びついている江戸の暮らしもいいなあ。
幼なじみの野江への想い、浪士小松原への恋心…。

『小夜しぐれ みをつくし料理帖』(2011年)
くー。種市の過去が垣間見える「迷い蟹」、
野江を想い心尽くしの「夢宵桜」、
美緒と源済と澪の選択は…の「小夜しぐれ」、
初めて小松原の素性が描かれた「嘉祥」。
シリーズ第5巻もまんぞくでした。全10巻折り返し。


*きっかけは、NHKBSのドラマ「あきない世傳 金と銀」を
オンデマンドで観たことから。おもしろいけど、続きが気になる
終わり方だー!と思ったら、原作ではやはりその後の展開もあるよう。
原作読もう!と本屋に行ったら「みをつくし」が目に入り、
たしか映画化もされていたな、このシリーズの作家さんかと思い、
「まずこちらから読もう」となった次第。
これ読んだら、あきない世傳にいきます。