最近読み終えた本。
■『川のほとりに立つ者は』(寺地はるな、双葉社、2022年)
小さいけれど、それぞれの場所で懸命に生き、
誰かを必要としている人たちの物語。エンパシー小説でもあるなと。
初めて読んだ作家さんだったけど、よかった。
■『ぐるり』(高橋久美子、筑摩書房、2021年)
短編の小説集。テーマはなんだろうな…。
特別ではない人生だけど、それでも人生にYESという、って感じかな。
■『すき間の哲学〜世界から存在しないことにされた人たちを掬う』
(村上靖彦、ミネルヴァ書房、2024年7月)
著者のこれまでの著作から学んできたことが大きかったので、
自然とこちらも購入。私もマジョリティ側の人間で、
見えてないものがたくさんあるのだろうなと。大事な視点を学べた。
■『デジタル・デモクラシー ビッグ・テックを包囲する
グローバル市民社会』(内田聖子、地平社、2024年4月)
巨大IT企業による監視と搾取、対抗する市民社会の動きを紹介。
「ゴーストワーク」、データブローカーなど、知らなかったことも多く、
勉強になった。デジタルを民主主義の家に。
■『フィードバッグ 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術』
(中原淳、PHPビジネス新書、2017年)
フィードバッグって、ほんと難しいんだよね…。
スキルとともに場数だろうね。
…さて、仕事に関わる読書はしばしお休み。
これからしばらくは読書も夏休みモード。
先月アニメを見て面白かった『薬屋のひとりごと』の小説版読んでいきます。
ヒーロー文庫で15巻まで出されている。一気に読んでいこう。