長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

95期岡山労働学校、はじまりました!

木曜夜(5日)は、95期岡山労働学校
「ジェンダーとケアから社会を考える教室」の1回目でした。
今期は募集が前期ほど広がらず19名の参加。
2期続けて募集を前進させるのは本当に難しい…。
募集活動の反省点もいろいろありますが。

さて、第1講義は、ケアとは何か、ケアはこれまでどのように
扱われてきたのかを、ジェンダーも絡めながら学びました。
偏愛マップ交流もいつものようの好評で、
参加された方には楽しい時間となったようです。

以下、何人かの方の感想を紹介します。

■「ケア」という言葉だけで、これだけ幅広く、深く
考えさせられることに驚きだった。モヤモヤしていることが、
社会構造の矛盾からくるものだなあと分かり、今後も学び、
理解を深めていきたい。

 ■ケア視点で考えると、これまで自分がこりかたまった
価値観でものごとを見たり考えたりしていたことがわかる気がした。
感想交流では、こりかたまったものがほぐれていく感覚があった。
心地よかった。

■改めて「ケア」とはなにかという根本を確認する
ことの大切さを感じた。誰にでも必要な人間社会の
根幹だということが忘れられているのではと思える社会の
構造そのものを変えていきたい。個人的にヤングケアラーの
ことが気になってます。

■私たちの行動、営みの全てがケアだったんだ、と驚いた。
ケアはとっても私的なこと、議論する必要すらない、
という扱いは、ケアする人を傷つけてきているんだろうなと。

■ケアの話、ジェンダーの話、聞く機会が増えると、
自分のことをふりかえることも本当に増えます。本の引用で
「弱さを他の人が支えること、これが人間の条件であり、
可能性でもあるともいえないだろうか」に、まずビビッと
きました。私も人の「弱さ」にとても大事なものを感じています。

■グループトークも偏愛交流も刺激いっぱいで楽しくて、
メンタル筋肉痛です。

■自己紹介の時間はとてもいいと思う。一方的に聞かされるの
ではなく、参加することで一員に引き込まれる。

■労働学校の参加2期目です。前回楽しかったので、また来ました。
いろいろな人と同じテーマについて学び、それぞれ違った視点で
語り合うことができるのが、とても刺激になります。