今日(26日)は11時から、
生協労組おかやまで12月から専従になられた方とマンツーマン学習会。
機関紙担当にもなられたということで、
「見出し・キャッチコピーと、ニュースづくりの基礎」の講義と、
実際に発行している機関紙に愛のダメ出しを連発しながらの実地訓練(笑)。
若い人は知らないと思いますが、むかしはですね、
「機関紙協会」という組織があって、
労働組合や民主団体の機関紙・ニュースづくりの姿勢やノウハウを
教える民主団体があったのですよ(全国組織である日本機関紙協会は
まだあるけど、岡山県の組織は消滅)。
機関紙学校、というものもやっていてですね、
まあ基本をそこで身につけられたのです。
でも今はもう、各自の力量にまかされていて、個人まかせ。
よって機関紙の水準は下がる一方だと思います。
見出しのつけ方、読みやすいレイアウト、どんな記事が読まれやすいのか、
文章の書き方など、身につけるべきものはたくさんあります。
とくに情報量が圧倒的に増えている昨今、
「最初の1行」の重要性はますます大きくなっています。
見出しやキャッチコピー。これもセンスというよりは技術なので、
誰でも上手くなります。でも、学ぶ機会がない。
よって、常套句・決まり文句のオンパレードで
読まれないものになりがちです。
こんなところにも、運動団体の力量の低下は表れています。
機関紙やニュースは組織活動のひとつですから。