平安部、ありか、看護、休養の、ケア論、自分に、ひとみ
最近読み終えた本。
■『それいけ!平安部』(宮島未奈、小学館、2025年4月)
『成瀬は…』の著者による、学園小説。
平安時代が好きな高校1年生が学校に平安部をつくり、
5人のメンバーと「平安の心」を学んでいく。
波乱万丈なし、人間関係の悪化なし、読んでいて辛いところなし。
純粋に楽しめる小説でした。
■『ありか』(瀬尾まいこ、水鈴社、2025年4月)
いい。やっぱり瀬尾まいこはいい。朝から読み始めて移動中に一気読み。
最近小説ばかり読んでるけど、文学ってほんとに希望だと思う。
自分が経験できないことや感情から学ぶことも多いし、
それ以上に、人間への信頼を確かめさせてくれる。
■『看護をめぐる「業務」と「ケア」~
「業務はしているがケアをしていない」を分析する』
(井部俊子・宇都宮明美・梅田恵、日本看護協会出版会、2024年)
タイトルにひかれて購読。興味深い分析であった。
ケアの倫理の書籍が紹介されていて、
「お、看護とケアの倫理が接続した」と感じた。
■『休養の地図~"仕事一辺倒”だった僕がメンタルダウンから
職場復帰した話』(くっぺ@復職の人、大和出版、2024年)
本書の解説をされている伊藤絵美さんの本からセルフケアの
技術や考え方は学んだが、当事者による経験と模索は非常に具体的で、
これは健康な人でも読む価値の大きい1冊。
■『私的高齢者ケア論~リアルな老いから考える、新しいケアの形』
(川嶋みどり、医学書院、2025年5月)
93歳超えて、この探求心。さすが川嶋みどりさん。
看護の視点から老いとそのケアについて多角的に深めていて、
学び多かった。老い=衰え、という単純な理解はしたくないな。
■『自分にやさしくする生き方』
(伊藤絵美、ちくまプリマ―新書、2025年3月)
公認心理士による「自分にやさしくする」ためのさまざまな技術と考え方。
やはり外在化(書き出してみる)ことは大事。
とくに自分のサポート資源をたくさん外在化しておくことは、
安心と心強さにつながりますね。
■『にじゅうよんのひとみ』(吉田恵里香、ハーパーBOOKS+、2025年3月)
『虎に翼』の脚本家の吉田さん、20代の時の執筆小説の文庫化。
あとがきで「やるな、二十代の私。今に見てろよ、二十代の私。
これを超える素敵な文章を書いてやるからな…」と書かれていて、
なんか、とても共感した。
