今夜(7日)はこれから、岡山市学童保育指導員労組の学習会。
今年もう1回予定していて、次は働くルールについて。
今日は、新しく入った組合員さんも参加しそうだとのことなので、
大部分は労働組合のそもそも論。一般論。
で、最後に学童保育の指導員さんが「なぜ労働組合か」の
個別的お話をしようかと。
■「子どもたちのために、自分たちの労働条件を改善する―立ち位置の確認」
ということ。指導員さんのなかで、いろいろ労働組合への認識は
ちがうと思うけれど、どこで一致するのか、その立ち位置は、
「子どもたちのため」だろうと。
■指導員さんの労働条件、はっきりいってひどく悪い。とてもじゃないけど、
まともな生活ができるような賃金ではない。だから離職率が高い。
労働条件が劣悪なのは、学童保育への社会的評価が「子守り」的なもの
というところにハードルがあるのでは。行政の認識。
そこを変えさせるたたかいも必要。
■学童保育は放課後の子守りではない。子どもの生活をまるごととらえ、
人生の基礎をつくる大事な時間と場。だから科学性(専門性)が問われる。
指導員の科学性(専門性)を担保するのは雇用の継続。個人も集団も。
つまり働き続けられること。学習や経験の積み重ね。
やりがい、人間関係、そしてなにより労働条件(指導員さんの生活の質)。
■指導員がコロコロ変わるようでは、学童保育の質は担保されない。
だから、子どもたちのためには、自分たちが「働き続けられる労働条件」を
求めていく。そこは一致できるだろうと。子どもたちのために。
■「いい保育がしたい、指導員になりたい」という職業意識と、
「人間らしい労働と生活を勝ち取る」という労働者意識の統一。
お互いがお互いを高める。
「犠牲なき献身こそ真の奉仕」(F・ナイチンゲール)。
という感じのお話。さて反応は・・・。