読書記録
最近読み終えた本。■『それいけ!平安部』(宮島未奈、小学館、2025年4月)『成瀬は…』の著者による、学園小説。平安時代が好きな高校1年生が学校に平安部をつくり、5人のメンバーと「平安の心」を学んでいく。波乱万丈なし、人間関係の悪化なし、読んでいて…
最近読み終えた本。■『養生する言葉』(岩川ありさ、講談社、2025年2月)人を縛ったり、傷つけるのも言葉であり、生かし、養生させてくれるのも、また言葉。著者のことをまったく知らなかったのだが、ご自身の苦しみや傷と向きあうなかで出会った「言葉たち…
最近読み終えた本。■『定食屋「雑」』(原田ひ香、双葉社、2024年)夫との離婚案件を抱えた女性が、近くの定食屋に勤め始め、さまざまな人と出会いながら、新たな人生を歩み始めるという小説(ざっくり書くと)。描かれる料理は、定食屋なんで庶民的なんだけ…
最近読み終えた本。■『孤高の人(上)』(新田次郎、新潮文庫、1973年)初版から50年以上、ぼくが読んだのが今年2月の90刷…。超ロングセラーの山岳小説。昭和初期に社会人登山家として誰もやったこのない道を開拓した“単独行の加藤文太郎”を描く前編。加藤の…
最近読み終えた本。■『100年先の憲法へ 「虎に翼」が教えてくれたこと』 (太田啓子、太郎次郎社エディタス、2025年4月)おもしろくて一気読み。もう1度ドラマをみたくなる…。第2部「男性たちの群像」が太田弁護士らしい切り口で、我が身も振り返る。しかし…
2日前に読んだ、『デンマーク人はなぜ会議より3分の雑談を大切にするのか』(針貝有佳、PHPビジネス新書、2025年4月)から、自分用のメモとして記す。「重たい空気が流れる職場から良いアイデアは生まれない。緊張感が漂う会議室からはイノベーションは生ま…
最近読み終えた本。■『火の国の城(上)』(池波正太郎、文春文庫、2002年)新装版なので文字が大きくて良い笑。池波正太郎の小説はほぼ読んでいるけど、これは未読。忍者・丹波大介が、加藤清正のために働く。池波のジェンダー臭が鼻につくが、戦闘シーンの…
最近読み終えた本。■『ケアリングの視座~関りが奏でる育ち・学び・暮らし・生』 (晃洋書房、2023年)教育や保育、地域、医療の視点から、ケアリング(相互にケアしあっている状態や態度)について考察している論文集。メイヤロフの『ケアの本質』がやたら…
最近読み終えた本。■『なぜ人と人は支え合うのか~「障害」から考える』 (渡辺一史、ちくまプリマ―新書、2018年)6年ぶりに再読。2016年の津久井やまゆり園障害者殺傷事件にみる「障害者観」から入り、人と人が支え合うこと難しさや奥深さが語られる。『こ…
最近読み終えた本。■『介護のススメ! 希望と創造の老人ケア入門』 (三好春樹、ちくまプリマ―新書、2016年)若干違和感のあるところもあったけど、現場の実践知を面白く読める。まだ介護保険もなく、無資格の「寮母」が高齢者のケアをしていた時代からの経…
最近読み終えた本。■『禁忌の子』(山口未桜、東京創元社、2024年)ジャンルでいうと、医療ミステリー小説、かな。さいごの展開がそうくるか、という意外性がありましたね。■『疲労を防ぐ!健康指導に活かす 休養学基礎』(杉田正明・片野秀樹編著、日本リカ…
最近読み終えた本。「労働者のための休養学」みたいな講義をしたいなと思っていて、関連本を3冊読む。これまでも「休み方の知恵」「休暇のマネジメント」「休養学」などは学んできたけど、本格的に整理しアウトプットしたいなと。■『世界の一流は「休日」に…
最近読み終えた本。朝井まかてさん時代小説は、今年に入って4冊読んだ。でもとりあえずこれで打ち止め。次いこ、次。■『ぬけまいる』(朝井まかて、講談社文庫、2014年)3人の幼なじみが、それぞれ人生の苦悩を抱えながら、江戸を出て伊勢参りの旅に出るとい…
1日(土)の鳥取往復の移動中に、『わたしたちは無痛恋愛がしたい〜鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん〜』(瀧波ユカリ、講談社、2022年〜2024年)1〜6巻を読み終える。 友人が紹介してくれた、フェミニズム漫画。切れ味鋭すぎて読むのが苦しくなる人もい…
最近読み終えた本。■『野の医者は笑う 心の治療とは何か?』(東畑開人、文春文庫、2023年)昨年秋に1度目読んでいたけど、沖縄に行っていた3日間で再読。だってこれ沖縄が舞台なんで。臨床心理士、東畑さんの原点的記録。今回は自分の仕事にも引きつけなが…
最近読み終えた本。■『ねこだまり 〈猫〉時代小説傑作選』 (細谷正充編、PHP文芸文庫、2020年)江戸の猫にまつわる短編6作を収録。作家はすべて女性。諸田玲子、田牧大和、折口真喜子、森川楓子、西條奈加、宮部みゆき。ネコ好きはとくに楽しんで読めるかな…
『認識的不正義ハンドブック 理論から実践まで』(佐藤邦政・神島裕子・榊原英輔・三木耶由他編著、勁草書房、2024年11月)を読み終える。新年早々、またもや素晴らしい1冊に出会えた。先日読んだ、大嶋栄子『傷はそこにある』のなかで、初めて認識的不正義…
え?まじ!となった紅白でのB'zライブからの元旦(紅白は観てないけどXでバンバン流れてくる笑)。みなさま、2025年もよろしくお願いいたします☆それにしても、2000年代に入ってもう四半世紀たつのかと、時の早さを感じます。今日はゆっくり始動しつつ、基本…
最近読んだ本。これで今年はおわり。2024年は155冊読みました。このブログで全部紹介したと思います(たぶん)。まあ、軽い本が多めでしたけど。来年もこれくらいは読みたいな。■『護られなかった者たちへ』(中山七里、宝島社文庫、2021年)映画とは少し違…
最近読み終えた本。■『原発を止めた裁判官による 保守のための原発入門』 (樋口英明、岩波書店、2024年8月)いままで読んできた原発に関する本や論文のなかで、最も分かりやすく、明快。いますぐ日本のすべての原発を止めなければならないことが、シンプル…
最近読み終えた本。いよいよ師走ですな〜。12月は難しい講師仕事はないし、自由に読書したいなり。■『「おひとりさまの老後」が危ない! 介護の転換期に立ち向かう』(上野千鶴子・髙口光子、集英社新書、2023年)介護従事者のみなさんの前でお話する機会が…
最近読みえた本。■『母の壁〜子育てを追いつめる重荷の正体』 (前田正子・安藤道人、岩波書店、2023年)ある自治体において、認可保育園に入所申し込みをした全世帯へのアンケート調査。浮かび上がってきた「保育の壁」「家庭の壁」「職場の壁」。苦悩と諦…
この連休で読みえた本。 ■『積ん読の本』(石井千湖、主婦と生活社、2024年10月)帯の「この山を見よ」がイイ。ちなみに、読んでない本を意味する「積ん読」という言葉は、英語にもフランス語にもスペイン語にもないらしい笑。読むこと、本という世界の意味…
最近読み終えた本。10月は忙しくて読書すすまず。でも貴重な本にたくさん出会いしました☆■『愛の労働あるいは依存とケアの正義論〔新装版〕』(エヴァ・フェダー・キティ著、岡野八代・牟田和恵=監訳、白澤社、2023年)ケアする人は、ケアを引き受けるがゆ…
最近読んだ本。今回は読み物としては軽いものばかりです。■『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈、新潮社、2023年)評判どおり、面白くてサクサク読めた。滋賀愛があふれでていて素晴らしい笑。デパートで過ごした思い出っていいよねえ。■『薬屋のひとりごと…
最近読み終えた本。4冊とも素晴らしい内容でした。学ぶって楽しいね。元気になるね(だからいつも元気。本は健康にもいい)。■『日本の保育士配置基準を世界水準に』 (子どもたちにもう1人保育士を!実行委員会編著、 ひとなる書房、2024年8月)このキャン…
最近読み終えた本。 『薬屋~』は7月にアニメを見たことから手に取り、夏季休暇前後で一気に読もうと思っていましたが、まだ3分の2です(いま15巻まで出ている)。「架空の中華風帝国、茘(リー)を舞台に、後宮に勤める官女が王宮内に巻き起こる事件の謎…
最近読み終えた本。■『川のほとりに立つ者は』(寺地はるな、双葉社、2022年)小さいけれど、それぞれの場所で懸命に生き、誰かを必要としている人たちの物語。エンパシー小説でもあるなと。初めて読んだ作家さんだったけど、よかった。■『ぐるり』(高橋久…
最近読み終えた本。読書ペースは低空飛行気味…。■『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』(プレイディみかこ、文春文庫、2024年5月)「他者を他者としてそのまま知ろうとすること。自分とは違うもの、自分は受け入れられない性質のものでも、…
最近読み終えた本。■『新書版 性差の日本史』(国立歴史民俗博物館監修、「性差の日本史」展示プロジェクト編、インターナショナル新書、2021年)2020年秋に開催された企画展示のダイジェスト版。当時かなり話題になったが遠くて行けなかったので、新書化は…