長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

つながって、対話して、世論広げる春闘に。

今日(30日)の午前中は、生協労組おかやまのパート部会2016学習交流会にて学習会講師。「春闘のそもそも、情勢、安全保障関連法(戦争法)」というテーマで休憩はさみ100分ほどしゃべりまくりました。 みなさん熱心に聴いていただき感謝です。この春闘、…

第3回平和ゼミナールも佳境に

きのう(28日)の午後は、岡山県民医連の第3回平和ゼミナールの7回目。最初に、翁長沖縄県知事が辺野古裁判で提出した陳述書(全文)の感想交流をしました(宿題として課していました)。歴史から基地問題から、とっても豊かな内容ですので、学びも多かっ…

若い人とのギャップを楽しむ

2007年に以前のブログに書いた記事をメモのため再掲。若い人とのギャップを楽しむ、という姿勢を学びました。以下。『NHKアナウンサーの はなす きく よむ-実践新社会人編』 (NHK出版、2006年)『NHKアナウンサーの はなす きく よむ-声の力を活…

書くことは苦しいが形になる喜びがある

なんだかんだで、今週もかなりいっぱいいっぱい。おかしいな。こんなはずじゃ。きょう(27日)は、『学習の友』3月号の原稿3つ(連載5回目と短いQ&A2つ)を書いて送信。書くのは苦しい。しめ切りもあるし。でも書き終わると、自分の考えがまとまって形…

高知民医連「ものの見方たんけん隊」講義感想文

11月、そして先日と、高知民医連の中堅職員研修会での「ものの見方たんけん隊」というテーマで講義をしましたが、感想文が届きました。全部ではありませんが紹介したいと思います。以下。■今回の研修では、民医連職員、中堅職員としての見方について考える…

ストライキとはなにか 学習会

きのう(25日)は倉敷医療生協労組の「超入門!ろうどうくみあい講座Ⅱ」の第7回目、「ストライキとはなにか」でした。 わかもの4人が参加。ストライキのそもそもの学習会って、あんまりされてないですよね…。でも労働運動の歴史はストライキの歴史でもあるん…

哲学にはヒマが必要なのだ。

『古代ギリシャのリアル』(藤村シシン、実業之日本社、2015年)を読み終える。著者は古代ギリシャ・ギリシャ神話の若き研究者(1984年生まれ)。アニメ「聖闘士星矢」の影響で神話にはまったという経歴も「普通感」があってよい。平易に、身近に、神話の神々…

東京の会議で主体的な力の強化について考える

日曜日(24日)は、東京で学習運動組織の連絡会議(つまり全国の学習協の会議)。朝イチの高知からの飛行機で羽田に8時25分に到着。会場の全労連会館に着いたのが9時20分ぐらいでしたので、1時間ですね、羽田から。急ぎましたけど。 ちょっと写真ぼやけてま…

高知民医連の中堅職員研修でものの見方

土曜日(23日)は、高知県民医連の中堅職員研修会ということで、特急南風で高知へ。高知生協病院が会場です。13時半から約90分間、中堅とは何か、育つとは何か、教育の一般的原則、そもそもを問う姿勢、現象から本質へ、部分から全体へ、結果から原因へなど…

高知から東京への週末

今日(23日)は午後から高知県民医連の中堅職員研修にて講師仕事。これから移動です。昨年11月に1回目の研修があって、今日は2回目です。(受ける人がちがう)そのお仕事が終わったら、今回はそのまま高知泊。翌朝早くの飛行機で東京にむかい、そのまま会議…

「労働組合のあり方・たたかい方」の感想文

きのう(21日)の玉島協同病院での学習会「労働組合のあり方・たたかい方」の感想文が届いたので、一部を紹介します。■以前、働いていたところは労働組合がなかったので今回の学習会で知ったことが多く勉強になりました。とても、分かりやすかったです。■労…

『学習の友』読書会 たのしいぞおもしろいぞ

昨夜は、お久しぶりの『学習の友』読書会~。5人の参加でした。でもすばらしく楽しい時間でした。 (写真掲載は了解をえています)『友』2月号のぼくの連載をとりあえず読んで交流したら、自由時間、家事、有給休暇、職場のことなど話しは次から次へとオモ…

『ストライキ』(藤本正、新日本出版社、1971年)よりメモ

来週の月曜日に「ストライキとは」の学習会があるので、あらためて自分用にメモ。 「支配階級にとって、このストライキは頭痛の種の1つであるが、それは、ストライキによって、賃金・労働条件の改善を余儀なくされ、思ったとおりの雇用条件を専断的にとりき…

24回の講座が無事に終了! 引き続き、学びの場づくりを。

昨年5月からスタートした倉敷医療生協労組の「お昼休み!ろうどうくみあい入門講座」がついに終了です。ぜんぶで24回。労働組合のそもそも論を月イチの8回連続×3か所で続けてきて、本日の玉島協同病院にて締めくくり。今日は12名の参加。 玉島協同病院は…

『だけじゃない労働組合』(仮タイトル)

って本、ほんとうに書ける気がしてきた。いや、労働組合の本、書きたかったんですけど、「これだ!」っていう角度というか、とっかかりが見いだせず、手がつけれていませんでした。でも、「だけじゃない」はおもしろい角度だし、書きたくなる。先日読んだ『…

寒い中を『友』配達がんばります

昨日から今朝にかけて、冷え込みましたね。ぼく寒いの苦手というか嫌いなので、気持ちがなかなかあがりません。今日(20日)は『学習の友』の配布がおもな仕事です。再度のお知らせですが、『学習の友』の読者会が明日(21日)18時半から、地方自治会館(岡…

弘前観光の雰囲気だけ・・・

16日の午前中と、17日の9時から15時ぐらいまで、青森の弘前市内を観光しました。いやいや、見ごたえのある場所がいろいろとありますねえ。沖縄と東北は、日本の歴史と文化の源流があると勝手に思い込んでいますが、青森もその場所のひとつであること…

『ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか』(読書)

『ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか』 (香山リカ、朝日新書、2014年)を読み終える。SNSの否定的な側面、わかるわかる、そうそうと、うなずきながら読んだ。SNSって、自分なりの使い方・規律をはっきりさせておくことが大事ですよね。SNSに翻弄され…

どぶ川学級、オランダ流、だけじゃない憲法

『どぶ川学級』(須長茂夫、労働旬報社、1969年)を読み終える。 まーちょっと変わった立場からの教育実践でした。教育については素人である著者(労働者)が労働組合に支えられながら、労働者のこどもたちに「勉強」を教えていくなかで成長していく。主権者と…

健生病院労働組合の春闘討論集会にて

2泊3日の弘前出張。とりあえず、16日午後の健生病院労働組合2016春闘討論集会の報告から。会場は、南田温泉アップルランドという宿泊施設でした。写真では小さくしか見えませんが、りんごを掲げた観音様がいらっしゃいました。また、部屋の冷蔵庫にはめち…

週末、青森です。弘前観光もしてきます。

午前中2時間ほど仕事。原稿ひとつ送信。チラシひとつ作成。学習会依頼ひとつあり。そろそろ岡山空港に向かいます。羽田経由で青森空港、からの弘前へ。明日(16日)午後の講師仕事ですが、余裕をもって今日移動します。弘前の健生病院の労働組合の春闘集会…

『私たちの声を議会へ』(三浦まり)

『私たちの声を議会へー代表制民主主義の再生』 (三浦まり、岩波現代全書、2015年11月)を読み終える。第1章「代表とは何かー代表制と代表性」第2章「政党は何をめぐって競争するのか―政党対立軸の変遷と責任政党政府」第3章「参加を考える―議会の外の代表…

岡山医療生協労組の旗びらきに

昨夜(14日)は、岡山医療生協労組の旗びらきに。来賓でしたが、15分間のオープニングミニ学習会(沖縄の基地問題について)の講師も。こどもさんもワンサカおられてにぎやかでした。手づくりの獅子舞もあって、新春の気分を味わいしました。 政治も変える春闘…

2つの認識過程について

さきほど、労働者教育協会の須藤事務局長から電話があって、「ついでの話」で、先日の愛知での労働学校交流会でのぼくの問題提起のなかで「認識論」の部分が印象に残ったと。あー、そうか、と思いつつ、しゃべったことちょい膨らませて、以下に書いておきま…

『学習の友』2月号 拡大力の春闘

月刊誌『学習の友』2月号のCMです。特集は「拡大力の春闘」。*目で見る学習「春闘をたたかうデータと解説」(藤田宏)*「派遣切り」を許さず直接雇用化を実現(JMIU千葉 福田憲次朗)*秋の拡大月間の成功を力に新春の運動を前進させる(埼玉土建組…

労働学校交流会2016in愛知 ひらかれる

おたがいの運動に学びあおう 1月10日~11日の2日間、愛知健康プラザで「労働学校交流会2016in愛知」が行われました。 全国的に労働学校運動のあり方や活動、教訓を学びあおうと開かれたもので、全国学習交流集会以外では、こうした取り組みは久し…

『学校はぼくの生きがい』 『シャッター通りに陽が昇る』

『学校はぼくの生きがい』 (桐山京子、労働旬報社、1977年)を読み終える。40年前、東京荒川区の中学校での教育実践記録。こどもたちへの揺るぎない信頼と要求。もちろんすべてが今にそのまま適用はできないが、普遍性をもつ実践。労働者教育の立場からも学ぶ…

芹沢圭介の「美しいものを暮らしのなかに」に圧倒される

2泊3日の出張から帰りました。愛知での労働学校交流会など、報告することはたくさんありますが、とりあえず美術館報告から。11日の夕方、愛知での交流会を終え、静岡に移動。静岡駅前すぐ近くにあった静岡市美術館にて「芹沢圭介生誕120年記念展 しあわせの…

愛知での労働学校交流会に行ってきます。

今日と明日(10日・11日)は、愛知で行われる「労働学校交流会2016」に。(12日もそのまま東京で会議なので次のブログ更新は13日です)私は今日の最初の問題提起(約1時間)のお役目です。労働学校運動、岡山でも全国的にもなかなかたいへんになっていま…

戦後日本の教育と教育学(読書)

『講座 教育実践と教育学の再生ー別巻・戦後日本の教育と教育学』 (教育科学研究会編、かもがわ出版、2014年)を読み終える。別巻が出ていたのは知らず、本屋で見つけて購入。このシリーズ(5巻もの)は全部読んでいたので。本書では、タイトルのとおり、戦…