長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

神奈川土建書記局研修で憲法講座スタート

月曜日(10日)夜から、
神奈川土建の書記局研修で連続5回の「憲法講座」。オンライン。
昨年の岡山県学習協で開催したオンラインの
憲法講座をそのまま同じ内容でとのリクエストです。

1回目のこの日は「こめられた希求ー日本国憲法の制定過程」を
テーマに学びを深めました。
日本の侵略戦争の歴史、憲法の制定過程、
希求と信託の言葉、など。2回目は来週です。

火曜日(11日)は午後、ソワニエ看護専門学校の
今年度6回目の授業。生活と働くこと。
労働条件は自分の生活の質、看護の質に直結。
労働条件を交渉できる唯一の組織が労働組合、
看護闘争の歴史、などガッツリお話しました。

今日(12日)は、学習会がない1日。
ちょっと落ち着いて仕事ができそう。

旅、生活者、ジェンダー、ヒュナム、話し方、本が

最近読み終えた本。
ちょっとペース落ちてるけど、まあ、ぼちぼちと。

■『旅を栖とす』(高橋久美子、角川書店、2021年)
気分転換の旅エッセイ本。著者の旅好きはなかなかです。
行ける条件があるのも羨ましい〜。今夏の北東北(秋田〜青森〜岩手)の
旅を心待ちに、目の前の仕事をがんばろう。

■『マルクスの生活者の思想とアソシエーション』
 (岩佐茂、桜井書店、2024年4月)
マルクスは「生活者」の用語をカテゴリー化していないが、
若い頃から一貫して「生活者の思想」を重視していた。
この視角から、マルクスの労働者観、唯物史観、
疎外論などを捉え直す試み。やや難しいが…。

■『ジェンダー視点で学ぶ女性史』
 (澤田季江、日本機関紙出版センター、2021年)
コンパクトだけど、シャープさを感じる記述。
京都の新婦人事務局長との肩書き(現在は会長さんらしい)。
素晴らしい。95期岡山労働学校の講義準備に使える1冊でした。

■『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』
 (ファン・ボルム著、牧野美加訳、集英社、2023年)
ドラマティックな事は起きない。町の個人経営書店に
集う様々な背景をもつ人たちの物語がたんたんと描かれる。
本を読むという行為も、他者のニーズに気づくという意味では
ケア実践の入口なのかも、と思った。

■『話し方の戦略』(千葉佳織、プレジデント社、2024年4月)
経験や学習してきて認識していたものも多いけど、
ここまでしっかり「話し方」のスキルと考え方を言語化して
いるものは読んだことなし。素晴らしい。刺激を受けた。
スピーチ上手として紹介されていた人物が微妙だったが(^_^;)

■『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
 (三宅香帆、集英社新書、2024年4月)
日本近現代の読書史か…と思い読んでいたら、9章と最終章の
展開が胸アツだった。資本主義や新自由主義が押し付けてくる
全身全霊を拒否し、半身で関わる、半身で働く。
それが働きながら本が読める社会だと。そのとおり。

山口で講師仕事2つ

土曜日(8日)は山口で講師のお仕事。

まず午前中は山口県労連の一室をお借りしてのオンライン講演。
民医連の中四国地協総会で、「ケアの倫理」について。
短い時間でしたが、ポイントしぼれて逆に気づきにもなりました。

その後13時から隣の部屋に移動し(笑)、山口県学習協の
「そもそも論講座」の1回目で、
生活のゆとりと人間らしさについてリアル講義。
講義1時間、感想交流30分という流れ。

無事にダブルヘッダーおえ、岡山に帰りました。

第3講義は初のゲスト講師!

昨夜(7日)は「労働組合たんけん隊2024」の第3講義金曜回でした。
たんけん隊講座初のゲスト講師!
愛労連議長の西尾美沙子さんによる
「あなたも私も、等身大で活動できる労働組合に」でした。

リアルタイムで75名の参加。
講義の半分ぐらいは、西尾さんにしか語れないストーリーでしたね。
まさに等身大のお話!さっそく寄せられた感想を紹介します。

「西尾さんのお話、とても勇気をもらえました。先輩方も
きっかけは私と似てると思えただけでもホッとしました。
まだ専従になって卵の殻もひびを入れたくらいかと思い
まだ出ては来れないくらいですが、ストレス善玉論で行って
みようかなと思いました。ありがとうございました」

福岡医療団の「中堅Ⅲ研修」に

今週水曜日(5日)は、福岡医療団(民医連)の「中堅Ⅲ研修」で博多往復。
50歳〜65歳までの職員対象の研修で、
10月と来年1月も同じ研修で福岡きます。この日は60名ほどの参加。
「あなたの働く動機エンジンは?~生き生きと働き続けるために」がテーマ。


満足度の輪交流したのち、人間の時間について、
先行者の役割、職場のコミュニケーションについてあれやこれやと。

それぞれの受けとめをその後グループ感想交流で出されておりました。

高知で「ケアと資本主義」

日曜日の午後(2日)は、高知県学習協の総会での講演。
高知は5年ぶりです。

ケアと資本主義〜ケアするのは誰か?」をテーマに
休憩はさみ90分あれやこれや。時間に余裕あり、ゆっくり話ができました。
高知までの移動中に岡野八代さんの『ケアの倫理』を眺めなおしました。

90名の参加だったようです。すごい。
講演終了後、高知県学習協の総会、そして懇親会という流れでした。

以前からの顔なじみのみなさんもいれば、
新しい出会いもあり、貴重な時間となりました。
高知はやはりカオスです(笑)。

今日(3日)は、朝さんぽがてら高知城まで。
静かな高知の時間を味わいました。

朝7時の特急で岡山に戻り、今日は普通に仕事の月曜日でした。

「人生は美しい」と言える余暇文化を

きのう(1日)午後は、
オンライン連続講座「労働組合たんけん隊2024」の第2講義土曜回。
リアルタイムで22名の参加。
「休日賛歌—休日・有給休暇・余暇の意味を考える」をテーマに、
休みは人権、日本の有給休暇制度の現状と課題、余暇の意味、
まとまって休むには文化的能力が必要、労働組合の役割、という流れ。

日本では、こういう「余暇」の意味を学ぶこと自体が少ない。
だから労働者も「まとまった休み」の意味を語れない現状がある。
感想交流でも出された「現場の実情」とのギャップは大きい。
「休めない理由」が次々と頭に思い浮かぶ。
だからこそ、「休む」ことを議論の俎上にのせ、
「人生は美しい」と言える余暇文化を日本でもつくりたい、と思う。

第2講義の感想を紹介します。

■国際的基準を休暇について考えてみたこともなかったので、
目から鱗でした。日本は本当に遅れていると思いました。
バカンスというものを取りたい!

■講義を聞いて、外国と日本では休みに対する意識や感覚が
こんなにも違うのかと驚いた。「休みが取れない、とりにくい」と
嘆くばかりでなく、どうしたらみんながお互いにしっかり
休めるかを考えていきたい。

■休みの取り方について考える時間になりました。休暇を
全然とれていない現状なんだということに驚きました。
休みについて、とりやすいように1人ひとりが考えて
いくことが大切だということも学びになりました。

■子ども時代から「気晴らしのできる能力」を養うことが
不可欠という話があり、子どもにもくつろぐ権利や
のんびりする権利があったりと子ども時代の過ごし方にも
影響があることがわかりました。自由時間があっても
何かしなきゃ、どこかへ行かなきゃという志向になって
しまいがちなので、のんびり過ごす時間を作っていきたい
と思いました。

■お話の中にあったように、職場の有休取得率の低い原因が、
まさに、「人員ギリギリ、休むと職場の仲間に迷惑、
自分の仕事がキツク…」その感じです。私自身も、そういう
環境に慣れてしまい、完全に毒されているなと感じました。
休みの日も、家事に無償労働に明け暮れ、だらだらする
こともままならないですが、今回のお話を聞き、有休を
捨てずにしっかり休んでダラダラしようと思いました。
若い職員は特に、用事や、体調不良でしか休んでは
いけないと思っている節があるのでみんなの意識を
変えていきたいと思いました。

■2週間の休暇がとれたら・・・きっと日本人の多くは
戸惑ってしまうんでしょうね。最後には罪悪感さえ
抱いてしまうかも(私は完全にそっちのタイプ)。
特に日本人は、資本主義のなかで、知らず知らず、
社会における価値は働く事で、休むことにあまり意義を
見いだせなくなってしまったと思います。休日や休暇に
対する意識は、労基法などの法律をしっかり学んだり、
世界のスタンダードやその歴史を知ったりしていく
ことで変えていかないとならない。そして、意識を変えて、
実践=行動していくことが必要と分かりました。
1ヶ月ものバカンスがとれるなんて所詮外国でのことと
諦めるのは簡単だけど、(森の中のおじさんのように)
休みを豊かな時間として自分の中に取り込んでいくには
努力がいるんだなと。休むことに対する新たな視点というか、
自分では考えもしなかったことに気づくことができました。
休むことは労働者の権利、労働者を休ませることが
雇用者の義務。大切な自分のための権利を行使するのは
自分自身だと気づいていけるよう、伝えたいと思いました。

■「忙しすぎると社会の出来事に関心を持てない」との
話にすごく共感しました。気持ちにゆとりがないと目の前の
しないといけないことしか見えないと思いました。

■日本では、有給休暇をまとめて取ると「職場の仲間に
迷惑をかける」と取りにくい雰囲気があるが、有給が取り
にくい人員配置であることが問題であり、余裕のある
人員配置を求めていく必要をあらためて思いました。

■2 週間連続休みがあったら、リフレッシュでき、人生も
豊かになるだろう、仕事ももっとがんばろうと思えるだろうな。

■私は以前、営業会社に勤めていたことがあり、有給休暇制度
があることは知っていましたが、上司含め誰もとっていま
せんでした。冠婚葬祭の時や、どうしても休まなければ
ならないときしか使えないような雰囲気の職場でした。
有給休暇を申請すると、なんで休むか聞かれました。
有給休暇を申請する時は、理由を言わなくてよく、雇用側も
きいてはいけないとは初めて知りました。今の働き方に
なるまでは、諸先輩方の運動があったおかげでここまで
きているので、やはり声をあげていかなければ何も変わって
いかないのだと思いました。

■休み方を考えることが必要だ、と『休暇のマネジメント』
という本の中で触れられていた「休み方」とは、次の仕事を
考えて休みを取るのではなく、休むために休むのが重要で
あると捉えました。休みは人権と講義の中でも言われ、
長久さんが「日本は特に有給休暇や休むこと自体について
2週遅れている」と言及されていましたが、全くもって
その通りだと感じています。これは私が知っている職場
だけに限らず、日本の多くの労働者が同様に「休みづらい
状況」にあるのではないかと思います。講義で触れられ
ていましたが、休んでいるゆとりがないと、社会参画も
難しい状況になります。勿論、社会のことを考え政治を
意識し……というのはとても重要なことですが、生活する
ことで・生きていくことで精いっぱいな人は自分の
生活に政治が直結していると考え・活動することは
難しいでしょう。私はこの話を聞いていて、冒頭の
「2週間休みがあったら……」と繋がるようにミヒャエル・
エンデの『モモ』を思い出しました。幼少期読んだ
ものなのであまり鮮明な記憶ではありませんが、
主人公のモモが暮らしている街の人々が、どんどん
時間泥棒たちの手によって自分の時間を盗まれ人が
変わったようになっていきます。当時は『時間泥棒が
街の人たちの時間を盗んでしまったから、その人たちの
余裕が無くなって性格が怖くなっているんだ』程度に
思っていましたが、今思い返すと正に余暇時間が
なくなった人の末路を表現していると理解しました。
自分の余暇がある。何もしない時間があることで初めて
社会参画するための活動家たる時間を取ることが出来る。
このサイクルが崩れると、人から考える時間を奪い、
人権を尊重しない社会に繋がってくるのだと学びました。

最終回!!!

今夜(30日)は、94期岡山労働学校
「職場・組織の人間関係教室」の第8講義(最終回)でした。

26名の参加で、最後まで活気あふれてましたね!
暖かくもカオス的な、労働学校独特の雰囲気。
今日は最後におひとり30秒でしたが、
全員に「94期参加してどうだった?」の発表をしてもらいました。
終始、笑顔と拍手と、あたたかな声のかけあい。

何人かの方が言っていましたが、岡山労働学校は
心理的安全性があるから、ほんとうに楽しい、と。
そしてこれ、毎週集まっているからこそつくられる、
「場の質」です(この雰囲気つくるには隔週だと無理です)。

また、今日の講義内容でもあるファシリテーション技術が
労働学校の場をそういう時間にしているのです…☆

さいごの講義は「集団づくりの基礎スキル―集まれば楽しい!」
というテーマで、ファシリテーションの話でした。
岡山労働学校では今期から感想交流に入る前にも
毎回必ずチェックイン交流します。これもよかった。
関係構築が自然にできましたね。

グループ感想交流のあと、修了証書の授与・皆勤賞の授与でした。
23名の方が修了証書をゲットしました!(8回中5回以上の出席)
皆勤も5名でした! 平日の夜、毎週、8回全出席。
本当にすばらしいです。
こうしたみなさんの努力に労働学校は支えられております。

95期は「ジェンダーとケアから社会を考える教室」で、
9月に開校します。

今日の講義の感想と、94期労働学校全体の感想を、いくつか紹介します。

【第8講義の感想】

■すごーく勉強になりました。活かせるところがたくさんあるので、
シェアしてみんなで考えていきます。

■仕事に活かせることがいっぱいありました。時間すぎる
ときの対応、ふりかえりをすること、最初にあいさつとかで
自分のことを言うなど…。コロナで途切れた職場のつながりを
取り戻すためがんばっていきます!またどこかでお会いしましょー。

■労組書記長という立場、どんな会議にするかいつも悩みます。
重要なことを話す会議でなかなか雑談もできずねむたい
会議になってしまうなと思っています。チェックイン深ぼりが
悪いくせと思いつつ気になって聞いちゃう。参加型の労働組合を
もっともっとと昨日、次世代育成セミナーで学びました。
会議を参加型にすることから始めてみようかな。

■公民館職員なので、ワークショップを開催することが
多いです。場づくりのために音楽を流すこと、
アイスブレイクの内容、盗ませていただきました。

■定期開催で目的がわからなくなっている会議、ありますね。
耳が痛いです。「代議員〇名、報告してください」と催促して、
午前と午後で交代して来てくださる、これってノルマ的な
気分だろうなという方にやっぱ来てよかったわーと
思ってもらう形を準備します。いっぱいヒントをいただきました。
ありがとうございました。

■会議の目的を話して共有することが大事だとわかりました。
楽しい、次回も来てみようかなと思ってもらえる
心理的安全性のある空間づくりをできるところから
挑戦してみようと思います。今日はやっぱりいつにも
増してみんなの「おつかれさま」「ありがとう」の声が
さいごの時間大きく響いていて、本当に楽しい労働学校
だったなと感じました。みなさんおつかれさまでした。

【94期に参加して】

■いろんな人と関わることができて、とても楽しかったです!!
ファシリテーターになりたい。

■あっという間の2か月でした。今年は春闘も長びいて
同時並行でしたが、参加して本当に良かったです。
次回も参加したいと思います。ファシリテーション革命は
読んでみようかなと思いました。またお会いしましょう(^^)

■人間関係というテーマで参加者がこれだけいたのが、
印象に残りました。やっぱり、みんな、いろいろ悩んで
いるんだろうなと思えた。人間関係を言語化すると
こうなるのかといろいろスッキリしました。
ありがとうございました。

■初めて労働学校に参加しました。毎回新たな気づきがあり、
自分自身アウトプットすること、そして他の参加者と
言葉を交わすことで、さらに深めることができました。
素晴らしい機会を頂き、ありがとうございました。
これからも学びを続けていきたいと思います。

■集まれば、楽しい、をひしひしと実感した94期だったな~ ^^)

■心理的安全性があったので、何でも気がねなく話を
することができました。ストレス発散ができ、
とても楽しかったです。ついつい参加して皆勤賞をとってしまいました。
ありがとうございました。

■楽しく交流・学べてよかったです! 4回参加で留年なので、
95期申込みしました。みなさんとまたお会いできることを
楽しみにしています!

■とても楽しかったです!多くの素晴らしい、楽しい人たちと
出会えて学べてとても良かったです。明日からも仕事、頑張ります!
またみなさんとお会いしたいです!
いただいた資料もまた機会があるごとに見返して活用します。

労働と労働力の違いをワイワイと

昨夜(27日)は岡山医療生協労組の「労働食堂」での勤通大学習会2回目。
テキスト2章の1節を読んで交流。
労働と労働力の違いがピンとこない方がいてワイワイと議論。
おもしろいですね。

そしてきのうは!なんとビュッフェ形式での晩御飯。手作りですよ!
沖縄に行っていた書記長みやげの海ぶどう、もずくも。
もともと豪華な労働食堂でしたが、
オボンとかランチプレートもあってびびった。どこまで進化するのか(笑)。
ここ、労働組合の事務所です(笑)。元保育園なんで、広い調理場あり。

「仕事を休む、ということにも歴史がある」

昨夜(24日)はオンライン連続講座
「労働組合たんけん隊2024」の第2講義金曜回。
リアルタイムで70名の参加でした。
テーマは「休日賛歌—休日・有給休暇・余暇の意味を考える」。

講義前後の交流が楽しすぎでした。チェックイン交流は
「2週間の休暇があったらどう過ごしたい?」。
長期休暇に慣れてないみなさん大苦戦(笑)

講義は、休みは人権、日本の有給休暇の現状と課題、
フランスのバカンスマネジメントとその歴史、
余暇の意味を考える、という流れ。さっそく届いた感想を紹介します。

■本日も、ありがとうございました。初めてかなぁとも
思います、休みについての講義を受けたことが。少し昔の
ことを思い出したのが、分会で分会メンバーが連続して
一週間休みを取る計画を作って、所属長に提出し、交渉を
していたなぁと。そのことが団結にもつながったなぁと。
「仕事を休む」ということにも歴史がある。また「余暇を
楽しむ能力」は育てもの。なんか、学びの楽しさが見えて
きました。いつも、勉強になります。ありがとうございました。

■余暇の考えそして精神・マインドを知ることができて
楽しかった。休暇に一日公園でボーっとしている西ドイツの
おじさんのことばに感動。余暇の追求は平和の追求。
思いやりがはぐくまれ、支え合う精神の醸成につながる。
日本社会にバカンスの文化を築いていくことが自分が
労組専従としてやりたいことだと感じました。マイナスを
無くす労組活動は楽しくない。プラスをつくるのが労組活動
という風にしたい。そうすれば労組活動ももっと楽しくなると思う。

■「人生の美しさ」。以前にも聞いた話なのに、すっかり
忘れていました。思いだせてよかったです。専従になって、
組合員の皆さんが休みも取れず働いていて、専従の私が
休んではいけない、休むことに罪悪感を感じる時があります。
とはいうものの、休む間もなく活動を詰め込んで(詰め
込まれて)いますが。コロナ禍は大変でしたが、色々な
ことが一時停止していて、のんびり過ごせたことが懐かしい
です。別な意味では豊かな時間でした。朝、目覚まし時計を
かけずに起きて、何の予定もない日で、さて何をしよう
かなとか、朝ごはん何食べようかなとか、そういう日を
持ちたいです。もちろん2週間ぐらいの長期休暇で(お金は
かかるけど)、一人旅が久しぶりにしたいと思いました。

「労働組合が活動してきたことの恩恵だと感じることができた」

昨夜は、94期岡山労働学校の第7講義
「資本主義社会と労働者の連帯—パワーをつくる」でした。

今期最小人数の19名でした。タイトルが硬かったか…。
内容は直前まで考えに考えてつくったもので自信があったのですが…涙。
でも20人ぐらいいると教室の雰囲気はそんなに落ちません。
いよいよ来週が最終回! 何人かの感想を紹介します。

■労働条件にこだわる、他人まかせにしない。自分の
生活や人生にゆとりは欠かせないので、もっとこだわ
ろうと思います!!

■人間は劣悪な環境にも「慣れる」「順応する」こと
ができる。人間らしさの「基準」「限度」は気をつけ
ないとスルスル下がる。今日はこの箇所が心に刺さり
ました。自分自身のこれまでの働き方をふり返ると、
妙に納得がいきました。自分の生活の質をどうして
いきたいか、改めて考える機会になりました。

■自由になる時間もお金ももっとゆとりがほしい!
気づいた違和感に声をあげられるか? 場の空気を
読むよね…。まだまだ練習が必要です。

■「声をあげる人のことを、周りは必ず見ている。
そして何かを受けとる」。おかしいと思う人がいる、
行動にうつしている人がいると知ってもらえるだけ
でも目的の第1歩だと思った。「表現をつうじて、
人は主体的になる。考えが育つ」、今すごく実感
している最中!

■やっぱり丁寧に対話、対話…。となりにいる人に
気持ちを向けて…。話をすることなしに連帯はつく
られないんだと実感。しんどさとか生きづらさを、
考えさせられなくされていることを大事なまわりの
人と話して、つながりを深めたい!

■労働組合に関して、これまでも勉強してきましたが、
今回の講義の冒頭で『未明の砦』の「君たちは労組
などとは無縁に生きてきたつもりだろうが、子どもの
頃から労働運動の恩恵を受けて育ってきたと言っても
過言ではない」という一節を知って、たしかに言わ
なければ気づかないけれど、児童労働など気にせず
教育を受けることができるのもまた、労働組合が活動
してきたことの恩恵だと感じることができた。労働
組合の存在を周りにも知ってもらうために、この一節
をぜひ紹介したいと思いました。

福祉保育労島根支部の「仲間のつどい」

今夜(22日)は福祉保育労島根支部の
「仲間のつどい」でオンライン講義。約80名の参加。
保育園からの集団視聴が多く、
仕事が終わったあとの参加で本当に頭がさがります。

昨年も同じ集いでお話をさせていただきましたが、
今年は「ものの見方のメンテナンス」がテーマ。
「どうせ」「ステレオタイプ」を克服する、
科学的なものの見方とは、呪いの言葉やケアの言葉についても
労働組合の視点からお話しました。