映画『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』
を観ました。
3人の30代女性のそれぞれの生き方(選択)を
ていねいに描いたもの。
とても良い映画でした。
日本では、30代女性にたいして、
「結婚せよ」「子どもを産め」「介護があるぞ」
などのプレッシャーが周囲の人間からかかる。
そして、「仕事をつづけるのか」。
それぞれが、悩みながら、
それぞれの選択をしていく。
3人の友情をベースにしながら、
ゆるりとしたテンポで、
物語は進行していく。
たぶん観客の女性は、3人のうちの誰かに、
共感をよせながら観るのかもしれない。
男性も、観るべきである。
とくに、まいちゃんの「自己喪失」の感覚は、
「仕事か子育てか」の選択をせまられた
女性たちにとって、切実な実感としてうつるだろう。
ほんらいは、
「どちらも」失わないような社会になるべきだけど。
それはさておき、
やっぱぼく、
柴咲コウ、好きなんだなーと、思いました。
彼女の雰囲気が、ね。
観てるだけで幸せでした。
あと、料理も
美味しそうでした。
いろんな「味わい」がある映画です。