さきほどまで岡山市勤労者福祉センターで行われていた「秘密保護法・緊急学習会」。講師は清水善朗弁護士でした。詳細を学んだわけですが、これ、ほんとうに阻止しないと、たいへんな国になっちゃいます。どうやったら多くの人に知ってもらえるのか、焦ります。
①処罰規定の対象が広範かつあいまいです。いかようにでもなります。結局、「処罰する側」の自由をあたえています。処罰したい人間を処罰する自由です。恣意的な取り締まりが国家権力によって行われます。
②独立教唆・・・。行政の長が指定した秘密情報とは知らずに「知ろうとした」場合、たとえ過失であっても、処罰対象です。「知ろうとすること」自体を萎縮させます。民主主義が形骸化、もっといえば死にます。
③官僚による情報の独占が起こります。国会議員も、マスコミも、もちろん国民にも、必要な情報が開示されなくなります。これに賛成するような国会議員やマスコミは、自分の仕事を否定するようなものです。行政へのチェック機能、ジャーナリズムの著しい後退です。山崎豊子さんのような社会性をもつ小説(取材なしにはできない)はもう書けなくなります。
これは、急いで広げなきゃですね・・・。うーん。