長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

9月になっちゃいましたね。

8月、岡山でも日照時間は
最低を記録したとか。
灼熱の夏を感じないまま、
夏が終わろうとしています。

先日、岡山盲ろう者友の会、
というところで、
「日本国憲法9条と集団的自衛権問題」
というテーマで講演しました。

盲ろう者、つまり目が見えない(見えにくい)、
耳も聞こえない(聞こえにくい)方々と、
その方々をサポートするみなさんです。

盲ろう者の方が7名参加され、
通訳の方がそれぞれ2名ずつつき、
私の話を通訳しながらの講演と質疑応答でした。

私のとなりでは手話通訳の方が
講演内容を手話で表現(初めての経験)。
ろう者の方もこられていた様子です。
総勢30数名の学習会でした。

話し方は、いつもの半分以下ぐらいの速さで、
いつもの3割増しぐらい言葉に注意しながら。

幸い、好評だったようでホッとしました。

「聴くひとあっての話すひと」という良い緊張感、
こちらの力量も問われたように思います。

盲ろう者の方は、全国に約2万人、
岡山県内にも200人ほどいるそうですが、
こういう活動に参加できているのは
ごくわすがだそうです。

強弱はありますが、情報弱者になりやすく、
こうした社会問題などの学習会は
貴重な場になるとのこと。

わたしにとっても、貴重な経験になりました。
感謝です。


さて、9月も学習会講師は多いし、
人生初の山形旅行もあるし、
『学習の友』を増やす取り組みはあるしで、
バタバタです。がんばります。