来週20日の青森民医連での研修会講師の
準備に苦労した。
なんと1日に3つ講義するんですが、
そのうちの1つは、
「学びあい育ちあう職場づくりのヒント」というテーマ。
ぼく、職場づくりなんてしたことないしね。
ひとり職場だしね。
だから実践としてはあまり語れない。
でも学習教育運動を20年やってきた経験から、
教育者のはしくれ、としての自覚はある。
教育論もそれなりに勉強してきたと思う。
だから、一般論は語れる、と思う。
で、あらためて準備していて、考えた。
どんな組織でも、人間の集まりである以上、
「教育」という営みがある。
教える、育ちあう、学びあう、高まりあう。
それなしには組織は生き生きしないし、
理念や目標の達成はおぼつかない。
人は城、とはよく言ったもので、
ほんと、その通りだ。
むかし共産党は「教育立党」という方針
かかげていた時期があったけど、
あれは組織建設論としてはとてもよい
スローガンだと思う。
でも、最近は、教育ということ自体が語られなくなった。
教育観や教育実践を学びあう機会も少ないと思う。
そして、まさに現場で、
「教育欲」「教育の言葉」が乏しくなっていないだろうか。
教育なしに、組織は強くならない。
だからこそ、教育をもっと語りあいたいし、
磨きあい、学びあわないといけないと思う。