『ひめは今日も旅に出る』の感想をさっそくFacebookで
アップしていただいた方がおふたり。
ここに紹介させていただきます。ありがとうございます!(以下)
こうやって口コミでどんどん広がればいいなあ。
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(お名前はふせさせていただきます)
昨日届いた「ひめは今日も旅に出る ALSと一緒に」を
一気に読みました。
そねともこさんとは、病気にかかる前に、選挙カーの
スタッフとして1度ご一緒しただけなので、深いお付き合
いではないのですが、オットさんの長久さんとは学習協
の企画などを通じて、顔見知りでこの本を読む機会に恵
まれました。
ともこさんがALSになったから「これも、あれもでき
ない」と諦め、我慢するのではなく「私が自分らしく生
きていくために」行動する姿に感動しています。
料理が得意で、ヘルパーさんにレシピを伝授し、ヘル
パーさんも喜んでいるというエピソードを読んで、病気
になると自分が作れないから、何でもいいと遠慮してし
まう人が多いと思うのですが、「ともこさんは違うんだ
ー、そうだよね、食べたいものを発信したら、新しいつ
ながりができるんだなぁ」と感心してしまいました。
自分が人間らしく生き続けることは、他の人やこれか
らの人へのエールになるんだということを学ぶことがで
きました。
ともこさん、これからもイキイキと人生を楽しんで、
私たちに元気をくださいね!
(岡山市議会議員・竹永光恵さん)
今日の一人時間は、そねともこさんの、ひめは今日
も旅に出る という本を読みきった。
岡山県民医連に勤めていたそねともこさん。医学生
対策の仕事をされていた時の3年前、ALSという病気に
なる。それからのエッセイ本。難病になっても自分ら
しく旅も趣味も諦めない、そねともこを生きる!しな
やかだけど強い、日常の詰まった本。
それは表紙からまず感じる。読み終えて人間って多
様性だということをあらためて感じた、まさに虹色ダ
イバーシティだと思って、あらためて表紙みると、そ
うそう、そねさんは、パステルな虹色だわ〜と感動。
この本はいろんな そねともこさんから多様なメッセ
ージがいろんな角度から飛んできて、本当に一気に読
めます。
旅本としては、特に海外はアジアしか行ったことの
ない私は、興味深々。ベルリンが、一歩街に出れは、
戦争の加害の事実と向き合える街になっているところ
を読んで、行きたい衝動に駆られる。
人権の教科書として、様々なことを考えさせられた。
大学病院では、顔のない患者として扱われている気が
するという文をはじめ、心に突き刺さる文があちらこ
ちらに。
また公務労働者向けの教科書にもなっている。自治
体職員の、オムツをしないのはわがままでは?との心
無い言葉に闘ったそねさん。今後に続く人のために、
制度を使うこと、その人の背景まで考える、市民に寄
り添うとは?などの強いメッセージ。
そして、民医連で働く人、みんなに読んでもらいた
いマニュアル的なメッセージも。困っていることはあ
りませんか?が発せられる職員になってほしいとの深
いメッセージ。
親を介護する中で、よくなんでも言ってくださいね
と私も言われた経験がありましたが、言うと仕事が増
える的なあからさまな対応をされたことも。今困って
いることに手を差し伸べることが、どんなに大切で、
それが私自身もできているかと考えさせられた。
なんか、朝から、長々と書いてしまいましたが、今
日も足を地につけてしゃんと頑張ろうと思わせてくれ
る本でした。
欲を言えば、お料理上手な そねさんのレシピもあれ
ばなあと思いました。はい、ごめんなさい🙏食いしん
坊なので^_^