きのう(5日)の午後は、
林精神医学研究所(林病院、ひだまりの里病院)の
中堅職員研修で日本国憲法の講義。
最初「憲法とは?」のグループワークしてもらうんですが、
「国民が守らないといけないルール」という答えが。
まだまだ憲法入ってないなーと()。
いつものように、97条・98条・99条の
「憲法の3つの自己紹介」からスタート。
みなさんしっかり聴いていただき、
よい感想交流もできました。
この研修会、まだまだ続きます。
きのう(5日)の午後は、
林精神医学研究所(林病院、ひだまりの里病院)の
中堅職員研修で日本国憲法の講義。
最初「憲法とは?」のグループワークしてもらうんですが、
「国民が守らないといけないルール」という答えが。
まだまだ憲法入ってないなーと()。
いつものように、97条・98条・99条の
「憲法の3つの自己紹介」からスタート。
みなさんしっかり聴いていただき、
よい感想交流もできました。
この研修会、まだまだ続きます。
きのう(4日)は、高知!
友人で仲間の松本けんじさん(35歳!)が
今月24日投開票の高知県知事選挙に立候補予定!
「絶対に勝たせたい」と、選挙ボランティアに行ってきました。
(もう1人岡山から一緒に行きました)
選挙事務所に入ると、見慣れた顔が!
労働者教育協会の会議でよくご一緒した松繁さん(自治労連)が。
知っている人がいるって安心しますね。
岡山の若者から託された寄せ書きも、
松本けんじさん本人に直接渡すことができました。
1人ひとりのメッセージすべてに目を通して、
とっても喜ばれていました。
午前と午後、チラシまきをしたあと、
15時半から野党共同の街頭宣伝があり参加してきました。
各党の国会対策委員長のお話も本気を感じて良かったですが、
松本けんじさんの演説はやはりピカイチでした。
「ここで一緒に生きよう」「誰ひとり取り残さない県政を」の
メッセージが響きあう内容で、
みんなの力で必ず勝つという雰囲気でした。
高知知事選挙、大注目してください!!
土曜日(2日)の夜は、
93期岡山労働学校のふれあいコンパでした。
最寄り駅まで歩く途中、きれいな夕焼け空がみえました。
コンパは19人が参
途中に行った自己紹介交流では、
それぞれの内面からで
この暖かい空気とピリッと
終了後のふうけい。
ワコウドたちは、そのまま2次会のカラオケに行ったようであります。
交流が深まっています。
労働学校の講義も残すとこ
金曜日(1日)の夜は、
全医労岡山地区協議会の執行委員会前段学習会へ。
前回の労働学校の反響が大きかったので、
この日も「労働者が労働者のことばをにぎる」
「呪いの言葉」「灯火の言葉」の話を。
話を受けて「うちの職場は呪いの言葉だらけ」
「灯火の言葉を自然にかけられる人になりたい」
など良い感想交流になりました。
昨夜(31日)は、93期岡山労働学校の第5講義。
もう後半だー!
参加22名中、林精研労組が12名。
(林の受講生全員出席の快挙。医療職場ですよ!アナタ!)
林のがんばりが突出していて、
他の職場からの参加も広がっていれば、
もっともっと相乗効果やつながりが生まれるのになーと思います。
来期の課題!
講義は「事実と変化をつかむーものの見方をみがく」でした。
盛り込みすぎで抽象度が高い話でしたが、
グループ感想交流がいつも素晴らしく、
講義を補い深めくれる時間になっています。
感想文を少し紹介します。
■“どうせこの人はこうだから”と、どうせで終わらせ
てしまったら何も生まれないし変化しないというこ
とが改めてわかった。そこから、“まてよ”、“だけど”
と変化していけるようになりたいと思った。その時
に議論できるかどうか、その仲間、環境があるか、
そういう職場をつくっていきたいと思った。
■「肯定をふくんだ前進的な否定」。自分の考え方に
柔軟性を与えるワードでした。多くを受容する力を
つけ、視野を広げていきたいですね。
■人らしい成長とは何か? ということを今回の講義
で学べた? 気づけた? と思います。そのヒントが
長久先生の“うねうねな生き方”にあるように思えま
した。自分の上がり下がりがある人生を、それが自
分の人生であるということ、上がりだけが成長では
なく、下がりの部分もふくめて胸はって自分の人生
(成長)だと言いはなてるように、自身の生き方を
受容できるような人になりたいと思えました。
■変化の法則性(弁証法)の考え方はイイですね。
私自身も社会もすべて動き変化しているという視点
を常に持っていたい。「こんなことやっても変わら
ない」「やってもダメだ」とやめることは簡単だが、
「だけど」「まてよ」と考えることが大切だと感じ
た。考え方をやめるのではなく、「自分のメンテナ
ンス=学ぶこと、仲間と議論すること」が自身の成
長になるんだと思った。
■唯物論と弁証送、ちゃんと勉強したいと思いました。
人生、一生勉強だ! まだまだ成長するぞ!
■私は、「どうせ」と思いがちなところがあるなと
思っています。特に疲れている時、やるせなさを
感じている時は、みなさんもそうでしょうか?
「事実を知る」ことには、どうしても主観が入り
こんでしまいます。なぜなら、私たちには「考える」
力があるから、感じる心があるからです。今は世の
中にフェイクがあふれています。だからこそ、「知
ることを自ら実践していかなければならない」とい
う長久さんの言葉がひびきました。そして、「自分
はまだまだ知らないんだ」ということを受け入れら
れる私でいられるようにしたいです。こりかたまっ
た大人には、なりたくないなー!
最近読み終えた本。
『看護を未来につなぐ ライフストーリーズ』
(第36回日本看護科学学会学術集会企画委員編集、日本看護協会出版会、2018年)
日本の看護界を牽引してきた7人の大先輩看護師の
ライフストーリーを若手が聞くという企画。
それぞれの人生の物語と語られる看護がおもしろく、一気に読めた。
『介護職がいなくなる ケアの現場で何が起きているか』
(結城康博、岩波ブックレット、2019年9月)
あまり目新しい点はなかったような。
広く浅くという感じ。
『世界はまた彩りを取りもどす
~難病ALS患者佐々木公一が拓いた「普通に生きる」』
(玉居子泰子、ひとなる書房、2019年6月)
身につまされる話もたくさんあったけど、
やはり前を、未来を向いて生き方を考えている人(たち)は、
明るいなと。私たちも引き続きがんばりたい。
『日本近現代史を生きる 過去・現在・未来のなかで』
(大日方純夫、学習の友社、2019年8月)
近現代史をざっくり学べる内容で、
とくにいま争点になっている問題(天皇制、歴史認識、沖縄など)に
力点置いた記述になっているような。
歴史学ぶってほんと、現在を認識するために欠かせません。
『介護ヘルパーはデリヘルじゃない~在宅の実態とハラスメント』
(藤原るか、幻冬舎新書、2019年7月)
メインタイトルが気を引くが、内容はサブタイトルが柱。
在宅ヘルパーの仕事実態、
とくにハラスメント問題に焦点があたっている。
制度の問題点や矛盾も解説があり、わかりやすく読める。
『皮膚はすごい』(傳田光洋、岩波書店、2019年6月)
皮膚本は何冊か読んだけど、やっぱり皮膚はすごい。
まさに、すごいとしか形容しようがない。
表皮の細胞ケラチノサイトの1つひとつに五感があり、
ミニ脳があるとは。
10章の記述は感動的だった。皮膚はすごい。
『マルクス&エンゲルスvol.2』
(シナリオ:野口美代子、監修:円谷源、漫画:丸山楠美、
高文研、2019年10月)
このシリーズ、ずっと続くのかと期待していたら、
2巻目でおわり、と。残念。
『共産党宣言』にいたる2人の歩みが漫画でスッと入ってくる。
ラディカルに思考し行動したい!
『呪いの言葉の解き方』(上西充子、晶文社、2019年5月)
先週の労働学校の講義でも受講生からもっとも反応のあったのが、
この「呪いの言葉」について。
上西さんの誠実さと立場性、言葉への執着。
じっさいのたたかいの体験を通じての内容だけに、
具体的でわかりやすい。おすすめの良書。
『柳橋物語・むかしも今も』(山本周五郎、新潮文庫、1964年)
一途に思い続ける愛を描く二編の時代小説。
さすが山本周五郎!人間の弱さや逞しさへの共感。
池波正太郎や藤沢周平はたくさん読んだけど、
周五郎は『赤ひげ診療譚』『さぶ』『ちいさこべ』しか
既読作品がない。もっと読もう!
またジェンダーについてお話します。
12月8日(日)13時~、岡山市母親大会です。
(男性でも参加できます!)
「女なんだから○○」というジェンダーは、
まさに「呪いの言葉」。
「社会及び家庭における男子の伝統的役割を女子の役割と
ともに変更することが男女の完全な平等の達成に必要である」
(女性差別撤廃条約「前文」より)
被爆75年。2020年NPT・世界大会inニューヨークの開催。
核兵器廃絶へ、飛躍の1年に!
の思いをこめ、岡山県学習協では来年1月~2月に、
「核ZERO講座2020」を全4回で開催します。
岡山県原水協の協賛で取り組みます。大きく成功させたいと思います。
【カリキュラム】
・第1回 1月10日(金)「8月6日・ヒロシマ-被爆の実相」
・第2回 1月24日(金)「8月9日・ナガサキ-被爆の実相」
・第3回 2月 7日(金)「反核運動の歴史と被爆者のたたかい」
・第4回 2月21日(金)「核兵器禁止条約と核廃絶をめぐる情勢」
【募集要項】
ところ:岡山市勤労者福祉センター会議室(岡山市北区春日町)
時 間:18:30~20:30(講義のあと感想交流あり)
講 師:長久啓太(岡山県学習協事務局長)
参加費:1回1000円(学生・障害者500円)
主催&お問い合わせ先:岡山県労働者学習協会
TEL&FAX 086-232-3738(メールでの申込みも可)
協賛:原水爆禁止岡山県協議会
93期岡山労働学校第5講義は
「事実と変化をつかむ~ものの見方をみがく」。
考えるさいのものさしとは?
そもそもなぜ哲学を学ぶのか?
事実から出発することの難しさ、変化にも法則性がある!?
さまざまな具体例を示しながらの問題提起。
31日(木)18時半~。単発参加OK。詳細チラシ。
週末(26日・27日)は、
神戸で「学習交流セミナー」(労働者教育協会主催)でした。
岡山からは4名参加(ぼく以外は若者)。
始まる前に三宮で青森のお食事所発見!
十和田のバラやき定食にありつく。うまかった。
セミナー1日目。私は第1講義のお役目でした。
このセミナー、若い労働者を参加対象にしていたのですが、
顔ぶれみると、岡山以外は、かなりベテランの方ばかり。
想定と違い戸惑いながらも、「若い人がいっぱいのつもりで話します」と。
満足度の輪交流から始まり、
「はたらき方から社会がみえる」講義を1時間少々。
交流も講義もそれぞれ好評だったようであります。
終了後は、グループに分かれて1時間20分ほどの分散会。
夜の懇親会も楽しく交流し、
2次会では兵庫労連の若くて熱い男子と知りあえました。
貴重な出会いでした。
2日目。第2講義は関西労働学校でも
講師を勤める楠田さんが「学ぶって楽しい」。
学ぶことのそもそもや学校教育などの現状、
学習運動の魅力や役割。
具体例も適切で、安心して聞ける内容でさすがでした。
2日目もグループに分かれての分散会を1時間少々。
岡山から参加の若者(20歳と23歳)も
最後の全体発表で生き生き発言。
連れてきたかいがありました。嬉しかったー!
昨夜(24日)は、93期岡山労働学校の第4講義。
「人間の言葉について」でした。
雨のなか24名が参加。ありがとうございます!
講義では、
後半ふれた上西充子さんの『呪いの言葉の解き方』(晶文社)
への反応がびんびん!
終了時間がきても、いつまでも感想交流が続いていました。
また、
久しぶり!よくきた!という若者、
大阪からわざわざ参加された方、
娘さんに誘われてきた方、
みんな素敵でした。
さまざまなバックホーンや年齢層がおりなす言葉のまじわり。
労働学校のおもしろさです。
以下、感想文を紹介します。
■「灯火の言葉」「湧き水の言葉」。すごく自分の
心のなかにすっと入ってくるものがありました。
様々な言葉がある社会の中で、自分はどんな言葉を
伝えていくか、考えさせられました。
■どんな言葉を発するかが“私”という人間をつくって
いるんだと思いました。呪う人間でなく、灯火を
与えることができる人になりたいと思いました。
■書いて残し、成長する。苦手なことですが、やら
なければと思いました。呪いの言葉…確かにと思い
ます。解き放つ言葉をたくさん身につけようと思います。
■今回の講義が、自分にとっての灯火の言葉だらけでした。
■「灯火の言葉」という言葉が気に入りました。
「がんばろう」はあまり言いません。疲れはてて
何もできなくなった時「よくがんばってきたネ」と
言われ泣きそうになったことがあります。「支配
する側」の言葉に汚染…にドキッとさせられました。
■「灯火の言葉」というのを今回初めて聞きました。
自分の気持ちを素直にうまく言葉で伝えるためにも
メモや日記に記すことも大切だなと思いました。
類語の話のなかで、相手の気持ちや感情をうまく
くみとれるようになりたいと感じました。悪いこと
も慣れると定着しやすいという言葉に共感しました。
■知らないうちに傷つけていることもあるし、はげ
まされることもある。言葉って難しい。「灯火の言葉」
「湧き水の言葉」を出せる人になりたい。日記をもっ
と書こう。
■言葉のもつ役割の奥深さを知れました。書き言葉、
考える力にも、多くの人と共有することにもなる。
自分を見つめ直す大切な作業だと感じました。
人権の言葉=すべての人を肯定してくれる「灯火の
言葉」…イイですネ。
■自分の前の職場での経験を思い出して、自分も
「呪いの言葉」に縛られていたと思いました。言葉
の使い方は考えないと人を傷つけることになる。
言葉について考えるきっかけになる、いい講義でした。
■娘に誘われて来てみましたが、いろいろな方たち
の交流も含めて、とても印象に残る話でした。呪い
の言葉も灯火の言葉もたくさん経験したなかで、
湧き水の言葉を発せられる人になれたらと思います。
■最近、参加した大会や会議で心に残ったコメントや
言葉、自分で考えたことをメモして、帰ってきてその
ままにしておいたものを整理して書き直しています。
今日の講義を聞いて、その行動は体を使って書きなが
ら思考し直し、さらに考えを深めていたんだなと、
思いあたりました。書ききれないですが、今日の講義
の内容は、いま自分に必要なことばかりだったので
受講して良かったです。
■書いた言葉は「残る」だけでなく「広がる」という
話に納得しました。話した言葉は、同じ場所にいた
人しかきけないし、残らないけど、書いておけば、
未来に残り、他の人にも伝えられる。どんな言葉を
使うか、選ぶかだけでなく、その言葉をどう使うか、
伝えるかも考えていきたい。
今夜の労働学校講義準備で、
上西充子著『呪いの言葉の解き方』晶文社を
読んでいたら、ふんふんと共感することがとても多い。
さらに自戒のために、
以下の指摘もメモしておきたい。
「多忙ななかで手早く返信しようとすると、定型句を
超えた言葉は出てこない。ほかならぬ自分が、ほかな
らぬその相手に、肯定的な言葉を届けるためには、
ひと呼吸おいて、まっすぐに相手に向き合わなければ
いけない。そうでないと、エンパワーメントの言葉、
『灯火の言葉』は生まれてこない」(203~204P)