長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

こんなもんで、よくないイズム

「合格最低ラインギリギリの仕事しかしない態度のことを
前に椎名誠さんが『こんなもんでよかっぺイズム』と呼ん
だことがありましたけれど、これはうっかり一度はまると
もう出られない底なしのピットフォールです」
                                              (内田樹『街場の文体論』)

いま、これとの闘いの真っ最中。
5月からの労働組合たんけん隊講座オンライン、
全6回のレジュメを必死につくっております。
数年前にも同じ名前のリアル講座しましたけど、
内容は数段バージョンアップしています。

今日も、熊本の労働組合から集団視聴のメールがありました。
期待を力に、自分の過去を大きく超えていきたいです。

新人研修は、いつでも新鮮

今日(3日)午前中は、オルガ会館にて、
生協労組おかやまの新人研修(2020年度の方の2回目)。

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最初に自己紹介交流したのち、
私のほうから、
労働者とは労働力販売とはの角度から、
労働組合の役割をワンポイント学習。

その後、1年働いてきてどうだったか、
働き方や労働条件の交流。
ここまでで約1時間。

次にうちだ書記長にバトンタッチし、
給料明細書の読み方や疑問に答えるなどの交流。
最後に今日の研修の振り返り。

新人さんの声や意見は、いつでも新鮮。
よい研修でした。

4月に。学習協専従生活も24年目に。

4月だ。

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自宅近くの桜も満開。

お仕事は、学習協専従生活も24年目に突入である。
昨年春は、コロナで活動の見通しが持てず鬱屈。

今年はオンラインも活用にも慣れ、
夏までずっと忙しそうで張り合いがある。

いまは「労働組合たんけん隊講座 オンライン」の準備を全力で。
新しい講義を作り出すのは苦しいが楽しい作業である。

参加をお待ちしています。

全6回のCO学校が終了。楽しかった。

先週金曜日(26日)は、
岡山医療生協労組のCO学校6回目。最終回には9名が参加。

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会議で、人を誘うなかで、コーチングしあいながら、
リーダーシップを育む仕掛けを。
問題提起を受けてのディスカッションも活発。

このCO学校自体が、コミュニティ・オーガナイジングを体験し、
実践する場にしようと毎回工夫しました。
ぼくも準備する過程でCO理解を深めましたし、学び多き時間に。

参加のみなさんも、たくさんしゃべり、出会い、
関係構築が進みました。
活動歴の浅い人ほど、成長がくっきり。
間違いなく、活動に活きてくると思います。

6回を終えての結論はやはり、
コミュニティ・オーガナイジングを労働組合はぜーんぶ使える!
という確信。

貴重な場でした。
岡山医療生協労組のみなさんに感謝です。

年間とおしてやっている新人研修

きのう(22日)の午前中は、
生協労組おかやまのパート部会新人研修。

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コープ西大寺店にて。

参加8人中、
かつて別の職場で労働組合に入っていた方が3人もいました。
ほお、あの職場にも労働組合あったんだ、というところも。
しかし思い出を聞くとレク活動ぐらい(^_^;)
こうして学習会を受けたこともないと。

生協労組ではパートの方も新人研修は必須にしていて
年間とおして学習してます。
労働組合のそもそもは、染み入るように吸収されます。

仲間をふやすために、いま何が必要か

関西勤労者教育協会(大阪の学習運動組織です)のニュースに、
「仲間をふやすために、いま何が必要か」というテーマで
寄稿させていただきました。

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以下。

 

 話しかければいい。話しかけなければ仲間は増えない。答えは明快で、シンプルだ。

 でも、「私たちがしなければならないことはたいてい単純なことですが、簡単なことではありません」(『職場を変える秘密のレシピ』日本労働弁護団、2018年)

 単純だけれど、簡単ではない。課題は、「なぜ簡単でないのか」を分析し、その障害となっているものを一つひとつ取り除いていくこと。対話を目的意識的に追求する活動家(オルガナイザー)をたくさん、粘り強く、できれば急いで、つくることだろう。近道はない。

 勤労協ニュースの読者のみなさんは、「数は力」「多くの人が動くことで社会が変わる」と確信しているし、日々運動を広げようと実践されているはずだ。労働組合の多くも、組織拡大の方針を持ち取り組んでいるが、全体として後退に歯止めがかかっていない。保守・革新問わず、どこの政党も組織拡大に成功していない。誤解をあたえる表現になるかもしれないが、仲間を増やすことが大事と「わかっている」し、それが求められる情勢であるのに、なぜ日本の運動は「(中・長期的には)どこも成功していないのか」である(わかっている人が少ない、という指摘もあるだろう)。学習運動も同様で、悪戦苦闘している。どうやったら学ぶ仲間を増やせるのか。模索、模索、模索である。

 

 仲間を増やすことが、自分たちの力を高めるのだから、運動にとって仲間増やしは根本的に重要な課題である。ただ組織化(人と人をつなぐこと)は、理論問題というよりは、活動技術の問題ではないか、と最近考えている。技術は言語化されているもの。誰でも習得することができる。活動技術を共有し、高めあう機会を、意識的につくる必要がある。

 2007年、労働者教育協会の総会で、私はこういう発言をしていた。「会議のもちかた、会議力。オルグの仕方、オルグ力。情報伝達・宣伝の質が問われる発信力。言葉のセンスも必要です。どれもサイエンスだけではうまくいきません。私たち学習教育運動に携わる人間は、『職人』だと思うのです。職人はアルチザンというそうですが、職人は『たしかな技』を持っています。その『技』=『アート』を広く学びあい、磨きあい、共有しあう機会をもっとつくるべきだと思います。率直に言って、そういう場が少なすぎると思います。(略)『サイエンスとアート』の学びあい、共有がされていません。つねにそういう意味での孤独感をもちながら仕事をしています。刺激を受ける機会が少ないのです。協会の機関誌『労働者教育』も改善の必要があると思います。最近は学習組織の実践経験がないとはいいませんが、あまり掲載されていません。サイエンスばかりの機関誌になっていないでしょうか」。この問題意識は、14年たった今でも変わらない。

 

 岡山での実践を紹介したい。コロナ前の取り組みになるのだが、2019年秋に開催した93期岡山労働学校「ものの見方・考え方教室」の募集活動である。受講生は11年ぶりに30人を超え、32名と目標を超過達成。労働学校初参加、そして若い人も多く、大きく成功した。募集成功の要因としては、徹底的に職場・労組のキーマンになる人との対話を重ね、労働学校の意義と役割を共通認識にしてきたことがある。私が募集期間に対話した人は20人をこえる。5分や10分の話ではなく、だいたい1時間ぐらいを使っての対話である。また募集推進ニュースなどの募集活動の見える化、最後まで目標にこだわり日々の行動計画を積み重ねた。

 じつは私自身、この募集期間と並行するように、「目標達成のための技術」を高めるための学びを行なっていた。企業戦士や営業マンが読むような「目標達成の全技術」「目標達成のルール」「絶対目標達成の七つの法則」などのタイトルがつく本である(笑)。6~7冊読んだ。共通することも多かった。つまり法則性があるということだろう。そして「これは私たちの運動にも生かせる」と思った。

 まず、「仲間を増やす」ことは、目的なのか? 目標なのか? という言葉の整理である。私たちがなにげに使っている「ビジョン」「目的」「ゴール」「目標」などの言葉は、じつは人によって解釈が違っていたりする。そこが整理された。適切な目標設定、日々の行動計画に落とし込む方法、全体戦略を考え抜く技術をみがけた。

 ゴールを「10月3日に受講生30名で開校をむかえる」に設定。なぜそのゴールを達成したいのか? の目的やビジョンを言語化し、対話する人とも共有した。節目節目に「申込み到達」の中間目標を設定。一対一の対話数も目標をつくり積み重ねていった。目の前のスモールステップ(日々の行動実践)を書き出し、確実に一つひとつ実行。考える時間をつねにつくろうと意識化もした。また、わりきって「これはやらない(できない)」を決め、労働学校にエネルギーを集中した。

 労働学校の参加者を増やすことは、職場や社会を変える力を高めることは自明である。わかっている。わかっているけど、簡単ではない。そこを突破するには、運動論や活動技術が必要なのだ(学習内容に魅力があることは前提)。組織化とは、人と人をつなぐことであり、核になるのは対話である。だから「どれだけ対話できるか」を戦略的に考え、実践したのである。

 岡山県学習協では、今年2月8日から3月8日までの一か月間、「対話すれば増えるんだキャンペーン」という『友』拡大月間に取り組んだ。拡大月間というと「何部増やしたか」に目が行きがちだが、そうなるとノルマになり苦しくなる。キャンペーンの目的は「対話による関係構築」にした。とにかく人と会うこと。「仲間を増やす仲間」を広げることも意識。実際の対話は、相手との関係が深まり、とても楽しいものだ。だから意欲をもって取り組める。

 

 「ときには労働者たちは勝つこともあるが、それはただ一時的でしかない。彼らの闘争の本来の成果は、直接の成功ではなくて、労働者たちがますます広く自分のまわりにひろげてゆく団結である」(マルクス/エンゲルス『共産党宣言』)。至言だ。団結の広がり、組織化こそが、運動の本来の成果にならなければならない。それを担うのは、人である。学習や分析を深めあい、人と人をつなぎ、それを力に変換していく活動技術の蓄積と共有が、いま、求められている。

 最後に本。昨年出版された鎌田華乃子『コミュニティ・オーガナイジング』はイチオシの「仲間増やし」の活動指南書で、岡山で120冊以上普及。労働組合の学習会などでもテキストとして使っている。それ以外に、組織化・運動論でおすすめの三冊を紹介したい。

 

■『世界を動かす変革の力~ブラック・ライブズ・マター共同代表からのメッセージ』(アリシア・ガーザ著、人権学習コレクティブ監訳、明石書店、2021年1月)。経験と訓練、学習に裏打ちされた言葉と、物語れる力量。運動とは、組織化とは、パワーとは。最後はセルフケアまで語れる細やかさ。

■『社会はこうやって変える!~コミュニティ・オーガナイジング入門』(マシュー・ボルトン著、藤井敦史・大川恵子・坂無淳・走井洋一・松井真理子訳、法律文化社、2020年)英国の市民活動家による社会変革の技術書。関係こそがパワー。自己認識、一対一対話、パワー分析など、役立つことが多い。

■『ザ・コーチ~最高の自分に気づく本』(谷口貴彦、小学館文庫、2016年)。副題がイマイチだが良書。目標、目的、ゴール、ビジョン、夢。これらの言葉の定義をはっきりさせつつ、関連性と具体的行動やモチベーションを引き出す基本スキルがわかりやすく学べる。運動・活動に活かせる。

新歓実行委員会、さいごの学習会

昨夜(18日)は、
岡山市職員労働組合の新歓実行委員会。
5回目(最後)の学習会でした。

「仲間がいるからがんばれる」をテーマに、
労働組合をイチからつくった保育士さんたちの
ストーリーから教訓を学び、
職場に労働組合がある(あった)ことの意味を深めました。

いよいよ新歓本番。
新入職の人たちに、自分の言葉で組合を語ってほしい!
と思います。


きのうは、『友』の配達で県庁にいきましたが、
醍醐桜が満開でした。

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香川民医連労組、千葉土建八街支部が集団視聴申込み!

5月から開講する「労働組合たんけん隊講座 オンライン」。
募集推進ニュースの2号を各方面に発信しました。

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香川民医連労組、千葉土建八街支部から
集団視聴の申込みがあるなど、広がっています。

ここでは、香川民医連労組の花谷書記長と、
千葉土建の小松さんのコメント
(ニュースでは字数の関係で字数を減らしましたが、こちらでは全文)
を紹介します☆

◆労組の歴史や役割広めたい―花谷忍 さん(香川民医連労組・書記長)
香川民医連労働組合では今年度のメーデーよりフェイス
ブックを開設し活動を紹介しています。その中で長久さん
に友達申請を行い、岡山の労働組合で学習会を開催され
ているのを羨ましく拝見しておりました。そのフェイス
ブックで「労働組合たんけん隊講座 オンライン 集団視聴」
募集の投稿を見つけ「やった~」と四役会議の決済を受け
申し込みました。若者の活字離れも進んでおり、書籍から
労働組合の知識を得て・・・と言うのが困難になって来て
います。オンライン講座を視聴し「労働組合の歴史や役割」
をざっくりでもいいので広めていきたいです。本当に楽しみです。

◆私も受講します!―小松悠 さん(千葉土建本部専従)
「長久さんの講座が千葉にいながら受けられるなんて!」
――コロナの蔓延は困ったものだけど、これもオンライン
が普及したおかげ。迷うことなく『労働組合たんけん隊講座』
の受講を申し込みました。私自身、長久さんの講演は
2015年に茨城県潮来市で開催された学習運動セミナー
が初めてで、18年1月に岡山県倉敷市で開かれた労働学校
交流会、同年11月の全国学習交流集会in長野で聞きました。
参加者と同じ目線で、親しみやすくわかりやすい講演に
「組合の仲間にも聞いてほしい」とオファー。2年越しの
念願叶い、昨年9月に千葉土建で書記長を対象に『変革の
ための・リーダー研修講座』を講演してもらい大好評でした。
今回のオンライン講座を千葉土建の中央執行委員会で案内
したところ、現在1支部が集団受講を申込み。1人の役員
が個人で受講を検討しているところです。せっかくの機会
ですので、さらに多くの仲間に受講を広げられればいいなと
思っています。

 


【労働組合たんけん隊講座 オンライン 概要】
<カリキュラムと開催時間(1回80分)>
①「私がもっているもの、もっていないもの~労働者とは」
  5月14日(金)19:00~20:20 or 5月22日(土)14:30~15:50
②「労働組合の役割―私と私たちの尊厳をまもる」
  5月28日(金)19:00~20:20 or 6月5日(土)14:30~15:50
③「働き方を問う―非人間化の力とたたかう」
  6月11日(金)19:00~20:20 or 6月19日(土)14:30~15:50
④「労働運動の歴史を学ぶ―自由獲得のものがたり」
     6月25日(金)19:00~20:20 or 7月3日(土)14:30~15:50
⑤「誰でも身につくリーダーシップ~活動技術を高めあう」
     7月9日(金)19:00~20:20 or 7月17日(土)14:30~15:50
⑥「労働組合の社会的役割~運動を強く大きく」
     7月23日(金)19:00~20:20 or 7月31日(土)14:30~15:50

*講師:長久啓太(岡山県学習協事務局長)
*1回ごとに、金曜、土曜のどちらかを選べます。内容は同じです。
*受講生には、事前に全6回のレジュメ集を郵送でお送りします。
*ZOOMを使います。参加希望の方は、岡山県学習協アドレス  
 gaku3738@iris.ocn.ne.jp まで申し込みください。
 氏名や職場、所属組織、資料郵送先の住所など書き添えてください。
*通し受講料:5000円(入金方法はメールでお伝えします)
 集団視聴もできます。その場合、人数に関係なく1回線1万円とします。
 お気軽にご相談・お問い合わせください。
*最終の申込み締め切りは、5月7日(金)です。
*主催:岡山県労働者学習協会

金曜日からの3日間。

心身とも余裕がなく、最近のようすを書けず。
金曜日からの3日間を振り返っておこう。

【5日(金)】
10時頃から事務所で、学習会資料、
会議レジュメ、メール連絡、その他もろもろを
わしわしとこなしていく。

14時前に事務所を出て、
高級生食パンを途中で買い(やわらかいので相方が食べやすい)、
15時から自宅で訪問入浴の立ち合い。

16時半には自宅を出てふたたび事務所へ。
30分ほどパソコン仕事をしてから、
岡山医療生協労組へ。5回目のCO学校。
この日は「戦略づくり」。テキストの分量でも
いちばん多い部分で、1時間の学習会で消化するのは
到底むりなので、ポイントをグイっとしぼって問題提起。
参加者は6名と少なめ。でも交流は濃密にできて
みな「楽しかった」と感想に。

20時20分頃帰宅、介護しつつ、お風呂に入り、
焼酎を飲んで寝る。

【6日(土)】
10時頃に事務所に。小仕事をこなし、
青江の倉式珈琲に。岡山県学習協の会報「明日の考察」の
インタビュー記事のための取材。
今月は岡山市職労の青年部長Dくん。
いやはや、めちゃくちゃ面白かった。
岡大での鬼ごっこサークルとか、岡山市役所に入るまでの経過とか。
組合活動にかかわる流れもホホウ、アハハの連続で。
インタビューに1時間45分もかかる。
会員の方はお楽しみに。

12時過ぎに事務所にもどり、さらに小仕事をしてのち、
14時~16時まで、林精神医学研究所(林病院やひだまりの里病院)の
職責者研修。オンラインにて。テーマは「社会権について」。
人権と尊厳、生活について、社会保障は生活保障、
社会権が毀損していた日本、コロナ禍のなかで、
まやかしの財源論、社会権再建のために、という流れ。
原理原則を掘り下げて。
最初から質疑応答もない研修会で、休憩2回はさんで
2時間しゃべりっぱなし。パソコンに向かって(笑)。
かなり疲労。

学習会中に、相方から平井の肉屋さんに買い物に
行ってきてほしいとラインが入る。
肉屋さんで肉を買い込み、灯油買ったりコープに寄ったりしながら、
17時半頃帰宅。すでにぐったり。

介護、夕食、介護、で、寝る。

【7日(日)】
日曜日もモーニングケアがあるので、
いつものように6時過ぎに起床。

午前中はややゆっくり。
今日は頭も働かないので、本を読むのはあきらめ、
久しぶりにアマゾンプライムで動画などをみる。

午後も、おだやかに過ごす(介護はあるけど)。

日曜日も、基本的にほとんどの時間帯にヘルパーさんが
いるでの、助かっている。
かなり疲労回復。最近は日曜日がメンテナンスの1日になっている。

夕食は前日に買った牛肉のステーキを。
オリオンビールといただく。
ちなみに、昨年春に7キロ落としたした「失敗しないダイエット」以降、
体重は毎日記録していて、ほぼ現状を維持しているので、
今年は春のダイエットなし!すごいぞ!


そして。今日(8日)で『学習の友』拡大月間も終わり。
やややり残した部分があるので、引き続きの部分はあるが。
次は5月からの「労働組合たんけん隊講座 オンライン」の
成功にむけて、グイっと力をシフトしていくつもり。
早々に全国あちこちから受講申込みがきて励みになっている。
大きく成功させたい!

関係構築を、新歓に引き寄せながら

昨夜(4日)は、
岡山市職員労働組合の新歓実行委員会。4回目の学習会。

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今回はコミュニティ・オーガナイジングの
「関係構築」を新歓に引き寄せながら。

若い実行委員さんの受けとめやコメントが素敵だ。
COは若い人ほど呼応するものが多い印象。
この学びが力になり、4月の本番が実りあるものになれば、嬉しい。

「労働組合たんけん隊講座 オンライン」やります!

岡山県学習協では、5月~7月の期間に、全6回の
「労働組合たんけん隊講座 オンライン」を開催します。

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労働組合のことを、自分の言葉で語りたい。
そのための素材にしてもらえる内容となっています。
そもそもから、活動の基本、今求められる役割などを
わかりやすく学びます。

すでに募集活動をはじめています。

【募集トピックスをご紹介☆】

◆積極的な反応がぞくぞく!
長久がつながりのある全国各地の労働組合にメールで呼びかけ。
「興味ある内容。ぜひ組合員に呼びかけたい」
「こういう講座を待っていた。県内で30名の受講を目指したい」
「集団受講も検討したい」「執行委員会で紹介して参加を募る」
など積極的に受けとめられています。

◆受講生第1号は沖縄県医労連の方!
2月17日に申し込みがあった沖縄県医労連の方が受講生第1号に。
日本医労連からのお知らせで講座を知ったそうです。
ちなみに、沖縄県医労連では、2月の執行委員会で各単組でも
受講しましょうと呼びかけられたそうです。

◆全日赤・青年協議会の取り組み

全日本赤十字労働組合連合会(全日赤)の青年協議会では、
青年組合員の参加呼びかけを常任委員で決定。
常任委員も全員受講する予定とのこと!

◆集団視聴は1回線1万円でお得!

個人の通し受講は5,000円ですが、「集団受講を呼びかけたい」
との声も受けて、組合単位で複数以上の「集団視聴」の場合、
1回線1万円とします。「〇〇労働組合」「〇〇支部」という
形での申込みもできます。何人で視聴しても1万円でお得です。

◆申込み締め切りは、開講1週間前☆
資料送付の都合もあり、5月7日(金)とします。


【労働組合たんけん隊講座 オンライン 概要】
<カリキュラムと開催時間(1回80分)>
①「私がもっているもの、もっていないもの~労働者とは」
  5月14日(金)19:00~20:20 or 5月22日(土)14:30~15:50
②「労働組合の役割―私と私たちの尊厳をまもる」
  5月28日(金)19:00~20:20 or 6月5日(土)14:30~15:50
③「働き方を問う―非人間化の力とたたかう」
  6月11日(金)19:00~20:20 or 6月19日(土)14:30~15:50
④「労働運動の歴史を学ぶ―自由獲得のものがたり」
     6月25日(金)19:00~20:20 or 7月3日(土)14:30~15:50
⑤「誰でも身につくリーダーシップ~活動技術を高めあう」
     7月9日(金)19:00~20:20 or 7月17日(土)14:30~15:50
⑥「労働組合の社会的役割~運動を強く大きく」
     7月23日(金)19:00~20:20 or 7月31日(土)14:30~15:50

*講師:長久啓太(岡山県学習協事務局長)
*金曜、土曜のどちらかにご参加ください。内容は同じです。
*受講生には、事前に全6回のレジュメ集を郵送でお送りします。
*ZOOMを使います。参加希望の方は、岡山県学習協アドレス  
 gaku3738@iris.ocn.ne.jp まで申し込みください。
 氏名や職場、所属組織、資料郵送先の住所など書き添えてください。
*通し受講料:5000円(入金方法はメールでお伝えします)
 集団視聴もできます。その場合、人数に関係なく1回線1万円とします。
 お気軽にご相談・お問い合わせください。
*最終の申込み締め切りは、5月7日(金)です。
*主催:岡山県労働者学習協会

ちょっとした「その人を知る」交流時間

きょう(1日)午前中は、
おかやまコープ倉敷北にて労組のパート部会新人研修。
いつもの労働組合そもそも話。

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最初の自己紹介のときに「私のリラックスタイム」の交流も。
これは初めてでした。専従のIさんの発案かしら。
こうしたちょっとした「その人を知る」交流時間は大事。

講義後の感想交流では、
前の職場との比較で「コープは働きやすい」
「労組があるから」「先輩たちのおかげで」
を語る人が多かったです。