長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

マルクスに出会うこと自体が、大きな成長の機会

「岡山民報」8月2日付に寄稿。

『マルクスと友達になろう~社会を変革する学び』
(日本民主青年同盟中央委員会)
をおススメする、超ミニ原稿です。

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 短くも中身のおそろしく詰まったブックレットです。
ここ20年の不破哲三さん(元日本共産党議長)の研究
成果が、あちこちにちりばめられて語られています。
たとえば未来社会論。たとえば革命論。マルクスをマル
クス自身の歴史のなかで読むことの大事さも強調されて
います。民主青年同盟主催の科学的社会主義セミナーで
の講演ということもあり、若い世代の関心の高い問題
(雇用問題、原発問題、環境問題など)と切り結ぶ形で
とマルクス理論の生命力をわかりやすく説いています。
 マルクスを読んだこともない、ふれたこともない青年
もたくさんいるでしょう。このブックレットを読んで、
感想交流すれば、きっと面白い議論になるのではないか
と思います。なにせ、マルクスのような大きな視野を
もった人は、まわりにはなかなかいません。マルクスに
出会うこと自体が、青年たちの大きな成長の機会です。
まずは、あなたの身近にいる青年に、プレゼントして
みてはどうでしょう。