長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

ダブル・初の沖縄

土曜日(17日)は、沖縄へ。
朝8時過ぎの岡山空港便で那覇空港へ。

沖縄における初めての講師仕事。
さらに、32回目の沖縄にして、初の日帰り(笑)。
観光いっさいなしの出張でした。

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でも、もちろん沖縄の食べ物を!
昼食の沖縄そばは、お肉が巨大でお腹いっぱい。
けっこう有名なお店で、並びました。

雨のふるなか、浦添に。

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コープおきなわ労組の定期大会で講演です。
いつもの労働組合そもそも話。

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1時間45分持ち時間あったので、
グループディスカッション3回入れながら。
みなさんよく話し、熱心に聴かれていました。
沖縄の労働運動のお役に少しでもなれたなら、
本当に嬉しい。

終了後は、寄り道せずに那覇空港へ。
空港でまったり過ごし、お土産を買い、帰路へ。
よい1日でした。

スキルアップ研修、台風、運び屋

14日(水)午後は、
とある若手活動家とのスキルアップ研修3回目。
久しぶりの再開。

まずは活動と私生活のバランス診断。
要求把握。
あれこれ聴きながら。

さらに目標の達人になるための概念整理。
目的・ビジョン・ゴール・目標・行動計画。
それぞれの関連。

組織・運動の目標達成で大切なのは関係の質。
安心、安全の場や人間関係をつくる大事さ。

そして1人ひとりの行動変容に落とし込む。
など。
次回までの課題を考えて終了。
いや~ぼくも勉強になります。

 

15日(木)は台風にともない、自宅で1日過ごす。
午前中は暴風荒れ狂い、
ぼろ賃貸一軒家のとたん屋根一部が破損。
停電も覚悟したが(人工呼吸器の電源喪失は命に関わる。
10時間はバッテリーでもちますけど)、なんとかもちこたえる。

外が暴風のなか、3日前に借りていたDVD『運び屋』を観る。
イーストウッドのいぶし銀仕事。しみじみ。

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夕焼け空と打ち上げ花火を満喫。

土曜日(10日)は、
相方、めいっこ2人、ヘルパーさんと18時から外出。
近くの大阪王将で中華料理ぱくぱく。
やはりお店の炒飯はうまい。相方は生ビールぐびり。

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王将を出ると息をのむような夕焼け空。
そして地元夏祭りへ。フィナーレ打ち上げ花火をながめる。

夏だ。

「満足度の輪」自己紹介交流を初めてしてみる。

今日(10日)午前中は、生協労組おかやまの執行委員会に。
定期大会後最初の執行委員会ということで、
労働組合のそもそも講義30分+自己紹介交流30分
+グループディスカッション15分という流れで。

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今回はじめて作ってみた自己紹介アイテム「満足度の輪」。
コーチング本を読んでいたら、これに似たものがあって、
自己流(労働組合用)に加工してみました。
職場の仲間も多面的にみましょう、と補足しました。

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1対1の対話です。
なかなか盛り上がっていたようでした。
まずは仲良くなることからスタート!

93期岡山労働学校は10月3日開校!

1年ぶりの岡山労働学校です。
今期は、「ものの見方・考え方教室」と、
オーソドックスなタイトルながら、内容はなかなかユニークです。

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チラシです。

人間の手について、わたしとは、生活と働くこと、
言葉について、事実と変化をつかむ、社会認識のつくり方、
憲法の人間観、時間について。

じつは、どれも長久がソワニエ看護専門学校で
やっている授業をベースにしています。
10年以上実践し、つねに磨き続けてきた内容。
自信をもって「学ぶおもしろさ」を味わえる労働学校になります。

募集活動もいつもより早く始動しています。
どんなにいい内容でも、学ぶ人が少なければ、
集団学習の効果も少なくなります。
近年にない受講生数をめざします。

【カリキュラム】
①10/ 3(木) 第1講義 「人間の手について―手がつくりだしたもの」
②10/10(木) 第2講義 「“わたし”とは―新しい自分のつくりかた」
③10/18(金) 第3講義 「生活と働くこと―あたりまえの内をさぐる」
④10/24(木) 第4講義 「人間の言葉について―自分を方向づける力」
⑤10/31(木) 第5講義 「事実と変化をつかむ―ものの見方をみがく」
⑥11/ 2(土) ふれあいコンパ(実費負担)
⑦11/ 7(木) 第6講義 「社会認識のつくり方―社会と政治に強くなる」
⑧11/14(木) 第7講義 「憲法の人間観―人間の尊厳と個人の尊重」
⑨11/21(木) 第8講義 「人間の時間について―私が私であるために」
 *講師はすべて長久啓太(岡山県学習協事務局長)
 *基本毎週木曜日開催ですが、10月18日のみ金曜日になります。

【募集要項】
期間:2019.10.3(木)~11.21(木)基本時間:18:30~20:30
会場:岡山市勤労者福祉センター(岡山市春日町5-6)
受講料:7,000円(県学習協会員5,000円、学生・障害者2,500円)
    単発参加は1回1,500円〔学生・障害者600円〕
修了資格:全9回のうち、6回以上出席の方に修了証書をお渡しします。
≪お申込み・お問い合わせ先≫岡山県労働者学習協会
〒700-0905 岡山市北区春日町4-26 TEL&FAX 086-232-3738

レスパイトでねぷた祭に!

6日、7日と、レスパイトひとり旅in青森に。
メインは五所川原の立ちねぷたのお祭をみること。
青森の旅仲間がいろいろレアな場所に連れて行って
くれて、温泉につかり、大満足の旅になりました。

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五所川原。開始1時間前。立ちねぷた登場!
23メートルの巨大なねぷたは大迫力。

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やってまれ~やってまれ~ の掛け声が心地よく。
太鼓もずんずんきて、迫力満点。それにしても巨大です。

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なかなか大きさが伝わりませんが。

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こちらは翌日の弘前で。10時から合同運行があるというので、
行ってきました。大太鼓すごかったです。

2日間とも、お昼からビールぐびぐび飲んで、
美味しいものたべて、リフレッシュできました。

結論。日本に青森があってよかった。

核兵器をめぐる情勢をコンパクトに

月曜日(5日)の夜は、
全医労岡山地区協議会・執行委員会での前段学習会
この学習の時間、もう1年近く続いてます。
この日は「核兵器をめぐる情勢」をテーマに。

後半の情勢部分は川田忠明さんの論文の要約、
前半の被爆の実相は『絵で読む 広島の原爆』を使いながらの解説。
1人ひとりの「小さな行動」が大事と強調。

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日本の戦争Ⅲ、歴史戦と、アイランド

最近読んだ本。


『日本の戦争Ⅲ 天皇と戦争責任』(山田朗、新日本出版社、2019年7月)

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類書も読んだことあるけど、最新の資料分析もふくめ検証。
さすが山田さんという、
昭和天皇のアジア太平洋戦争時の役割と責任論を整理。
細部へのこだわりと執着。はやり歴史歴史学者の仕事は貴重だ。


『歴史戦と思想戦ー歴史問題の読み解き方』
               (山崎雅弘、集英社新書、2019年5月)

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「大日本帝国時代の『負の歴史』を否認する言説の
論理構造や、そこで多用される論理のトリック、認識
の誘導などのテクニックをわかりやすく読み解く」
良書。相手にしないのではなく、事実と論理で検証。


『アイランド・ホッパー  2泊3日旅ごはん島じかん』
              (中澤日菜子、集英社文庫、2018年)

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作家さんによる島旅エッセイ。食とラーメンに執着(笑)。
桜島、礼文島、八丈島、軍艦島、座間味島、
田代島、天草、直島、壱岐、奄美大島。
行ったことない島が7つも。まだまだ島旅人生を遂行せねば。

生協労組おかやまの新人研修2回目。

今日(3日)午前中は、
生協労組おかやまの2019新入労組員研修の2回目。
参加は4人と少なめでしたが、よい交流ができました。

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最初に自己紹介・近況で交流。

前半は、労組のU副委員長から、
「労働条件、賃金体系の確認~先輩職員の給与明細表を比較しながら」
でした。
2年目職員と12年目職員の実際の給与明細を
資料でみながら、気づいたこと、疑問に思ったことを交流。
さらに賃金体系の基本を説明されました。
さすがUさんで、参加者の意思や問題意識から出発する
方法で、交流を深めていました。

後半は私から、
「労働条件について具体的に考えてみよう」の講義と交流。
4か月間働いてきて困っていること、違和感のあったことを
出しあってもらい、交流しました。
さらに、働くことは小さな事柄の集合体であることを確認。
いまある労働条件は「通過点」。
労働組合は1つひとつの労働条件を良くしていくことを通じて
生活のゆとりや働き続きたいと思える職場を実現していく
組織であることを確認しました。

それを実現していくためには、1人ひとりの
小さな行動、小さな変化が大事。みさんの力が必要と強調。

1時間半の短い研修ですが、
内容のつまった、よい時間だったと思います。