長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

『ハラスメントがおきない職場づくり』(中川瑛)

『ハラスメントがおきない職場のつくり方
〜ケアリング・ワークプレイス入門』(中川瑛、大和書房、2023年)
を読み終える。
めちゃくちゃ良かった(同意できない部分も若干あったけど)。
職場や組織のリーダー・管理者は必読です。

いま開催中の94期岡山労働学校の第5講義
「なくそう!職場におけるハラスメント」(5/9)の
準備のために手に取った1冊。もうこの本の内容を
1時間紹介する講義にしてもいいんじゃないかと思ったほど(笑)。

副題が「ケアリング・ワークプレイス」(簡単に言うと
ケアのある職場ということ)であるように、
このかん学んできたケア実践の考え方が職場づくりに
このように応用できるのだと胸アツ。
また、心理的安全性やマイクロアグレッションなどとも関連していて、
ピタッ、ピタッとはまった感じ。

「ニーズを知ろうとしないこと、そしてニーズを
ケアしようとしないこと、すなわちケアの欠如が
加害の本質だと考えます。ケアの欠如こそが、
職場でおこる加害的なコミュニケーションの正体です。
裏を返せば、ケアこそが『怖くない職場』を作る
ために必要なことです」(76P)

本書は、ケアのある職場づくりの「原理論」を押さえてから、
職場をそのように変えることの難しさをふまえ、
「個人できること」「組織として取り組むべきこと」の
両面をカバーしながら実践的に取り組めることを提案。

大事なので2回目書きます。
職場や組織のリーダー・管理者は必読です。