きのう(19日)午後は、
オンライン講座「職場におけるマイクロアグレッション」の1回目でした
(あと3回あります)。日曜日にも関わらず50名弱の参加がありました。
講義前後の交流はやはり楽しすぎ。新しいつながりが嬉しい。
講義の受けとめ、感想が具体的で熱がこもっていて、充実の時間でした。
やはりこの学びも必須であると確信しました。
3人の方の感想をご紹介します。
■本日はありがとうございました。マイクロアグレッション
という言葉は、初めて聞いた言葉でした。私はケアマネの
管理者として、5名のメンバーと一緒に仕事をしています。
知らず知らずマイクロアグレッションをしていることが
わかりました。何気ない言葉と思っていたことも有害な
心理的影響があるのだとわかりました。学習しないと知らない
ことだったと思います。前回心理的安全性の講義を受け、
また今回このような講義を受け、学ぶことは大切だと思い
ました。広く知られる言葉になると、より良い社会になって
いくと思います。ご紹介いただいた<モヤル言葉、ヤバイ人>
を読んで見ようと思います。
■期待どおりで、大変勉強になりました。ゆる交流でも
発言させていただきましたが、本当にタイムリーで、明日
からでも学習会の企画や、今後の行動計画に落とし込み
たいと思いました。「マイアグを容認することは、意図
しなくても時として共犯者になってしまう。」「マイアグ
は誰でもやりかねないし、だれもが当事者なのだ。個人を
責めるというより社会構造を知り、相手を理解し、対話の
手助けとなる概念として活用してほしい」。この言葉に
奮起し、当事者にならないように意識し、支援者となれ
るよう参考文献も読みマイアグを教宣したいと思います。
そしてこの学びは、いわゆるハラスメント対策にもつな
がると思いました。本日も貴重なお話ありがとうござい
ました。お疲れさまでした。
■マイクロアグレッションという定義を学んだことで、
長年モヤモヤしていたものが明確になった気がします。
属性による無自覚な差別は、身体的特徴や学歴などでも
発動すると考えています。私は眉毛が太いのですが、
そのことで「九州出身か」などと言われることがあります。
言った本人は、それが偏見であったり差別的なニュアンス
を含んでいることを恐らく自覚していないな、と私は
いつも感じ取り、その場を適当に流すようにしてきました。
「軽い冗談だよ」は言った方の常套句、言われた方は
「また小さな攻撃が堆積した」ことへの日常的な・継続的
な絶望感にまみれてしまいます。若い頃、深夜に自転車に
乗っていた私を呼び止めて職務質問をした警官2人組の
うち、若い方が馴れ馴れしく「九州から来たの?」と
尋ねてきました。若い私が憤りを隠さずにいたら、もう
1人の年配の警官が、「そういうことを言うもんではない」
と若手をたしなめてくれたのを覚えています。このケース
では若手警官がマイアグの「行為者」、若い私が「当事者」で、
年配の警官はそれを見聞きしている「傍観者」です。
年配の警官が「行為者」に同調せず、見ぬふりをして
「傍観者」のままでいることもせず、「当事者」の側に立つ
「支援者」になってくれたことは、30年経った今でもよく
覚えています。警官VS市民(私)という関係性だと、
マイアグへの抗議もしづらい、ということは考慮するところ
です。年配←→若手の関係性も重要で、これがもしも年配の
警官がおらず若手の警官2人だったらどうなっていただろう、
とあれこれ想像してしまいます。私自身が自覚なく「行為者」
になっている可能性も多々あると日頃から注意している
つもりですが、相当意識して視野を広げないと気付けぬまま
過ぎてしまうことが本当に恐ろしい。後から思い返して、
恥じ入ることがたくさんあります。今日の講義を聴いていて、
この「恥じる」気持ちに到達できるかどうかが改善の鍵の
1つになっているなと思いました。もしかしたら、あの時の
年配警官は「恥じる」経験を積み重ねていて、その結果
として若手への注意に至ったのかも知れません。昔の経験を
改めて解釈し直すことが出来たので、意義のある講義だった
と思います。本日はありがとうございました。
オンライン講座「職場におけるマイクロアグレッション」の1回目でした
(あと3回あります)。日曜日にも関わらず50名弱の参加がありました。
講義前後の交流はやはり楽しすぎ。新しいつながりが嬉しい。
講義の受けとめ、感想が具体的で熱がこもっていて、充実の時間でした。
やはりこの学びも必須であると確信しました。
3人の方の感想をご紹介します。
■本日はありがとうございました。マイクロアグレッション
という言葉は、初めて聞いた言葉でした。私はケアマネの
管理者として、5名のメンバーと一緒に仕事をしています。
知らず知らずマイクロアグレッションをしていることが
わかりました。何気ない言葉と思っていたことも有害な
心理的影響があるのだとわかりました。学習しないと知らない
ことだったと思います。前回心理的安全性の講義を受け、
また今回このような講義を受け、学ぶことは大切だと思い
ました。広く知られる言葉になると、より良い社会になって
いくと思います。ご紹介いただいた<モヤル言葉、ヤバイ人>
を読んで見ようと思います。
■期待どおりで、大変勉強になりました。ゆる交流でも
発言させていただきましたが、本当にタイムリーで、明日
からでも学習会の企画や、今後の行動計画に落とし込み
たいと思いました。「マイアグを容認することは、意図
しなくても時として共犯者になってしまう。」「マイアグ
は誰でもやりかねないし、だれもが当事者なのだ。個人を
責めるというより社会構造を知り、相手を理解し、対話の
手助けとなる概念として活用してほしい」。この言葉に
奮起し、当事者にならないように意識し、支援者となれ
るよう参考文献も読みマイアグを教宣したいと思います。
そしてこの学びは、いわゆるハラスメント対策にもつな
がると思いました。本日も貴重なお話ありがとうござい
ました。お疲れさまでした。
■マイクロアグレッションという定義を学んだことで、
長年モヤモヤしていたものが明確になった気がします。
属性による無自覚な差別は、身体的特徴や学歴などでも
発動すると考えています。私は眉毛が太いのですが、
そのことで「九州出身か」などと言われることがあります。
言った本人は、それが偏見であったり差別的なニュアンス
を含んでいることを恐らく自覚していないな、と私は
いつも感じ取り、その場を適当に流すようにしてきました。
「軽い冗談だよ」は言った方の常套句、言われた方は
「また小さな攻撃が堆積した」ことへの日常的な・継続的
な絶望感にまみれてしまいます。若い頃、深夜に自転車に
乗っていた私を呼び止めて職務質問をした警官2人組の
うち、若い方が馴れ馴れしく「九州から来たの?」と
尋ねてきました。若い私が憤りを隠さずにいたら、もう
1人の年配の警官が、「そういうことを言うもんではない」
と若手をたしなめてくれたのを覚えています。このケース
では若手警官がマイアグの「行為者」、若い私が「当事者」で、
年配の警官はそれを見聞きしている「傍観者」です。
年配の警官が「行為者」に同調せず、見ぬふりをして
「傍観者」のままでいることもせず、「当事者」の側に立つ
「支援者」になってくれたことは、30年経った今でもよく
覚えています。警官VS市民(私)という関係性だと、
マイアグへの抗議もしづらい、ということは考慮するところ
です。年配←→若手の関係性も重要で、これがもしも年配の
警官がおらず若手の警官2人だったらどうなっていただろう、
とあれこれ想像してしまいます。私自身が自覚なく「行為者」
になっている可能性も多々あると日頃から注意している
つもりですが、相当意識して視野を広げないと気付けぬまま
過ぎてしまうことが本当に恐ろしい。後から思い返して、
恥じ入ることがたくさんあります。今日の講義を聴いていて、
この「恥じる」気持ちに到達できるかどうかが改善の鍵の
1つになっているなと思いました。もしかしたら、あの時の
年配警官は「恥じる」経験を積み重ねていて、その結果
として若手への注意に至ったのかも知れません。昔の経験を
改めて解釈し直すことが出来たので、意義のある講義だった
と思います。本日はありがとうございました。