きのう(7日)午後、
全日赤(赤十字病院の職員でつくる労働組合)の
春闘学習会でオンライン講演。
「労働組合にしか果たせない役割がある」
というテーマで80分。
最初に全日赤に関わる本を紹介しつつ、
最後はコミュニティ・オーガナイジングを推して終わる。
感想交流も少し。
全国から50人ぐらいの参加。初めての方多し。
さわやかな疲れ。
きのう(7日)午後、
全日赤(赤十字病院の職員でつくる労働組合)の
春闘学習会でオンライン講演。
「労働組合にしか果たせない役割がある」
というテーマで80分。
最初に全日赤に関わる本を紹介しつつ、
最後はコミュニティ・オーガナイジングを推して終わる。
感想交流も少し。
全国から50人ぐらいの参加。初めての方多し。
さわやかな疲れ。
昨夜(4日)は、
岡山市職員労働組合の2021新歓実行委員会の学習会2回目。
日本の雇われ組の現状、
日常化された異常(非人間化)に気づき、
声をあげられるのが労働組合、と。
労働組合は、私の大切なものを守るために、
私の大切なものを使う活動、という話でしめました。
若い実行委員さんが、がんばっています。
なんかねー、こうやって個々の組合でがんばっている
若い人って、けっこういるのよね。
もっと産別の枠をこえて集まれたら、おもしろいのになーと思う。
ちなみに、この日の会議の宣伝チラシに、マスク姿の私(笑)
【オンライン学習企画第2弾】
「人と人をつなげる・文章教室 オンライン」
①書き言葉の意味と役割、②書くときの心がまえ、
③伝わる文章の基本技術、④「灯火の言葉」をつづるために。
2月23日(火・休)15:00~16:30。講師・長久啓太。
ZOOMを使います。参加希望の方は、
岡山県学習協アドレス gaku3738@iris.ocn.ne.jp まで申し込みください。
氏名や職場、所属組織などあれば書き添えてください。
参加無料。
きのう(28日)の夜は、
岡山県学習協オンライン学習会第1弾「哲学と私たちの生活」。
当日、「忘れてた」(笑)ふくむキャンセルが数名あり、
参加は10名でした。まあ、初回なのでとりあえずよし。
この人数なので、自己紹介やら感想交流もできました。
県外からは、全日赤労組の若者(東京と長野)が2人参加☆
Facebookを通じて企画を知ったそうです。
あと香川県学習協会長も。
講義は50分ほどしました。
久しぶりに哲学の話ができて、
みなさんの受けとめも面白く、楽しい時間でした。
やっぱり哲学はぼくの原点的学び。
以下、資料の一部をご紹介します。
県内・県外、どこからでも参加可能!
学習テーマは「哲学と私たちの生活」。
内容は、
①哲学のはじまりから考える―神話から哲学へ(古代ギリシャ)
②長久と哲学との出会い―自分自身の“発見”
③考えることと私たちの生活―ゆとりと哲学
④「仕方がない」から、「変えられる」へ―コロナ禍で弁証法を学ぶ
という流れになりそうです。
あまり個別に働きかけてをしていないので、
今のところ10人ぐらいの参加になりそうです。
まだまだ募集中(笑)。
※1月28日(木)19:00~20:20(80分)
※講師・長久啓太(学習協事務局長)
※ZOOMを使います。参加希望の方は、岡山県学習協アドレス
gaku3738@iris.ocn.ne.jp まで申し込みください。
(氏名や職場、所属組織などあれば書き添えてください)
返信で招待メールを送ります。
※参加費は無料です。主催は岡山県労働者学習協会。
きのう(24日)の午前中は、
岡山医療生協労組のパート委員会で学習会講師。
内容は労働組合のそもそも。正規の方も何人か参加。
講義のなかで、生協労組おかやまのパート労働者が
労基法の有休日数+1日勝ちとっていること、
残業割増も契約時間を1時間超えたら110%という話をしたら、
みなさん驚いてました。
そうです。労働基準法以上の労働条件を、
労働組合があれば交渉で勝ちとれるのです。
自分の生活の質をあげることができるのです。
学習会の写真を撮り忘れたので、外から1枚。
以下、感想文を紹介します。
■おかやまコープの短時間労働者に残業割増が
ついていることを知り、驚きでした。
(中略)春闘で取り上げていくにはどのように
組み立てていけばいいのか、また学習していか
ないといけません。よろしくお願いします。
■「労働組合」に非正規の時から加入していたが、
その意味について詳しく学習したことはなかった
ので、本日の学習会に参加しました。「ゆとり」
を持った働き方をしなければならない、と強く
思いました。「おかしい」と思ったことは声を
あげていくことの必要性を感じました。これから
定年までどう働き続けるかをよく考えないといけない。
■ゆとりのある生活ができているのかと聞かれる
とわからない。疲れもたまるし休息で一日終わっ
てしまう。労働条件の内容をきちんと把握も出来
ていないのでもう一度そこから確認して自分の
権利の主張をしたいと思った。時間前残業、
休憩時間の確保しっかりしていきたい。
■わかりやすかった。組合活動がみんなと出来た
らいいなと思います。春闘について、ヘルパーの
時給940円、定期昇給がないのはどうして?
10円ずつでもあげてほしい。
■最近勉強会や学習する機会があまりなかったので
良かったです。労働組合もそれぞれの会社で中身が
違うのでとても勉強になりました。これからもこの
ような機会があれば参加したいと思います。それ
ぞれの職場で色々な意見を聞けたのも良かったです。
■同じ労働組合でも経営者側に寄り添った組合も
あるのだと感想交流グループの一人が言っていま
した。黙っていても前進しない、一人で立ち向かっ
ても相手にされない、だからこそ労働組合がある
のだと再確認できました。介護職場には高齢で働
いている方が多いですが、「この歳で雇ってもらっ
てありがたい」と思っている方が多いのも事実。
しかし、不当に扱われていることを我慢して働く
のはやはり見過ごせない。そして少しでも自分の
労働条件をよくしようと思うなら声を上げていか
なければ改善されない。だからこそ労働組合の
存在を知らせなければ、と思います。人として
生きるために「ゆとり」のある生活をしたい、
好きなことをする時間やお金が欲しい、だれでも
8時間働けば暮らせる、そんな世の中になるよう
労働組合があるのだと思いますし、働くみんなが
「なぜ自分は働かなくてはならないのか」そんな
ことを考えてくれたらいいなと思います。なぜ、
から始まる要求を。今後も労働組合員のために
なる学習会を続けていきたいと思っているので
よろしくお願いします。
土曜日(23日)午前中は、
生協労連・中四国地連2021春闘組合学校でオンライン講演。
「今こそ労働組合の出番!」というタイトルでした。
といっても、労働組合はいつでも出番です。
資本主義社会のなかでは、労働条件はつねに非人間化の力が働くからです。
いつでも、つなひきが必要。
コロナのなかで、労働組合の役割はますます大きいです。
休憩はさみ、70分間、お話しました。
午後は、コミュニティ・オーガナイジングを学ぶ分科会(13時~15時)に
誘われていて、時間的に悩んだけど思いきって参加。
大阪府職労のこまっちゃんが講師&コーチの
役割というのも魅力的でした。
こまっちゃんはCOにかなり精通したオーガナイザーで、
いま大阪の保健師を増やすキャンペーンでも
リーダーシップを発揮しています。
で、こまっちゃんの講義やコーチぶりもふむふむと
聞いたのですが(紹介された保健師さんの訴え動画も素晴らしかった)、
いちばんの収穫は、
自分の価値観を伝える「ストーリー・オブ・セルフ」を2分間で語る、
というトレーニングを受けたこと。
分科会のなかでさらに3人組に分かれて(ズームの機能で)練習。
自分のストーリーを語り、生協労連のなべさんにコーチを受けました。
困難→選択→結果という流れで、
そこに共通する自分の価値観を語り、
聞く人に共感してもらう「技」をみがきます。
私が語ったストーリーは、以下のようなもの。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
いま私は労働組合の学びの活動をサポートしている仕事をしていて、
今日のように講師もしているが、昔は無口だった。
性格も暗くて、人前で意見を言うのがすごく苦手。
自己肯定感が低かった。
おそらく小学6年生2学期のときの転校がきっかけ。
そんな自分を変えたいと思っていたときに、
たまたま労働学校のチラシを見て参加した。19歳のとき。
そこで、たくさんの人と出会い、なにより社会の仕組みを学んだ。
自分も社会を変える一員なんだとわかった。
社会がわかると自分もみえてくる。
面白くて、まじめに労働学校通っていたら、
前の事務局長から「専従にならないか」と誘われた。
人前で話すのが苦手だったので、
「講師はできませんよ。講師できなくてもいいならやります」と答えた。
前の事務局長は「いや、できるようになるから」と言った。
で、講師をしはじめて失敗やらうまくいかなかったことも
たくさん経験しながら、今のように講師ができるようになった。
学びは人を変えるし、
人間はトレーニングすれば苦手なこともある程度できるようになる。
自分が学びや仲間のなかで変わった経験を、
たくさんの人にも経験してほしいし、
その機会や場を提供したいと思って、いまの活動を頑張っている。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
こんなストーリーで、意識した価値観は、
「学びは人を変える」でした。ただ課題として出されていた
「そのときの情景が浮かぶような細部の語り」は
なかなかできなかったなーと。
生協労連のなべさんや、
生協労組おかやまのノブヨさん(だったと思う)の
ストーリーも面白く聞きました。
人の変化を聞くというのは単純に面白いですし、共感します。
この、ストーリー・オブ・セルフを2分間で語るというのは、
なんべんも練習が必要ですが、
こまっちゃんやなべさんのようにスラスラ語れたら、
これはたしかに力になるなあと思いました。
おわり。
金曜日(22日)の夜は、
岡山医療生協労組のCO学校2回目。10名参加。
第2章「パブリック・ナラティブ」部分。
正しいだけでは人は参加しない。相手の心を動かす対話。
ポイントは、聞き手が想像できるように語ること。
企画への誘い方、執行委員への誘い方などの例を考えつつ、
労働組合活動にアレンジして問題提起。
「私」(心を動かす)
「私たち」(一体感をつくる)
「今、行動」(必要性を示す)
3つのストーリーがつながったものを
「パブリック・ナラティブ」とよぶ。
相手の心を動かす「技」を高めていくことを目指す。
つまり練習の積み重ね。
「私たちのストーリー」を語るのは難易度が高いが、
労働組合には、語る材料が豊富にある。土台は私のストーリー。
ディスカッションでは、お互いがコーチングしながら、
価値観を確かめあうトレーニング。
貴重な場になっている(ぼく自身にとっても)。
木曜日(21日)の夜は、
岡山市職員労働組合の2021新歓実行委員会の学習会に。
今後も何回かくる予定。
連続学習を入れて組合を伝える力にしようというもの。
この日は労働組合のそもそもを中心に30分ほど。
続きは次回。
若い職員さんの新鮮な受けとめと感想が嬉しい。
今後は、新歓はまさに組織化の第1歩なので、
コミュニティ・オーガナイジングのポイントも
ふまえた学びをしていく予定。
きのう(18日)は、
15時から林精神医学研究所の短時間職員研修。
事務所に帰りちょい仕事して、
19時から福祉保育労・東京地本「労働組合員学校」でのZoom講演。
リアルとオンラインのダブルヘッダーでした。
以前であれば、岡山での学習会夕方おわり、夜は東京で学習会、
なんてことはできなかったけど、オンラインならできるのですなあ。
林病院の研修では、
「日本国憲法と人権感覚」というテーマで90分ほどしゃべりまくる。
感想発表ではパート労働者の労働条件の話も出て、なかなか貴重でした。
福保労東京地本は50人以上も参加していて、
よい企画になったと思います。やはり若い人が多い組合。
いつもの労働組合そもそも話を50分ほど。
ところで昨夜も最後に
『コミュニティ・オーガナイジング』の本を紹介したのですが、
感想で「さっそくポチッとしました」という人がいて。
労働組合そもそも話のさいごに、この本を紹介できるのが、
ほんとうに大きな力になる。ありがたい。
土曜日(16日)の午後は、
熊本県民医連労働組合の学習会でZoom講演。
「労働組合と活動のそもそも」というテーマで休憩はさみ90分。
なんと、10年ほど前にソワニエ看護専門学校を卒業した
看護師さんが労組の執行委員していて、Zoom通じて久しぶりの再会!
彼は看護学生時代に岡山労働学校にも参加してたのでよく覚えている。
いやー嬉しい出来事でした。
資料の一部。
以下、送られてきた感想を紹介します。
■組合の存在の意義や目的についてあらためて理解
することができました。役員をしていますが、他の
組合員との対話などはまだ得意でないのでまず自分
が成長しないといけないなとあらためて感じました。
■標題のとおり労働組合の根本から考えて現在の社会
環境に向けた人間の生活を改めて学びました。資本
主義社会における仕事やゆとり時間の大切さを理解
でき、とても分かりやすい内容でした。最後、質問
で新規組合員の勧誘の件の返答が「手遅れですね」
と言われたのはちょっとショックでした(笑)。
■組合活動の意義を説明する際に働きやすい職場づ
くりにつながることは意識にありましたが、それが
ひいては自分のゆとり(余暇)を充実させるもこと
になることまでは考えていなかったので目から鱗で
した。労働組合の活動の意義を日頃から浸透させる
ための仕掛けを具体的に示して行くことの必要性を
再認識しました。
■とてもわかりやすい内容でした。冬の一時金がカ
ットされたとき、戦う意識よりどこで折り合いをつ
けるかという意識の方が働いていたことは、劣悪な
環境に慣れていたのだなと思いました。
■最初に出てきた漫画「死ぬくらいなら~」は私も
持っていて、社会に出たばかりの時に初めて読んだ
時は、絶望的な話だなという程度の読後感でした。
しかし、コロナ禍でどんどん労働条件の改悪が行わ
れていく中で、本当に自分にも起こり得る近未来の
話と思うようになりました。労働者と使用者の関係
についても、お話しされた通りで、上から今後この
ような労働条件にしますと言われたら、文句は言い
つつも患者さんがいるものですから、言われたと通
りに働かざるを得ない状況が今までもありました。
私個人としては、大変きついという状況で患者さん
にケアを提供してもその程度の質になってしまうだ
ろうからという理由で組合活動を続けていた部分が
大きいのですが、自分の大切なものを守るために大
切なものを使う活動というのを聞き、大変納得しま
した。これは他の職員さんにも伝えたいと思います。
わかりやすい話をありがとうございました。
■長久先生の話がわかりやすく、労働組合の意義が
学べたと思います。分会でコミュニティ・オーガナ
イジングの本を、購入したいと思います。
【今後どのような企画に参加したいと思いますか?】
*コミュニティ・オーガナイジングの勉強に興味はあります。
*COの学習会は興味深いです。
*コミュニティー・オーガナイジング勉強会面白そうだなと思いました。
先週金曜日(15日)の夜は、
岡山県医労連青年部会議の前段学習会4回目。
今回からCO本をテキストに、実践に活かしていくスタンスで。
今日は出席数も多かったし、初めて会った看護師さんが、
なかなか素晴らしい人間力をもった若者で。
コミュニティ・オーガナイジングの受けとめも、
染み込み具合が見ててわかる。若い人にジャストフィット。
この本学んで、
小さなことでも何かひとつキャンペーン成功させたら、
間違いなく良いチームになる!
いでよ、リーダーシップ!