長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

60分de名著『夜明けがくる』、2日間で54名参加

きのう今日(11日・12日)と、オンライン学習会、
60分de名著「看護の日」スペシャル!
「1968、ある闘いの真実~『夜明けがくる 立ちあがる看護婦たち』」
でした。
<5月12日はナイチンゲールの誕生日で、看護の日とされています>

1968年、新潟県立病院の看護婦夜勤制限闘争「ニッパチ」
(2人夜勤、月8日以内の夜勤回数を求める闘い)を
詳細にルポした本を紹介しながら、こんにちに活きる教訓を講義。
参加は2日間で54名でした。
半分近くが京都民医労のみなさんでした(すごい!)。
ある方の感想を紹介します。

 ■今日もウルウルしながら聴講させていただきました。
この歴史的な闘いの熱量にいつもながら圧倒させられます。
自主的に「二人夜勤」を始める!組合が勤務表をつくり実施する!
このような闘いが実現したのは、何度も何度も職場で議論を重ね、
どうしたら2人夜勤が実現するのか具体的な戦術を考え、
一人一人が自分事として、仲間を信じて確信を持てた
からなのだとあらためて感動しました。優れている闘いには
教訓が一致している!本当ですね。今回の6つの教訓あらためて
凄いなと思いました。参加者の方がおしゃっていたように、
「看護師が少ない中で仕事をしているのは、人権侵害だと思う」
まさにそうですよね。だから私たちは今後もこの教訓に学び、
今後も仲間とともに闘い続けて行かなければならないと、
パワーをいただきました。この学習会、今後も継続して
いただきたいなと、お忙しい長久先生にプレッシャー(笑)
本日も貴重な講義ありがとうございました。