7月3日(土)午後は、
労働組合たんけん隊講座オンラインの
第4講座「労働運動の歴史~自由獲得の物語」の2回目。
運動の歴史を知る、伝える大事さと、伝え方のコツについて。
交流でもそのあたりの難しさと大切さが出されました。
この日は66名の参加。
第4講座は2回計で約210名がリアルタイムで参加されました☆
感想文を紹介します。
■歴史を知ることがとても重要でした。自分の言葉で歴史を語ることが他の人に届くように勉強していきたいです。
■世界(イギリスをはじめ)の労働者の長~~い闘いの上に、今の権利があるのですね。今日も視野のスケールを広げていただきました。いつもありがとうございます。日々の労働組合活動は、困難なことが多いのですが、本来仲間と一緒に闘うことはワクワクすること、感動をともなうものなんだと改めて思いました。
■労働組合はなんで政治に関わるの?なんで平和活動するの?というのは、歴史を学ぶという点で一致点が作れれば、簡単?に話ができると思いました。ストライキ権とか否定する人はいないし、それがたたかいで勝ち取られたことを学べば!
■歴史を語ることが大事だとはわかっているけれど、昔ばなしになってしまうのが弱点です。今日もありがとうございました。
■私は労働組合活動のスイッチのきっかけがいつだったかはよく分かりません(笑)。就職した病院の労働組合はユニオンだったので、就職2ヶ月後から組合員でした。その後職場の先輩に青年部に誘われ、なんとなく青年部活動に参加し、気がついたら執行部や看護闘争に関わっていました。その中で労働組合60周年の記念誌作成に関わり、労働組合の歴史に触れることができました。また、労働環境の改善を勝ち取った経験もできました。コロナの感染拡大でさまざまな行動が制限され、組合活動も縮小せざるを得ない状況もありましたが、こんな時だからこそ働きやすい職場を作るために職場での話し合いなどが必要だと思いました。16年勤務した後、色々あって4月から労働組合のない病院で働いていますが、改めて労働組合の大切さを実感しています。『路面電車を守った労働組合』の小原さんの「本気で闘おうとする者が職場の中に10人もいれば職場は変えられる」という言葉に今の職場で色々思うところはあるが、励まされました。【夜明けがくる】定価390円がAmazonで約35万!驚きの価格だが、絶対それだけの価値があるはずだから読んでみたいです。
■今日の講座のなかで紹介されていた『夜明けがくる』を読みたいと思い、アマゾンでさがしてみたら何と、346,005円もしてびっくり。日本医労連に早く再販してほしいです!!そして自分のストーリーを交えて語ることができるように私たちのストーリーを学ばなければと思います。
■高校生ぐらいまでは、歴史を学ぶ意味というのが本当にはよく分かってなかったように思うが、それをいちばん感じたのは、日本国憲法の制定の歴史を知ったときだったように思う。今日話されたように、今までのいろんな人たちのたたかいの歴史の上にわたしたちの権利があり、地続きなんだなと実感した。勤通大で労働組合の歴史を知り、ヨーロッパはすごいなと思っていたが、日本のすごいたたかいもたくさん知ることができた。看護師さんの闘争の本はぜひ読んでみたいと思った。いっしょに活動しているみなさんも、ほとんどが私より歴が長いので、なぜ組合活動に関わるようになったのか、話を聞く機会がもてたらいいなと思う。
■今ある権利は労働組合活動で勝ち取ったものである。「夜明けがくる」ニッパチ闘争、私たちの先輩の運動で一人や夜勤から二人夜勤(三人夜勤)を勝ち取った歴史書。患者に安心安全な看護、よい看護を提供したいと、看護の学習会のサークルを立ち上げたりした若かりし頃を思い出しました。
■歴史を学ぶこととともに、伝えることの大切さ、を学びました。いつも長久さんに紹介されると本を読まなくてはと思います。ありがとうございました。
■労働組合の歴史について、労働組合の歴史を学ぶことでエネルギーをもらう、核心になる
というところが共感できます。労働組合の歴史を大きな視野でみることが大切なことかが分かる講義でした。日本にはヨーロッパのようなたたかいを経験していないので、労働組合活動は本当にしんどいことだと思います。最後の方で「私のストーリー」「私たちのストーリー」「今、行動」自分の経験や労働組合の経験、そしてなぜ行動しないといけないのか?
しっかり対話で伝えていきたいと思いました。ありがとうございました。
■ありがとうございました。勝ち取ったことを組織しているなかま、未組織のなかまに上手に伝えられていないことが組織強化と拡大前進のためにもっと活用するべきなんだ、と今日の学習を通じて実感いたしました。
■最後の「パブリック・ナラティブ」が印象に残りました。正しいことだからというだけでは人は参加しない。正しいことだからというだけでは人は参加しない。心が動くことが大事。動機づけが必要。「ママはスチュワーデス」読んでみたいです。
■各職場には様々な労働組合があり、形は違いますが闘っている姿が目に浮かびます。やはり人数が多ければ力が強くなると思うのですが、目には見えないようなところは改善したりしますが、ここ数年は要求に対して大きな改善がなく、経営者(理事会)側も歩み寄りが大切ではないかと思います。
■「先輩たちのたたかい」としていくつか紹介いただきましたが、いずれも「当事者」としてのつらい思いや悔しい思いを、仲間を広げながら共感のエネルギーを大きくしていくこと、そしてたたかいの中で、なぜそれが実現できたのか(できなかったのかも)教訓にしていくこと、そしてそれを「まとめること」で次のたたかいに活かす(引き継ぐ)ことが大切だと再確認。労働組合の歴史は、今この時点でも未来を含めた長い歴史で見ればほんの一瞬だけれども、前進していく一過程。歴史に学べば、負けているように見えるけれども闘えば前進していくことが、勇気と確信になる。そんなことを、次の世代とコミュニケーションをとりながら、感じてもらいたい。
■歴史は苦手意識がありましたが、とてもわかりやすい講義内容であっという間の時間でした。労働運動の200年もの長い歴史があり今がある。今の当たり前が労働組合の先輩達の闘いにより勝ち得た事を学び、改めて労働組合の意義、大切さを痛感しました。一人一人の歩みは、小さいかも知れませんが、幾つかが集まり伝えて行けると着実に未来に繋がります。もっと行動を起こさなければですね。
■労働組合の歴史を語るときに、イギリスの産業革命時代の労働者の状況を語ることはあります。今日のお話の中で語られた「ニッパチ闘争」の話などは衝撃でした。私の母が看護師(婦)で(87歳)1人夜勤をしていた話は聞いたことがありましたが…。生協にはパート労組があるので、以前より、不思議に思っていましたが、今回はじめてその成り立ちを知りました。当事者による闘いの大切さを知りました。先達が長い歴史の中でかちとってきた権利を大切にしたいと思います。そしてその歴史を語りつぐことを努力していきたいと思いました。
■「君たちはどう生きるか」という本を読んだ時に、主人公がおじさんに「何故勉強しないといけないのか?」と聞くところがあるが、「昔の人が築いてきた世の中、科学や歴史などを学ぶことで、今の私たちはそこからスタートできるんだよ。未来をよくするために、私たちは、一歩でも前に進めないといけない」というような内容で、もっと早く知っておきたかった。私も、もっと勉強したかも(笑)って思って、衝撃を受けました。今日のたんけん隊講座の内容は、まさにそういうこと。先輩方が築いてこられた労働者としての権利を、決して後退させてはいけないと思う。若い人たちを巻き込むには、正義を語るだけでなく、感情に訴えていけるように、常に私のストーリーを意識していきたいと思いました。そして一緒に、私たちの職場のストーリーを作っていきたいと思いました。
■約30年前、私がはじめて務めた病院は妊娠中も夜勤がありました。私も一人目の子どもは産休まで月8日の夜勤をしていました。今思うと恐ろしい…。今の職場でもたくさんの労働条件が歴史の中で勝ちとられてきたのだと思います。その歴史を知りたい、学びたいと思いました。先輩労働者の様々なストーリーを知ることで、私や、私たちの働き方、生き方に影響を与えてくれると思いました。
■労働組合の歴史を学ぶことは、労働者の生き方を知ること。エネルギーをもらえるのは、労働者の生き方とパワーにふれるからだということを学んだ。労働者の権利や働き方はこの100年、200年で大きく変わったが、その裏には名もなき人間ドラマの数々があり、書籍やパンフを用いながら教えて頂き、大変、聞きごたえのある内容であった。