きょう(9日)のお昼は水島へ。
倉敷医療生協労組の「お昼休み!ろうどうくみあい入門講座」7回目。
本日は医療生協会館にて12名参加。
いままでで一番多かったと思います。しかし写真を撮り忘れました。
テーマは「じつはすごい労働組合の歴史」。
イギリスの労働者がストライキでたたかい
やがて労働組合をつくり労働基本権を勝ちとる歴史、
日本での労働組合の歴史、
さいごは看護師のたたかいの歴史。
レジュメをのちほどアップします。
感想交流では、
娘さんが美容師で、
サービス残業や働きすぎの問題で困っているお話し、
看護師さんで、以前いた病院では、妊娠中に夜勤専門の
仕事をやらされ、出血したら
「こんなときに妊娠したあなたが悪い」と言われた
など、とんでもない実態も語られ…。
みなさん、労働組合の歴史を学びながら、
団結してたたかうことの大事さを実感できているようです。
しかし、日本のこの状況、なんとかしたい。本当に。
学習運動がもっと力をつけないと。
以下、若干の感想文をご紹介します。
■昔の看護婦の労働条件の最悪な時代に働いていた人は
想像をこえる状態だったことがわかり、現在は労働者の
数の力でたたかうということができているのは
とても大切だと思いました。
■労働組合の歴史を知ることができた。ねばり強い
たたかいで、さまざまな人権やルールを獲得し、いまの
姿があるとわかった。1人1人の小さな力でも、
声をあげていかないと大きな力にならないと思った。
■看護師の待遇改善、賃金引上げに労組の活動の貢献が
あったことがよくわかった。近年騒がれているマタハラも
古くからやっていることを初めて知った。
■美容師さんの娘さんの状況についての質問には、
とても具体的な実例でそういう職場もあるのだなと
驚きました。1人でも入れる労働組合があることなど
新しい知識も得ることができた。
■最初の長久さんの言葉で、「いまの姿があたりまえで
なかった」というのが印象的だった。
先日、ワタミの女性社員の過労自殺の裁判が和解したと
ニュースになっていたが、きちんと労組が動いていれば
社員の方が死んでいなかったかもしれない・・・と思うと、
労組の重要さを改めて感じた。
■失敗をくり返しながら、強くなってきた組織、また
数の力をまとめることが組織を強くすることであること。
看護のたたかいは、人間あつかいされていない時代が
あったなかたたかい、今にいたっていることがよく
わかりました。人として労働者として尊厳を守るために
これからも、たたかっていけるように強くしていける
よう学んでいきたいと思います。