長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

ジェンダー・多様性を考える

昨夜は、94期岡山労働学校の第6講義
「私は私のままでいい―ジェンダー・多様性を考える」でした。

ちょうど30名の参加(第1講義以来の30人台!)。にぎやかでした☆
単発で労働学校初参加の方も2名。開校中も広がる学びの場です。

講義は、多様性がある意味、
日本の強固なジェンダー構造の原因を探りました。
性的マイノリティの話も準備していましたが、たどり着かず。
何人かの方の感想を紹介します。

■①家庭、②教育機関、③メディア、④社会(職場)。
「職場はジェンダー固定化を焼き上げる場になっている」。
これを読んで、このまま植えつけられていた自分に
気づきました!!(驚いた!)固定化されているので
変えることは難しいですが、徐々に変えていけるように
していこうと思います。

■憲法、歴史、社会・政治、様々な視点からジェンダーを
考え、根深い問題だなあと改めて感じた。学び続け、
日々自分にできることを実践していきます!

■明治維新後にジェンダーがより強化・固定化されて
いるとは知りませんでした。もっと昔からそうだったと
思ってました。「職場はジェンダー固定化を焼き上げる
場になっている!」とてもショックです。でも本当に
適応しなければ働けないのも真実でした。よりよい社会に
なるように考えを変化させたいです。

■ジェンダーについての歴史的な背景について
知らなかったことが多く、「へ~!」の連続でした。
学んで気づいて変えていくことが大切であると改めて感じました。
職場がジェンダー固定化を焼き上げる場になっている
というワード…。なるほど!でした。

■ずっとききたいと思っていた講義だったので参加できて
よかった。共働きで子育てをしながら衝突して何度も
悔しくて泣いてきたことが「なぜだ~」と叫んできたことが、
こういうことだったんだ、と整理された! 理不尽な壁、
世間の「女性だから、母親だから」という圧につぶされ
そうになりながら、考えて抗って、家族や友人たちと
がんばってきたぞ。トラちゃんと一緒にまたがんばって
いこう!(朝ドラ)

■ジェンダーは個人個人の考え方に基づくところが
大きいのではと思っていましたが、歴史的な背景や
法制度によって構造化されているということが分かりました。
多様な人との関りは確かに緊張感の高いものですが、
誰もが個人として尊重され、その人らしさを発揮できる
ようにするためにも、積極的にコミュニケーションを
取ってお互いを知る姿勢を持つことが大切だと感じました。