最近読み終えた本。
『「気」の日本人』(立川昭二、集英社、2010年)
日本語には、こんなにも「気」のつく言葉が
多かったのかと、驚きをもちながら読みました。
しかも、日常語としても、使用頻度がとても高い。
日本人のメンタリティの部分の奥底に
「気」という情感が影響しているのでしょうか。
とてもおもしろい考察です。
【自然に関わる熟語】
天気、空気、大気、気象、気候、気圧、気流、気体、電気、
磁気、蒸気、湯気、湿気、気化、通気、換気、外気、寒気、
暑気、冷気、暖気、臭気、火気、塩気、水気、気球
【人間に関わる熟語】
気持、気分、気配、気質、気風、気心、色気、浮気、病気、
元気、生気、人気、気色、気立、気品、根気、気丈、気力、
気合、血気、活気、勇気、熱気、陽気、陰気、気運、気勢、
本気、平気、気迫、気前、気絶、気味、精気、景気、気性、
気転、短気、殺気、英気、気概、覇気、眠気、呑気、堅気、
悪気、語気、上気、気骨、強気、弱気、狂気、正気、気楽、
根気、勝気、気性、嫌気、鬼気、一気、気長、気弱、気配り、
気構え、気休め、気さく、やる気、無邪気、気苦労、雰囲気、
生意気、心意気、不気味、気の毒、気疲れ、気負い、気がね、
気まま、気休め、気落ち、気後れ、気遣い、気高い、乗り気、
移り気、気抜け、いい気、気まぐれ、粘り気、気晴らし、
気に入り、気まずい、気がかり、気だるい、飾り気、芝居気、茶目っ気・・・
慣用語もたくさんたくさんありますが、
書ききれないので・・・
『「改正」基本法で教育は「再生」できるか』
(子どもと教科書全国ネット21編、学習の友社、2007年)
ふー、これで1947年教育基本法関連の学習おわり。
こんどの土曜日と、来週水曜日の教育運動団体での
講演のために、さらに安倍政権の教育政策について
学んでいきます。あと2日!