7日間の旅で、5冊の文庫本を読了。
(旅では内容軽めの文庫本と決めている)
1日目の岡山空港、羽田空港で仕入れた5冊。
けっきょく、再読しようと思っていた
『赤毛のアン』は読めず。うむむ。
『空色ヒッチハイカー』(橋本紡、新潮文庫、2009年)
まあ、青春小説です。
旅のはじめの読書としては、軽めでよかった。
『つるかめ助産院』(小川糸、集英社文庫、2012年)
さまざまなものを背負いながらも、
南の離島で豊かな自然に
助けられながら生きる人びと。
その人生応援物語。
ちょっと出来すぎの展開もあるけど、
まあ、オッケーでしょう。
沖縄の離島をイメージしながら、楽しく読めた。
『オンリーワン ずっと宇宙に行きたかった』
(野口聡一、新潮文庫、2010年)
気さくで謙虚。説明もわかりやすいし、
人間的にすばらしい人だということが内容から伝わってくる。
船外活動で宇宙船の外から地球をみたときの
描写と感じた内容が圧巻。これだけでも読む価値あり。
『わしらは怪しい雑魚釣り隊ーマグロなんかが釣れちゃった篇』
(椎名誠、新潮文庫、2012年)
シーナ隊長以下、ふだんはマジメに仕事をしているのであろう
アホバカたちによるお気楽極楽釣り日誌。
まあ、ぼくは混ざりたくはないけど、
楽しそうだなあ面白そうだなあ、の1冊。
『神去なあなあ日常』(三浦しをん、徳間文庫、2012年)
林業小説です、林業。林業たいへんだなー。
物語はたんたんと進む感じ。
森とともに生きる神去村の人びと。
日本は森林大国。
私たちは、もういちど森や木と生きることの意味や
ありがたさについて、考えねばならないなあ。