長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

香川で新人さん18名にワーワーとお話

きのう(5日)は、
午前中2時間ほどパチパチと事務所仕事してから、
午後は高松へ。
190円のうどんをヅヅヅと食べたのち、
高松平和病院近くの研修会場に。

13時半から香川医療生協(香川民医連)の
新入職員研修のひとコマを担当。
この新人研修は3年連続で講師をさせて
もらっているので、雰囲気は慣れている。

休憩や感想交流ふくめ
持ち時間3時間の長丁場でワーワーしゃべる。

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テーマは「ものの見方・考え方」。
ふつうに話すと新入さんにはなかなかピンとこないので、
導入部は絵本『わたし』を使ってのものの見方レッスン。

ほか、生活とは何か、
環境に順応すると同時に、問いを立てれること。
きちんとものを見る、きちんと認識するのは
なぜ難しいのか。
認識を深める作業。結果から原因へ、現象から本質へ。
木も森もみる、下流だけでなく上流も。
生活と労働から疾病をとらえるとはどういうことか。
集団で認識することが間違えない方法。
社会とは何か。基本的人権とは何か。
など。

18名の新入さんの姿や反応にふれるだけで、
こちらはなんだか嬉しい。
「はじまり」のエネルギーや緊張感にふれられる。
どうしたら彼ら彼女らの力になれる言葉を発せられるのか。
問われているのはこちら。
話は抽象的にならないよう気をつけ、
具体的な話からの展開を大事に。

研修終了後、高松城跡の公園で桜をチラチラ。
本数少なくちょい期待はずれ。
やはり栗林公園行けばよかったと後悔しつつ、よい1日に。