長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

徳島県医労連の定期大会でオンライン講演

今日(21日)は9時過ぎから13時頃まで、
徳島県医労連の大会にオンライン参加。

徳島でもコロナ感染か過去最大の広がりをみせるなか、
各労組や各個人に分散しての開催でした。運営もそのぶん苦労も多いですね。
医療・介護現場も、労働組合の活動も、
コロナと政府の無策・愚策に振り回されています(怒)。

私の役割は70分の講演でしたが、
最初から最後まで傍聴させていただきました。
講演は「労働組合のパワーで、自分ごとを自分の手に」というテーマで、
全6回の労働学校の最終講義という位置づけでしたので、
ダイジェスト版としてお話しました。

全6回の労働学校もこれで終わりですが、
前半3回はリアル徳島でしたが、後半は第7波突入でオンラインでした。
オンラインが一般化したので中止や延期にはならなくなったのは良いことですね。

 徳島県医労連では、これまでの運動のあり方を根本から変えようと、
このかん様々な努力をされてきています。
役員請負型の活動からいかに脱却するか、
みんながリーダーシップを育てられるように、たくさん練習の機会を増やそう、
会議のやり方も変えていこう、と実践されています。

そうした流れの中での今年の労働学校の開催でした。
第2期労働学校も開催する方針が大会で確認されました。
学習のなかでも1対1対話のトレーニングをするし、
今日の定期大会でもグループワークを取り入れ、発言者も多かったのが特徴です。

こうした努力が組織拡大や組織強化にすぐに結びつくかというと
そう簡単ではないですが、着実に変化は起きつつある、
伸びつつある労働組合であることを実感する定期大会でした。

そうそう。N病院労組の委員長の看護師さんが、
終始オンライン上で人の発言をうなずきながら、楽しそうに、
喜びながら聴いておられた姿も印象に残りました。
オンラインだからこそ、そうしたリアクションって大事だし、
ふだんから人の話をそうやって聴いておられるのだろうなあと感じました。

現場のリアルな状況や思いを声に出し、発信する。
あたりまえの要求をみなで共有する。
ほんとうに現場が切実だからこそ、労働組合の役割はますます重要です。

つねに走りながら実践されているみなさんのお力に少しでもなれたのなら、
とても嬉しいです。