長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

3つの学習会、無事に楽しく終了。

この週末も学習会、学習会、学習会でした。
つねに学びの場に関われるシアワセ。

きのう(5日)は午前中、全労連・全国一般労働組合の
自世代委員会主催のオンライン学習会で講師。
「労働組合のパワーで、自分ごとを自分の手に」をテーマに1時間ほど。
その後感想交流。現場の悩みや率直な意見も出されて、
こちらも考える機会に。

午後は、倉敷医療生協労組の新入組合員研修会に。
リアル学習です。それぞれの職場で開催予定。
この日は玉島協同病院にて。私からは労働組合のそもそもを30分ほどで。
若いみなさんに労働組合のことを語れるのは、貴重だし嬉しいです。


そして、今日午後は「こんなか講座」第1講座日曜会でした。

約60名が参加☆ 金曜回に続いて、交流がめっちゃ楽しい~。
新しいつながりの方がたくさんでワクワク。
北は北海道、南は沖縄から、
ほんとうに全国のみなさんが参加しているオンライン講座。
その「場のちから」だけで、魅力アップです。

以下、届いた感想文をご紹介します。

■キャッチコピーの最大のポイントは「自分に関係ある」と
思ってもらうこと。「仕事の整理術」→「気がつくと机が
ぐちゃぐちゃになっているあなたへ」。お~、私だわ~!って、
なりますよね。「ハルメク」編集長の、どこまで寄り添えるか。
読者はがきを読み込む。もなるほど、です。明日、職員むけに、
ユニフォームについてのアンケートを取るので、さっそく、
参考にさせて頂きます。ご紹介頂いた参考文献も、さっそく、
注文しました。椎名誠は、カタカナの使い方が、抜群にうまい、
も初めて知りました。そういう視点で、本を読んでいきたいと
思いました。文章の作り方が、今日から、変わりそうです。
「こんなか講座」面白い!役に立つ!次回も楽しみです。

■ずっと気になっていながら、受講する時間が作れるのか? と
迷っていましたがギリギリで申し込んで受講してみてやっぱり
良かったです! 労働組合の執行委員を20年やっています。本部
の専従だった期間もあれば、支部の五役をやっている期間も
長くなってきました。その道のりは、講座名の「こんなこと
誰も教えてくれなかった」と思うことばかりだったな~、と
思い、こんなふうに講座をしてくれる人がいるなんて!と
嬉しく思っています。組合活動では、先輩の姿を見て学ぶ、
請け負ってやりながらわかないことは聞いたり調べたり
オリジナルでやってみたり…そういう中で、聞けば教えてく
れたり、意見をくれたりしますが、1つ1つの任務や作業
などについて、具体的な手解きや説明が事前にあるわけでは
ない事の方が多いです。だからといって、それを求めるのも
忙しいのに悪いな、無理だよな、と思っていました。今は、
執行委員の中で経験が長い方になり、いろんなことをなる
べく会議やLINEのやりとり等で1つ1つの意味ややり方等、
伝えられるように努力しています。なかなか思うようには
いきませんが…。今まで、私もニュースやチラシを数え
切れないくらい作ってきましたが、トレーニングでだんだん
腕が磨かれていくかも? と自分の経験からも思います!
見出しにはわりとこだわるようになりました。せっかく
作ったのに読んでもらえないのでは悔しいし、伝えたい
ことがあるのだから、伝わるようにしなくっちゃ!って
感じですね。今は特に、集まって話して直接伝える場が
減っていたり、人づてに伝えてもらう、という時の頼れる
「人」も減ってきている。だからなおさら、チラシ等で
目に触れて一発で情報として入るものが必要だと感じて
います。保育の運動団体の事務局もやっていますが、市民
のみなさんに保育の問題について知ってほしい、広めたい、
という時に作る街頭宣伝用のチラシは、いつも悩みます。
伝えたいことを説明すると、文章が長くなるからです。
なるべくキャッチーな見出しにしたり、小見出しをこま
めに入れて区切ったり、字を大きめにしたり写真やイラ
ストを入れたり…と工夫はしますが、読んでもらえるかな?
と。文章を下手に削ると意味が分からなくなるし。何か
良い方法はありますか?最後、質問で終わってすみません。

■労働組合で専従しています。職業は看護師です。「心を
つかめ!―見出し・キャッチコピー・ネーミング」に参加
させて頂きました。さすが、長久さんの講演は、期待を
裏切らないと改めて感じました。まずはお礼申し上げます。
ありがとうございました。活動ニュースなども作成してい
ますが、講義の中にありました、「○○集会〇名参加!!」
など、平気で掲載していました。反省ですね。忙しく働き
ながらの中での組合活動、どうすれば組合員に参加して
もらえるか、まさにこんなか講座のように「興味をひく
内容」でなければ集まらないことを改めて感じました。
ひとつひとつ学んでいき、力にしていきたいと思います。
今後の講義も楽しみにしています。

■楽しく面白い講座でした。皆さんの感想にも、「みんな
で知恵だしながら機関紙づくりするのが大切」「現場の
声を反映したキャッチコピーにするのが大切」などが
ありました。講師の長久啓太・事務局長がおよそ四半世紀
にわたって、職場・地域をめぐって労働者学習運動を実践
してきた中で、労働運動の困難がある中で、その克服で
いかに「心に響く」「わかりやすい」「こころをつかむ」
かの手法を体得した体験からの「誰も教えてくれない
こんなこと」だったのでわかりやすく説得力あって、
参加者らの問題意識ともがっちりかみ合った講座だった
とおもいます。参加のみなさんも楽しく面白い講座だった
と受け止めていると思います。結局、常套句まみれの感想
になってしまいました。

■とても楽しみにしていた講座、まずは、「やっぱり期待
をうらぎらない、こんなか講座。」(キャッチコピー風に)。
3月に受講した「人と人をつなぐ文章講座・オンライン」
の復習もかねて、受講しました。今回も大きな学びがあり、
実践にいかせるリソースが沢山ありました。いつも、多く
の人に読んでもらいたい、知ってもらいたいという動機は
あるのですが、なかなか反響が少ないように感じるのは、
「自分には関係がない」、「よくわからない」などこちら
の熱量がつたわらない見出しであり、内容なのだと思います。
あとは訓練のみ、メンバーで、キャッチーな見出しと、
みんなに自分事と思ってもらえる組合ニュースを書く
スキルをあげていくことだと思っています。今後も継続
して頭を柔らかく、トレーニングしていきたいとおもいます。
第2講座も楽しみです。ありがとうございました。