長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

今週もまあまあ忙しかった。

学習会は5つ。

■岩手医療局労働組合(県立病院の職員でつくる労働組合)では、
15分の講義を録画して組合員に見てもらう取り組みの第2弾。
今回は残業問題と36条(サブロク協定)について。
あまりしゃべらないテーマだったので準備にやや苦戦。
15分という時間制限のなかで、何をポイントに話すかを練習しながら精査。
なんとか本番でうまく話せてよかった。

■生協労組おかやまパート部会中央執行委員会での6回目の学習会。
今回は社会保障について。労働者は自己責任では生きていけず、
生活リスクは高い。賃金と社会保障の両輪でこそ生活は成り立つ。
感想交流では、「学費が」「年金が」など生活のたいへんさが口々に語られ、
春闘への意欲も共有されました。

 ■岡山民医連平和ゼミナール(全9回)も、8回目と佳境に。
今回は2015年にアウシュビッツ強制収容所跡を訪れたときの様子を中心に、
平和活動を継続していくための問題提起をあれこれ。交流もよいものに。
ゼミ生の「変化」がすごくて励まされます。いよいよ来月が卒業発表です。

■ある県労連の若手専従を集めたコミュニティー・オーガナイジングの
学習会(全15回)も、10回目に。今回は戦略づくりの1回目。
スケジュール闘争に陥りがちな現在の労働組合の活動をどう変えていくのか、
COの運動論に学びながら、問題提起。大阪府職労のKさんからじっさいの
キャンペーンでの戦略づくりの実践報告と質疑応答。充実でした。

■最後は昨夜、福岡の千鳥橋病院(民医連)の全職員教育セミナーで
心理的安全性の講義。全体1時間でしたので、ポイントしぼりながら、
早口であれやこれやと。千鳥橋病院では2021年から職場ごとに
心理的安全性を数値化し、高める取り組みをしているのだとか。さすがです。

5回の学習会すべて、オンラインでした。

今日(11日)は久しぶりに県外でリアル学習会。
山口の宇部に向かいます。