昨夜(10日)の89期岡山労働学校「経済学教室」の第9講義には、
雨の中、今期2番目に多い21名が参加。
最終講義にふさわしい、充実の時間と交流ができました。
今期初受講の方が、お友だちを連れて参加するという
うれしい出来事も。なんか、いろいろ感動の夜でした。
最終講義は「マルクスの考えた未来社会論」という
テーマで、資本主義の矛盾とその解決方法を示しながら、
かなりの未来を展望した話だったのですが、
未来を見通す力をつけることは、
「今なにをすべきか」ということもクリアになると実感します。
グループ討論も、活発に意見交流ができたようであります。
みなさんから、労働学校のことを「おもしろい」と思って
くれていることがひしひしと感じられ、
とくに、さまざまな職種の方、ちがう年代の方との
交流が、それぞれに刺激になっているようです。
明日土曜日が、今期の修了式と修了コンパになります。
こちらも楽しみです。
以下、昨夜の講義の感想文です(一部)。
■今日は、今までにない大勢の参加者で驚きました。
初めて見るようなお顔も。講義の内容はそれに
ふさわしい、前向きなやる気を奮い立たせられる
ものでした。ありがとうございました。
■長時間労働によって自分の好きなことや、こういう
集まりにこれないということは、自分が思っている
以上に残念なことなのだと思いました。自分には
まだ時間に余裕があるので、この経済学教室に
これて本当に良かったです。
■ゆとりを拡大、獲得するためにも労働組合の活動に
参加、新人・後輩もまき込んでいきたいと思いました。
上流・下流で例えると下流側なので、何かしら上流へ
アプローチしていくことが来年の目標です。
■自分の周りの人に、自分が学んだことなどをどう
伝えていくか、考えのちがいなどをのりこえて、
日常的に社会の問題などについて話していくには
どうすればいいのかを考えさせられます。今日
学んだことを周りの人に話すとき、どう話せば
興味を持って聞いてもらえて今後も考えてもらえる
だろうかと悩む。
■労働時間の短縮が、労働者に考える時間や団結する
時間を与えるので、支配体制は、労働時間を短く
しようとは決してしないというのは、大切な指摘
だと思う。
■2ヶ月間、健康的に働くことについて考えられ
ました。ここで学んで驚いたのが、労働者と使用者
は、ギブ&テイクの関係だということ、男女平等を
うたっている日本が実はいちばん遅れていること、
短時間で目標を決めて効率よく働いた方がはるかに
効率がいいことです。昨日、RSKで岡山の教育の
特集をしていました。教育を改革する!という前に、
人(教員と子ども)を大切にしてください…と言い
たいです。・・・こんな状況の中なので、選挙に行こう。
政治を知ろう。憲法守る政治家選ぼう。抜本的に
変えよう。2ヶ月間、ありがとうござまいました。
■ゆとりをたたかい取れるよう、「次の社会」を
見据え、未来を見通せる力を養う努力を日々意識
していきたい。