長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

鴨方へ、赤磐へ。

今日(18日)の午前中は、コープ鴨方に。

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生協労組おかやまのパート部会新人研修。
いつもの労働組合のそもそも話を50分ほど。
おひとりだけ、以前農協に勤めていたときに
労働組合に入っていたそうなので、
思い出などありますか?と聞いたら、「…」。
日本の労働組合の多くはあっても存在感がなさすぎです…。


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午後は、新婦人あかいわ支部にて学習会講師。
テーマは「ジェンダーをのりこえて~『個』を大事にする社会へ」。
1時間話をして、1時間交流。
経験にもとづく様々な話にほーとなり、うむむと唸り。

権力や政治によって構造的に組み込まれ、
生活の隅々にこびりついているジェンダー。
剥がしていくしかない。

第4講義は「核兵器禁止条約と核廃絶をめぐる情勢」

核ZERO講座2020、最終講義(第4講義)は
「核兵器禁止条約と核廃絶をめぐる情勢」です。

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核保有国の論理と矛盾、核兵器禁止条約の内容、
NPT再検討会議やニューヨークでの原水爆禁止世界大会の意義、
私たちの運動の意味、具体的なアクションに結びつく行動提起も。

21日(金)。詳細チラシに!

山口から福島へ。

土曜日(15日)は、山口へ。
全厚労西日本ブロック春闘討論集会で講演でした。
全厚労とは、
農協が母体になっている厚生連の病院で
働いている人たちの労働組合です。

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この日は西日本の各地から100人近く来られていました。
会場は湯田温泉でしたが、時間がなく温泉には入れませんでした(涙)。
みなさん熱心に聞いていただきました(たぶん)。

テーマは「いま労働組合のそもそもに立ち返る」で、1時間ちょい。
いつもの内容プラス、久しぶりに春闘のそもそもを語りました。

終了後は、福島の郡山までの長距離移動。
郡山着いたのは、23時を過ぎておりました…。

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日曜日(16日)は午前中、郡山にて福島県民医連事務系職員研修でした。
福島県内各事業所から54人の参加。
テーマは「ものの見方・考え方」で約2時間。
午後は2時間かけてディスカッションすることになっていますが、
お先に失礼して帰路に。新幹線乗り継いで帰りました。

今回は寄り道まったくできなかった福島。必ずまた来ます!
 

伝える、とは何か。(前半部分)

昨夜(13日)は、
「変革のための リーダー講座・夜間研修編」でした。
テーマは「伝える技法―聴く・話す・書く」。

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18名が参加。
なんか、とっても明るい雰囲気で、楽しい時間でしたね。

最初に、簡単な目的説明と、自己紹介をしてもらったのですが、
それぞれの参加動機がさっそく面白かったです。多様な悩み(笑)。

今日はとりあえず、前半部分のレジュメを紹介します。
来週、参加者の感想ふくめ、後半の内容を書きたいと思います。
では、以下。

一。伝える、とは何か。そのメカニズム。
 1。伝えたいことがある。
  ◇例えば…
   *3月〇日の団体交渉に、たくさんの人に参加してほしい。
    職場の切実な声を示し、実現したい要求がある。
   *ヒバクシャ国際署名を職場で集めて、国連や世界の
    リーダーたちに声を届けたい。
   *安倍政権がいかに酷い政治や国会答弁をしているか。たくさんの
    人に知ってもらいたい。怒ってほしい。政治を変えたい。
   *うちの組織はこんな魅力がある。力がある。ぜひうちの組織に
    入ってほしい。

  ◇みなさんには、活動の源となる、原点的体験や動機づけがあるはず。
   *伝えたい中身をもっている。まずそれが大事で、貴重なこと。
  ◇「伝える」(説明する)というのは、アウトプットの技術ともいえる
   *伝えたい内容の明確化。言語化がカギ。

  ◇運動や活動の場合は、目的やビジョンが伝わらないと、
   自分たちの力が高まらない。
   *一部のわかったひとだけで活動しても限界がある。
    伝われば、力を大きくできる。
   *伝えあいの質が、組織や活動の質を規定している。

  ■宣伝物、ニュース(機関紙)、掲示板…。メール、手紙。SNS。
  ■対話(集団に対してと、個人にたいして)。

   *非言語的な方法もあるが(絵や音楽など)、今日は言葉に
    しぼりたいと思います。

 2。こちらの伝えたいことと、相手の問題関心(意識)は違う、ということ。
  ◇1人ひとりの生活、人間関係、メディア選択、認識の枠組み…。
   みんな違う。
   *認識がみな違う。よって選択・行動基準も変わってくる。
   *支配する側・強者側の「呪いの言葉」に縛られている人も大勢いる。
   *私と相手は「違う」が前提。わかりあえない。
    だからこそコミュニケーションが必要。

  ◇ゆとりもない中で

    「広告を発信する側としては、伝えたいことはたくさんあって、
    一般の人たちも当然注目してくれるものと思いがちです。とこ
    ろが、受け手側というのは、発信者のそんな思いなど、ほとん
    ど意に介していません。なぜなら、日常生活のなかでは、自分
    の身の回りの出来事や問題で精一杯になっているからです。人
    は自分の心にバリアを張っていて、無意識のうちに外部情報を
    遮断しています」
    (佐藤可士和『佐藤可士和の超整理術』日経ビジネス文庫、2011年)

    「メッセージを相手に伝えるというのは、本当に難しいこと
    です。伝わっているはず、と自分では思っていても、実際に
    は伝わっていないことのほうがはるかに多いもの。全体の半分
    くらい伝わればいいほうで、100%わかってもらうのは至難
    の業といっていいでしょう」(同上)

  ◇1人の人間にとって、情報を受取る、話を聴くというのには、
   キャパ(限界分量)がある。
   *自然に、大量に入ってくる情報や言葉を受け流すようになっている。

 3。この人やこの組織の話なら(書くことなら)、という信頼関係が
   まず大事
  ◇まず、相手が「聴こう」「受け取ろう」となるか。その姿勢を
   育ててもらう。
   *みなさんも同じだと思うが、相手によって、聴く態度や真剣さが
    変わってくる。
   *おおきなカギをにぎるのは、誠実さ。嘘をつかない。あたりまえ
    だけど。
    ・街頭宣伝や政治家の演説に出くわしても、多くの人が素通り
     するのは、そこに信頼関係がないから。とくに政治家の言葉
     に主権者が向きあわなくなっている。民主主義が壊れている状況。

  ◇方法も大事(誠実さがでる)。ラインか、手紙か、直接会ってか。
   言葉の選び方も。

  ◇相手を知る、相手の話を聴くことが、「伝わる条件」をひらく。
   *自分の話を聴いてくれる人には、その人の話も聴こうとなる。
   *信頼関係が「伝えあい」の質に影響する。
   *しかし「聴く」という姿勢は、とても能動的な行為で、時間と
    エネルギーをつかう。対象のことを理解しようとすることは、
    おもしろくもあり、面倒くさくもある。

    「職場討議やさまざまな会議でも、つねに『聴く』ことを柱に
    すえて、運営していくことを追求してみてください。どうして
    も時間は多くかかりますが、『聴く』『聴かれる』ことで、
    それぞれの認識の発展が生まれ、『自分たちのことを深いとこ
    ろで理解してくれようとしている』という信頼も深まっていき
    ます」(長久啓太『ものの見方たんけん隊』学習の友社、2014年)


 グループディスカッション①
  *ここまでの問題提起を受けての気づき、感想、意見を出しあって
   みましょう。
  *自分が今こだわって「伝えたい」と思っている事柄はなんでしょう。
   誰に、どんな方法でそれを伝え、どのような変化を起こしたいですか。

わが分身は働きもの

とあるところから、職員研修の依頼がきた。
なんでも拙著『ものの見方たんけん隊』を
以前から研修で活用させてもらっていたと。ありがたい。
発売から6年となるわが分身は働きものでありますなあ。

民医連職場じゃない研修依頼はめずらしく、
今年もいろんな出会いがありそうです。

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この努力に終わりはない。

明日のリーダー講座・夜間研修編、
「伝える技法」の準備もおおづめ。

全体2時間なので、できることも限られてるけど、
いい時間にしたいです。

考えてみると、
23歳で学習協の専従になってから20年以上。
ずっと自分の体験に根ざした「伝えたい内容」をもち、
持続してやってこれたなあと。

だから、「どうやったら伝わるか」を考え続けるし、
工夫もする。自分の技術もみがいてきました。
この努力に終わりはありません。

「闘う人々のひとりに、私もなりたい」

ZERO講座3回目(2/7)の報告です。

27名が参加し、

テーマは「反核運動の歴史と被爆者のたたかい」でした。

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おもな内容は以下でした。

 

日本被団協がニューヨークに被爆者50人派遣、

被爆体験を「社会の記憶」にできなかった空白の10年、

アメリカとソ連の冷たい戦争(東西冷戦体制)、

プレスコード、被爆者も自分の体験を語れなかった、

真実を隠し続けたアメリカ、冷戦期の核軍拡競争、

狂気は止まらない―核戦略「SIOP-62

195431日・ビキニ環礁で水爆実験により第5福竜丸被爆、

杉並区の女性たちから始まった署名活動、

1955年広島で第1回原水爆禁止世界大会、

原水爆禁止日本協議会(日本原水協)も結成、

1956年日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の結成、

結成宣言=「世界への手紙」、日本政府の責任(原爆被爆者の基本要求)、

反核運動の中で被爆者が果たした役割~山口仙二さんの歩みから、

人間を取り戻す―被爆者の苦悩と生き方、原爆体験とは何か、

被爆者の生きる支えはなんだったか、

ピースボードおりづるプロジェクト、空気を変えたメキシコ会議、

被爆者・渡辺千恵子さんの生涯、合唱組曲「平和の旅」。

 

さいごに、渡辺千恵子さんの生き方を合唱にした組曲「平和の旅」を

4曲目から(時間の関係で)聞いてもらいましたが、

参加者の胸に響いたようです。私もいつ聴いても震えます。

 

講義後は、5つのグループに分かれて感想交流しました。

以下、感想文の一部を紹介します。

 

■今回の講座で、反核運動の歴史的意義、成果がよくわかり、
まだ実現していない要求についても明らかになった。1人でも
多くの被爆者が生きているうちに、核兵器をなくなくてはなら
ないという思いを新たにした。また、被爆者が語らなければ、
もしかしたら今でもアメリカにとって都合の良い情報だけ流
され、被爆の実相は明らかにされていなかったかもしれない。
その意味においても、被爆の辛い体験を語ってくれたことに
拍手を送りたい。

■渡辺千恵子さんに本は昨年読みました。彼女の生きた証が、
こうした歌になっているとは! 感動しました。しかも250
回も上映され、15万人もの方が聞かれているとは! 山口
仙二さんや谷口稜曄さんの生涯についても学んでみたいと
思いました。

 

■山口仙二さんの「1人ひとりが真の平和を信じ、行動して
ください」という言葉が胸に残った。今日こうして私が核に
ついて学んでいること、世界で核廃絶に向けた運動が広がっ
たきっかけは皆が平和を信じ行動したからだと感じた。被爆者
の苦しみは戦争が終わって尚続くということは学びの中で知っ
ていたつもりであったけれど、今日は想像を超えていた。

CD平和の旅へ、は心に響きました。「平和の旅へでかけよ
う、それが私の人生」。被爆者が自分の体験を語ることが核
兵器をなくす運動を前進させる力になっている、自分の使命
だと感じている。その思いを受けとめることは重いけど、
私も平和を広げる旅に出なくてはと思いました。

 

■「空白の10年」を初めて知り驚きました。真実を隠し
続けたアメリカと、日本政府の罪は、原爆を作り投下した
ものよりも重いと感じました。今の日本の政治もまさにそう
です。何も変わらないことにがくぜんとしました。しかし
その中でも立ち上がり数の力で闘う人々の一人に私もなり
たいと思います。

■世論を大きく動かした根底に、被爆者の皆さんの、体験の
語りがあったことをあらためて実感しました。そして署名も
今では考えられない数が集まっていたという運動の歴史も
励まされました。

 

■核被害を語りつぐことの大切さを感じた。傷や病気だけ
でなく、差別や思い出すことのつらさなど、大変な中でも、
語りつがなければと立ち上がったヒバクシャの方々の思い
やそれを支えた人達のすごさを感じた。杉並区で、行動を
始めた女性たちの運動にも敬意です。核兵器禁止条約を
批准する政府にしなければいけないと改めて決意。

■1回目の講義の時にも感じましたが、被爆者の方たちは
複雑な思いがありながらも、証言に立ってこられたことを
改めて知りました。そして反核運動が被爆者の方にとっても、
生きがいにつながっていたことも感じました。最後に聞いた
曲は感動しました。

■歌を聞きながら、天国から渡辺さんが見ていてくれてる、
そんな思いになりました。特に、娘よ、は胸にきました。
千恵子さんにお母さんの人生も伝わってきた気がします。
たくさんの人の人生がうばわれたことをアメリカが隠して
いたことについては非常に悲しくも少し心で納得してしま
いました。それくらい残虐で、人として受け入れがたい
兵器だということです。戦争や兵器は人の心や魂を、まず
破壊していくのでしょう。

■アメリカの「戦争を早く終わらせるために原爆投下は
必要だった」という言い訳はよく聞いたことがあったが、
「原爆放射能のため苦しんでいるものは皆無だ」という
ウソはひどすぎると思った。ABCCは被爆者を、同じにん
げんと思っていなかったのかモルモットとしか見ていな
かった…。被爆者の命がけの証言があって、今があり、
地球がかろうじて残っている。これ以上の環境破壊を
させない為にも、被爆体験を、次の世代に語りついで、
核兵器を無くすためにも、次回も参加して、運動を広げ
ていきたいと思いました。

 

■アメリカのファーレル准将の「『死ぬべきもの』は死ん
でしまい…」という言葉自体に、1人ひとりの命を見て
いない様子が表れていると思った。アメリカが原爆につ
いて隠ぺいしてしまったことが、今日の核の問題につな
がっているということもよく分かり、二重の罪があると
思った。それに対して、ものすごい重圧をのりこえて
「原爆は人間にとって何か」という大きな視野で運動を
広げてきた被爆者の方のすごさがとても対称的だと思った。
山口仙二さんが語る中で心が通じたと感じ、自分をさら
け出すことができたという話がとても感動的だった。
受けとる人がいてくれると、自分を出すことができると
いうのは、いろんなことに通じると思った。まだ、自分
にもできることはいろいろあると感じた。

 

■原水爆禁止世界大会のもとになった運動が、一般の
主婦の運動から始まったということを知りました。
メキシコ会議でも1時間半にわたり被爆証言のセッシ
ョンがおこなわれたことで、核兵器禁止条約につなが
っていったことがわかりました。被爆者の方の辛い思
いやそれを乗り越えて生きておられる強さが世界の人々
を動かしたのだと思います。

■今日も感動して心が震えました。被爆者が、報道規制
や差別、偏見などにより、被爆の事実を語れなかった
空白の10年は、被爆したという苦しみだけでない二重
三重の苦しみを与えられたんだと思いました。さらに、
アメリカは「広島長崎の人は、みんな死んでしまった」
などといううそをついたり、核戦略を用いたり…。彼ら
は被爆者に向き合わず、さらに戦史にも向き合っていな
いんだなと思いました。一方で被爆者は、悲しみや苦しみ、
つらさ、怒りなどの気持ちを反核運動にたくし、自分の
生き方にしていった。「原爆をけしさることも、にげる
こともできないとすれば、それに立ち向かい、それと
たたかうことでしか生きようがない」。この言葉に胸を
うたれました。本当の平和を実現させることってこう
いうことなんだと思いました。悲しみをのりこえて、
過去のつらい事実と向きあう。正直、今のアメリカや
日本はまだまだその途上にあると思いました。世界が、
前向きに核をなくすことを考えれば必ず実現できると
思います。被爆者にとっての核廃絶運動は、彼らの
生きる源なんですね。生きる希望をもち今まで生き
つづけてきたヒバクシャに、世界で核兵器ゼロという
本当の希望を実現したいと思いました。

牡蠣づくし晩餐!

土曜日(8日)は、
相方の親友と元職場の後輩が来宅。

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牡蠣づくし晩餐!
そしていつも料理を作りすぎて食べきれないパターン。

話題は京都市長選挙、青森、リーダー研修講座、
岡山労働学校、NHKもぎたて!、その他その他。

楽しい時間。


日曜日(9日)は1日予定はなかったけれど、
午後、事務所に1時間半ほどでてきて小仕事。
2月も中盤にさしかかり、
やりたいことをしっかりやるために、
片付けないといけない仕事はテキパキと。

育ててもらっています。

嬉しい講師依頼があった。

千葉土建一般労働組合の書記長研修(支部書記長と本部役員対象)で、
12月に岡山県学習協でしたリーダー研修講座の
内容そのままやりたいと。丸1日で。

こういうの待ってました!
私も場数ふむことで精度を高められます。
こうやって育ててもらっているんですよね、講師として。

土建からの依頼も初めてで二重の喜び。
9月なんで、まだ先ですけど。

このままでいいの? 日韓関係

きのう(6日)午後は、
岡山医療生協“平和サークルおりづる”で、学習会講師。
30名ほどが参加されていました。

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テーマは「このままでいいの? 日韓関係」。
約1時間、あれこれあれこれ。

まあ、もちろん日韓関係の専門家でもないので、
2007年に岡山労働学校で韓国現代史の講義をしたときの学び、
2013年の韓国スタディツアーでの経験を中心に、この間の動きを。

「慰安婦」問題、徴用工問題、政府間の関係悪化、
歴史に向き合うことなしに真の友人にはなれない、などなど。

いちばん強調したのは、
私たちはお隣の国のことをほとんど知らない、ということ。
知ることから始めなければならないと。
韓国映画はその入口になる、という話もしました。

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終了後は、手作りぜんざいを頂きました。
ひめ本も7冊も買っていただき。感謝です。

生活から労働組合の役割を考える

昨夜(5日)は、全医労岡山地区協議会の執行委員会へ。
いつもの前段30分学習会です。写真なし。

きのうは、いつも労働組合の話でしている、
「生活から労働組合の役割を考える」ということを
掘り下げて考えてみました。

生活とはなにか。
雇い雇われる関係性のなかで労働条件は。
生活の枠を広げていく。

などなど。

みなさん、こうしたそもそもを問う機会が少ないので、
感想もさまざま。
職場の仲間たちと、労働条件の改善をつうじて
希望ある生活について、語りあえたら素敵ですね。

来年度も10回、よろしくお願いいたします。

きのう(4日)午後は、
林精神医学研究所(林病院、ひだまりの里病院)の
ベテラン職員研修で日本国憲法の講義。

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この研修会も9回目!残り1回。
みなさんの感想が多様で面白い。

が、憲法が自分ごととして根づいてないなあと、毎回感じます。
来年度も同じ研修、10回の依頼です。

次はより人権にスポットあててやります。