きのう(3日)の夜は、89期岡山労働学校第8講義。
「資本主義社会の歴史と労働者階級の成長」という
テーマでした。20名参加。
資本の本源的蓄積、資本の集積と集中、
富の蓄積と貧困の蓄積、強い反作用を生み出す、
資本の社会的力に対抗するには、
労働者のもつ社会的な力は「数」がつながること、
「社会的バリケードづくり」の大切さと歴史、
労働者が団結するとはどういうことか、
労働者として生きる覚悟、
「労働組合 その過去・現在・未来」について、
社会を変えるのは人々のたたかい、
日本国憲法という社会的バリケードをもっている、
労働運動のなかでの学習教育運動の役割と課題、
そもそも論を大事にする、組織拡大を追求する、
など。
労働組合の歴史や役割に力を入れたので、
討論も労働組合の話を中心にもりあがっていました。。
いよいよ来週が最終講義の未来社会論です。
以下、何人かの感想文です。
■そもそも論は本当に大事だと思います。自分の
組合でも、きちんと立ち返り、くりかえし学習する
ことを位置づけようと思いました。
■え~!資本家が労働者を作るために土地を奪って
働かない人に鞭打ち等の罰則を法律で作っただなんて
知らなかったなあ・・・。本当にひどい話です。
昔から資本と政治家は手を組んで労働者を奴隷の
ように扱っていたんだ!このままでは15世紀の頃に
逆戻りしてしまう恐さを感じます。マルクスの言葉が
今に通じるってことは資本家と労働者の関係は
変わっていないってことですよね。やっぱりこの
ままでやられっぱなしでは15世紀に逆戻り?
絶対嫌だから仲間増やさなくちゃ!
■ぼくたちが学ぶのは、自分たちのためであると
同時に、仲間のため、あとに続く者のためだと
感じました。身銭を切って学習しよう!
■歴史過程をみて、いろいろな苦労があってできた
労働組合、大切にしなきゃいけないなと思いました。
広めたい!! 組合のあるところで働いている人、
組合がないところで働いている人にも。
■団結することが難しくなっているが、学習を
大切にして労働組合の存在意義を1人でも多くの
人に伝えていきたい。