長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

目標の達人になろう!

昨夜は「60分de名著」の第4講座。
「目標の達人になる~谷口貴彦『ザ・コーチ』」でした。
コロナ拡大で、集団視聴の労組・団体の集まりがなかなか
厳しくなっているなかでも、リアルタイムで約160名の方が参加☆

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今回の講義の反響もすごかったです。ビシビシと手ごたえ。
こういう「目標達成のための知識・技術」を学ぶ機会が運動にないから。
言葉の整理、集団での目標達成の難しさと面白さ。
その他あれこれあれこれ。以下、何人かの感想を紹介します。

 

■わかりやすいお話ありがとうございました。ワクワクするビジョン、目的をいつもイメージしていくことが大事だと思いました。そして、それを一人からみんなのものにしていくと、みんなの力で目標を達成し、ゴールにたどり着ける道筋が整理できました。小さい目標達成の積み重ねでゴールへ。そのために毎日「書く、書き出せ、言語化」を実践し、行動計画のアイデアを出していきたいと思います。

 

■組織の目標と個人の目標を連動させることが大事であると気づきました。今まで、その視点で考えたことなかったので...

 

■自分だけの目標達成なら自分の問題ですが、組合などチームの場合は難しいですね。ワクワクする目的やビジョンを共有できたとき盛り上がりを実感するときもありますが、そうでない時は煮詰まってしまうことも多いです。また「衝突」について「健全なら促進し、不健全なら調整」という言葉が新鮮でした。組織化のためには名簿作りなど具体的な行動計画が不可欠だと思いました。漠然と増やしたいだけだとやはり増えないですね。大変勉強になりました。ありがとうございました。

 

■ビジョン(夢)、目的、ゴール、目標、行動計画 の言葉の意味をしっかり掴むことが大事だなと思いました。クイズが殆ど正解せず残念でした。以前の労組の活動は、行動計画が上からやってきて、やらなくてはならないみたいに、重く、一部の人たちがやることみたいになっていました。でも、今は職場の悩みや要求を出し合う事から始めることによって、じゃあどんな職場なら良いのかと自分達で考えて、ではその為には何をしたらいいのかと言うアイデアが出てきたりして、行動計画が立てられるように徐々に成長してきています。先月の執行委員会では、上部団体からの行事予定に次々と手が上がり、さっさと決まったので、びっくりしました。集団でのゴールの達人になる為には、皆の夢・ビジョンを作るために、まずは何に困っているのか、何に悩んでいるのか出し合うことから始めたら良いのかなと思いました。その上で、どんな状態が望ましいのかを語りあい、そのためには何を実現させたらいいのか、どうやってそれを実現させたらいいのか、誰を仲間にして誰と一緒に運動したらいいのか、あらためてしっかり集団での討議が重要だと思いました。

 

■目的、目標、ビジョン、行動計画の言葉の意味を整理することは一番大切だと思います。以前ドラッガーの本で目からうろこになったことを思い出しました。長久さんの図はわかりやすかったです。運動に参加する人達の中で、この言葉の意味をしっかり共有した上で、方針を議論しないといつまで経っても空回りする気がします。職場や労組の活動について、もう一度整理してみようと思います。ありがとうございました。

 

■「目的、ビジョン、ゴール、目標、行動計画」これらを明確にすることの大切さを実感しました。「目からうろこ」でした。すべてごちゃごちゃになっていたなと反省しました。「3日坊主は個人の問題というより知識と練習が足りないだけ」という言葉には力をもらいました(笑)。小さな目標を立てて達成するという成功体験を積み重ねることによって自己評価を高めることができるんだということを改めて私自身に突き付けてもらった感じです。たぶん自己評価が低いんだろうな(自信がない)、わたし。それと、やはり何かを達成している人は(意識的、無意識にかかわらず)「目的、ビジョン、ゴール、目標、行動計画」を明確にして「実践」しているのだなと自分自身の至らなさを痛感しました。なんとなくじゃぁ「願望」に終わってしまうということですよね。言葉にする、書き出す、メモをする、言語化することによって可視化され、自分が認識するんですね。うーん、やっぱりぼんやり生きていてはだめだな、もったいないなと。毎回長久さんには「刺激」をいただいています。脳が活性化させられています(^^♪ ありがとうございます。