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長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

やっぱり楽しい、『学習の友』読書会。

『学習の友』

昨夜(27日)は『学習の友』読書会。6名参加。

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「現代を生きる基礎理論」の3回目と
ディーセント賃金のミニ記事をそれぞれ読み合わせて交流。

弁証法とか学んだことがない参加者もいて、
やっぱり聞きなれない概念や定義に「???」となるようで。
あーだこーだと説明と議論をしながら盛り上がりました☆

後半は「貧困とは何か」について
みんなで議論して認識を深めあいました。
絶対的貧困と相対的貧困のちがい。
人間らしさのハードルは上がったり下がったり。

大事なことをみんなで確認できたように思います。

やっぱり楽しい読書会。

次回は10月28日(金)18:30~ 地方自治会館です。

新婦人の班会で憲法講師。楽しかったなり。

講師活動
今日は午前中外回りあちこち。
そのさい岡山高教組から講師仕事をひとつもらう。
若い先生の全国集会が沖縄であり、
その事前学習会ということらしく。がんばります。

午後は新日本婦人の会岡山支部・操山にこにこ班の
憲法学習会で講師。13名参加。

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フランクな場所だったので、レジュメほぼ無視し、
「憲法とはなんですか」から始まり、
10章最高法規の3つの条文の解説、
そして第3章の1条1条の人権を解説する講義に。

人権感覚についてあーだこーだの感想交流。
話題はやっぱり生活のたいへんさなど。

でも集まって語りあっての場が身近にあるのが
新婦人運動の強みですね。楽しかったです☆

比べてみよう 世界の憲法・日本の憲法(学習会)

講師活動

きのう(25日)は、11時から
民主青年同盟岡山のわかものとの連続学習会7回目。
だんだん人数増えてきてうれしい。

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今日は「比べてみよう 世界の憲法・日本の憲法」
というテーマ。

*比較することのそもそもの意味
*憲法を比較する視座(基準)をどこに置くか
 ①国家権力に国民の人権を守らせる力やしくみ
 ②その国の憲法を国民自身がどれだけ知り、使えているか
*日本国憲法は人権規定でいまも最先端
*日本国憲法には人権発展を取り入れる柔軟性と開放性がある
*社会権を世界の(先進国の)憲法と比較してみる
*平和条項について―多くの国にあるが、その最先端が日本国憲法
*各国の国防や兵役の義務規定
*長久が「これいいじゃん!」と思った各国の人権規定
*人間の尊厳をどう規定しているか。尊厳とは。
*日本国憲法になく、各国憲法に比較的多く見られた人権規定

という流れでした。
いやはや、準備たいへんでしたけど、ぼくもかなり勉強になりました。
感想交流でも、いろいろ質問やら意見交流やら、
活発でした。たのしいですね。


以下、参加者の感想文です。

■世界の憲法も相当おもしろいなと思いました。日本国
憲法が素晴らしいというのは聞くけれど、世界の憲法に
あって日本にない、いいなと思うものもあり、やっぱり
視野は広く!!ですね。ジョン・ロックの抵抗権・革命権
も気になります。憲法教育がたしかにもっと必要だなと。
13条・98条のカバー力にはびっくりしました。個人
主義とは・・・や憲法改正とはそもそも人権を守るための
補強なんだという話など、新鮮で勉強になりました。

■企業と労働者の関係で、日本国憲法は最低限のことは
保障するけど自分たちでも向上していきなよって書いて
あるのが新しい発見だった。社会権と自由権の違いが
よくわかった。学校でも憲法についての授業は数時間しか
ないから、憲法を知って、使うのは難しいだろうなと
思った。

■最近憲法カフェなど憲法を知る機会が多くなってきた
けど、私の学校ではセンター試験重視で「憲法知らない
んだからこの選択肢はおいといて・・・」とか「真面目な
人ほど憲法を覚えようとするけど・・・」とか言って憲法を
教えようとすらしない。今日の憲法教室ですぐれた憲法
とは何かというのを知り、国民の努力が必要なのに国民が
憲法を知らなくてどうするのか・・・。学校でちゃんと教え
てもらわないと社会に出てからあまり知る機会はないと
思うので、教育の場で教えるのは大切だと思った。

■他国の憲法の条文は具体的なものや、細かくつっこんだ
ものが結構あるなと思った。日本国憲法13条は条文に
ない新しい人権も適用できる、というのが「どんなことも
保障しますよ」と言ってもらっているみたいで懐の広さが
イイ。「世界も憲法変えてるじゃないか。日本も」と
言われるけど、世界は人権を守るための改正だけど、日本は
国家権力が国民をしばるための改悪なので、そこをはき
ちがえてはいけないと思いました。

■比べてみることで、見えてくるものがたくさんあった。
社会権がない国がこんなにあることを初めて知っておどろ
いた。日本でも、もっと大切にしなければですね。

■憲法が日本以外の国にも一般的にあるものだと知った。
憲法が、国家に国民が守らせるものなら、自分も含めて、
それをよく知っているべきだと思った。

■日本国憲法が他国の学者から、今も最先端であると言われ
ているところに驚きがあった。憲法にあっても、やっぱり
守られる側の国民が、憲法を守るよう権力に圧力をかける
努力を続けなければならないと思った。

■世界の憲法と日本国憲法とを比較してみると、日本国憲法
も完成品ではないけれども、世界のトップにあることに誇り
が持てるのが嬉しい。70年前に制定されたぶん。諸外国と
比べて至らぬ部分はあるかもしれないが、70年間も1文字
たりとも変えられていないし、将来のこともふまえて法が
制定されていたことを考えると素晴らしいと思った。しかし
今の情勢を考えると、「憲法」という根本的で、国の最高の
ルールが蔑ろにされている。企業・国家などの暴走を防ぎ、
国民の人権を守るためにあるのだから、そのような根本的な
ルールも守れないなんて、国や企業のリーダとして失格であ
る。私が今、言いたいのは、国と企業は、憲法勉強して下さ
い、ということ。

生協関連・一般労組の定期大会に参加

日々の日記・雑感

きょう(24日)の午後は、
私も組合員である「生協関連・一般労働組合」の
第13回定期大会に参加しました。

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生協関連のみならず、
あらゆる労働者に門戸をひらいている労働組合です。
組合員は、さまざまな雇用形態で働いています。

職場自体のさまざまな変動や、離職率も高いところが多く、
組織拡大がたいへんですが粘り強くしています。
もっとも困難なところに寄り添いながら。
年会費1000円のサポーター会員も募集しています☆

なんというか、現場で働いている労働者とふれあえる
機会というのは、貴重ですね。団結してがんばっていきましょー。

今月の『友』読書会は27日(火)です。

お知らせ

【お知らせ】
今月も開催!『学習の友』読書会。
その場でチョイスした記事を読みあわせて感想交流するだけ。
でもこれが楽しい! みんなでワイワイ。
知的サロンでリフレッシュ。

9月27日(火)18:30~20:00。
地方自治会館3階(岡山市春日町)です。
10月号を使います。読者でない方でも参加OK。

*今月は定期読者の方への配達が遅れていますが、
読書会では10月号準備してお待ちしていますので、
手ぶらでも安心してご参加ください。

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9月もなんとか。さて県内の独自運動も考えます。

仕事のようす

ほぼ毎日講師活動をしていた怒涛の9月前半。
無事に乗り越えたのはいいものの、
基本の日常業務がなかなか滞りぎみ。

でもちょこちょこ休んでますし、
まあ9月残りもなんとかなるでしょう。

でもほんと、
いろいろな経験をさせていただいていて、
すごく勉強の日々です。
今年もワシワシ成長している実感ありです。

さて。ただ。

なかなか県内の独自運動ができていません。

いつも労働学校で使っている
岡山市勤労者福祉センターが来年3月まで
改修工事で使えないため、
岡山労働学校、秋は開催しません。

来年5月に91期岡山労働学校を開校したいと思います。

会場問題が大きな壁になっています。
でもちょっと落ち着いて、いろいろ考えます。

岡山医療生協労組の「知は力」。香川民医連平和学校でも。

講師活動

昨夜(20日)は、岡山医療生協労組の
「超入門!ろうどうくみあい講座」の5回目。
テーマは日本国憲法と労働組合でした。

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写真は始まる前。先日の定期大会の議案書。
「知は力」の言葉!
れ最初に言ったのはイギリスの哲学者フランシス・ベーコン。
近代思想幕開けの序章ですね。

労働運動も知識を力にルネサンスおこしたいです。


きょう(21日)は午前中、高松へ。
香川県民医連の第4期平和学校の1回目の講師仕事でした。
こちらは毎年呼んでいただいています。ありがとうございます。
(写真取り忘れでありません)

平和の思想はどこから生まれるのか、
戦争を知るとはどういうことか、その難しさ、
日本の侵略戦争の歴史、憲法の内容、
人権を守ることが平和を守ることにつながる、など。

あれこれあれこれ90分ほどの講義。
みなさんしっかり聞いていただきました。

来年の2月の卒業発表まで、しっかり
学びあい育ちあえる機会になってほしいです。

『世界の憲法集 第3版』より 「尊厳規定」のメモ

メモ

日本国憲法では「個人の尊厳」という言葉は
24条の家族生活における関係性のなかで謳われていて、
あまり目立った位置にありませんが、
他国の憲法なかでは、「尊厳」という概念が人権の
中核的・核心的位置にあることがかいまみれます。

尊厳とは、
その人がその人であることを否定されないこと。
モノや道具として扱われないこと。
人間としての自由や権利を保持していること。
・・・などの多様な意味や説明ができると思います。
単純に言うのは難しいですが。

やはり、「個人(人間)の尊厳」があるからこそ、
「個人は尊重」される、と理解したほうがよさそうな
気がします。
「世界人権宣言」も尊厳という言葉が重要な位置で
何回も出てきます。

ただ日本国憲法をそのまま素直に読むと、人権とは
13条の「個人の尊重」を根本的価値とする、という
説明はまちがっていないし、適切だとも思います。
条文の位置や書き方にもよりますからね。

もちろん当然ですが、以下の各国の
尊厳規定が憲法に盛り込まれている=そうした理念が
その国で実現している、とはかぎりません。
日本国憲法がそうであるように、素晴らしい理念や
価値観を実現するのは、国民の不断の努力がどれだけ
活発に行われているかによります。がんばりましょう。


以下、メモです。

■インド憲法前文
「すべての公民に個人の尊厳と国民国家の統合・保全を
もたらす友愛を促進することを厳粛に決意し」

■スウェーデン憲法2条
「公権力は、すべての人間の平等ならびに個人の自由
および尊厳を尊重して行使しなければならない」

■スペイン憲法10条
人間の尊厳、人間の侵すべからざる生来の権利、人格
の自由な発展、ならびに法および他人の権利の尊重は、
政治的秩序および社会平和の基礎である」

■大韓民国憲法10条
「すべて国民は、人間としての尊厳および価値を有し、
幸福を追求する権利を有する。国家は、個人の有する
不可侵の基本的人権を確認し、これを保障する義務を
負う」

■大韓民国憲法33条
「3.勤労条件の基準は、人間の尊厳性を保障するよう、
法律で定める」

■ドイツ連邦共和国基本法1条
人間の尊厳は不可侵である。これを尊重し、および
保護することは、すべての国家権力の義務である」

■フィリピン憲法2条11節
「国はすべての人間の尊厳を価値として認め、人間と
しての権利に最大の敬意が払われることを保障する」

■ベルギー国憲法23条
「何人も、人間の尊厳に値する生活を送る権利を有する」

■ポーランド共和国憲法前文
「第三共和国の福利のためにこの憲法を適用するすべ
ての者に、人の生まれながらの尊厳、自由に対するその
権利および他の者と連帯する義務を保持することに配慮
しつつこれを適用し、これらの原則の尊重をポーランド
共和国の揺るぎない基礎とするように呼びかける」

■ポーランド共和国憲法30条
「人の生まれながらの、奪うことのできない尊厳は、人
および市民の自由と権利の源泉をなす。それは不可侵で
あり、その尊重と保護は公的権力の義務である」

■ロシア連邦憲法7条
「ロシア連邦は、社会国家であり、その政策の目指すと
ころは、人の尊厳ある生存と自由な発達を保障する条件
をつくることである」

■ロシア連邦憲法21条
「1.個人の尊厳は、国家によって保護される。いかなるこ
とも、それを落としめる理由となることができない。2.
何人も、拷問、暴力およびその他の過酷なまたは人間の尊厳
を傷つける待遇または刑罰を受けてはならない(以下略)」

『シン・ゴジラ』と『トランボ』を観賞す

芸術文化・映画

このかん、映画2本みました。


『シン・ゴジラ』

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映画としてはなかなか観応えがありました。
政府中枢はじめ関係各所のみなさんのチャキチャキぶりが
テンポよく観れた要因です。
じっさいの政府はどうなんでしょうかね。

自衛隊もまあ抑制的でした。
いちいち「できること」を確認しないといけないのは、
憲法に制約を受けている自衛隊ならではですね。
一糸乱れぬ統率ぶりが完璧すぎたような気もしますが。

でも高江で米軍ヘリパット建設のために重機運ぶ自衛隊はないです。
許しません。

最後のエンドロールに野村萬斎とあって、
「え?!どこに萬斎出てた?見逃した!」と思ったら、
ゴジラの中の人だったんですね・・・。
たしかに萬斎の動きでしたよ(笑)。さすがです。


『トランボ』

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これ傑作でしたね。
第2次世界大戦後、ハリウッドに荒れ狂った赤狩り。
その攻撃対象となった天才脚本家・トランボの
事実にもとづいた物語で、
ふしぶしで胸うたれるシーンがありました。

さすが脚本家というか、攻撃への切り返しも
ユーモアやふてぶてしさがあって面白かったです。
仲間との信頼関係、裏切り。家族との確執や絆もからんで、
見ごたえたっぷりです。

名前を隠しての脚本づくりの期間も長く、
『ローマの休日』の脚本を書いたのがトランボであったことは
当初知られていなかったそうです。
そのあたりの話も描かれていておもしろいです。

「思想は罪に問えない」というトランボの
言葉が印象的でした。そのとおりです。

でも、日本でこういう映画はつくれないですよね、現状。
そこがつらいところです。

憲法は労働者に一方的に肩入れ(労働組合はすごい組織)

メモ

きのう読んだ憲法テキストに、
27条・28条は経済市場において労働者を勇気づけるためにある、
と書いてあり(いま本が手元になく不正確かも)、その通りだと感じた。

私的関係である労働契約にあえて、積極的に介入して、
最低限のバリケードを設定し労働者の人権を守ること、
そして労働者が労働条件を対等に使用者と交渉できるように
「その手段」を整えなさいと、憲法は国家に命令している。

憲法は労働者だけに、肩入れしているのである。
憲法は中立ではないのである。

労働市場において人権を保障するためには、
傍観者的中立などありえない。

言うまでもないが、使用者と労働者の力関係は
はっきりしている。使用者が圧倒的に強い。
労働条件を先に決める力、業務内容を決める力、人員配置、
雇用形態を決める力、人事権・・・。使用者は裁量がオオキイ。

この力関係のまま、労働契約を自由契約のまま放置していると、
労働者の労働条件・働く環境は悪化・劣化する。
労働者はモノや道具のような扱いをされる。それは歴史が証明している。

だから、
法律で「少なくともこれ以上は」という労働条件の最低限を
決めるという勤労条件の法定主義(27条2項)があり、
結社の自由よりもはるかに法的に保護された
労働組合の団結権・団体交渉権・団体行動権
(労働三権=労働基本権)がある。

仕事をあえて放棄する=労働契約違反ともいえるストライキは、
労働者・労働組合のいちばんの「秘技」であり、
団体交渉を対等に行える担保として認められている。
ストライキを行っても、刑事上・民事上の責任は問われないなど、
これまた法律の保護を受けている(労働組合法)。

『学習の友』10月号で笹山尚人弁護士は、
労働組合を「すごい組織体」と表現し、
「そのすごさの恩恵に欲していない人が多い」ことを残念がっている。

労働組合は、すごいのである。

憲法が一方的に肩入れするほど、特別な存在なのである。

そうしなければ、
労働者は生活や尊厳を守れないからである。
働きやすい職場、誇りのもてる職場をつくれないのである。

その役割を担っている労働組合は、
労働者の先輩たちが歴史的につくりあげ、
国家に「応援せよ」と憲法で命令するまでに
認めさせてきた「すごい組織体」なのだ。

人権の主体である「個人」とは、みずからの生活や人生を
仲間とともにみずから切りひらく力をもった人という意味である。
その手段を労働者はあたえられている。

憲法は
「たたかう手段はあたえました。あとはあなたたち次第です」
「1度きりの人生ですよ。あなたはモノや道具ではなく人間ですよ」と、
労働者を勇気づけているのである。

憲法の心に耳をすます~連載2回目

ブログ連載

山口の医療生協健文会の機関誌に憲法の連載を
書かせていただいています。その2回目です。
(飼い猫のりくも山口のみなさんにお披露目です)

98条2項はもっと複雑で難しい議論があるのですが、
主権者の立場からすると、人権発展の観点が重要だと
思っていますので、そこだけ書きました。

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 前回は憲法の「3つの自己紹介」のひとつ目である
97条を紹介しました。今回はふたつ目の98条につ
いてみていきます。

なぜ憲法は最高法規なのか?
 
98条は、こういう条文です。
 「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に
反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行
為の全部又は一部は、その効力を有しない。 ②日本国
が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠
実に遵守することを必要とする」
 ひらたくいいますと、憲法はこの国の最高のルール
なので、このルールに反する法律や行政の仕事は無効
になる、ということです。日本の数あるルール(法律
など)のなかで、憲法はいちばんトップに位置づいて
います。憲法はエライのです。
 ではなぜ、憲法は最高法規なのでしょうか。その理
由は、憲法は私たちに基本的人権を保障するものだか
らです。人権が保障されるとは、一人ひとりの尊厳が
守られる社会です。尊厳とは、「その人がその人であ
ることを否定されないこと」と私は説明しています。
私たちがこの社会のなかで「人間らしく、自分らしく」
生きていけること、それを保障すること、これ以上の
大事な約束ごとはありません。だから憲法が最高法規
なのです。
 日本国憲法は、一人ひとりの尊厳を守るいちばん大
事なルールであり、私たちが自分らしく生きていくた
めに、欠かせないものなのです。

人権発展を国内に取り入れる
 
98条の2項は何を語っているかというと、国際的
に確立した優れたルールはどんどん国内に取り入れる、
ということです。子どもの権利条約とか、障害者権利
条約など、国際社会が発展させてきた様々な人権尊重
の到達を、国内に取り入れるルートを憲法は保障して
います。
 改憲をしたい人たちは「70年前につくられた憲法
は新しい人権状況に対応できていない」という主張を
しますが、この98条2項は、発展する人権をすみや
かに国内に適応できる根拠です。憲法は守備範囲が広
い。やっぱりエライのです。

平和ゼミナール3回目。学びの姿勢が刺激効果に。

仕事のようす

きのう(15日)午後は、
岡山県民医連第4回平和ゼミナールの3回目。

今回は、指定の3冊の文献どれかを選び、
読んできての感想交流です。

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その3冊はコチラ。毎年ちょっとずつ変わっています。
①『それぞれの戦争論―そこにいた人たち』(川田忠明)
②『戦争で死ぬ、ということ』(島本慈子)
③『新編 あの戦争を伝えたい』(東京新聞社会部編)

ゼミ生のみなさん、なかなか熱のこもった
発表をした人が多く、予定時間をオーバーするなど。

とくに、この読書の学びをきっかけに、
「シベリア抑留のことをまったく知らなかった」と、
さらに自分でいろいろ調べて発表した人もいて、
そうした姿勢に全体が刺激を受けていました。

終了後は、おたがい読んでない本を交換しあうなどの
光景もみられました。
3回目にして早くも、集団学習の優位性というか、
長所が発揮されてきています。


次回は奈義町の日本原駐屯地の見学と学習です。