長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

わが家に岡山の仲間が集まってランチ

きのう(26日)は、
岡山の仲間たちがわが家に久しぶりに集結。

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我が家の料理+持ちよりで豪華ランチ。
2人の小さい人のエネルギーと創造性がみなを楽しませ。

ゆっくり話せる場は貴重で、つきることなく話は続きました。

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小さい人が天敵のりん(愛猫)は、
こどもの声が聞こえた瞬間に電動ベッドの下に隠れ、じっと動かない。
そのまま4時間顔をみせず。
みなが帰ったあと、しれっと出てきた(笑)。

午前中は広島、午後は大阪で講義。

土曜日(25日)の午前中は広島へ。
民医連中四国地協の事務幹部養成学校で
「ものの見方・考え方」の講義。休憩はさみ2時間ほど。

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約30人の幹部候補生。知ってる人もちらほら。

始まる前に、声をかけてくれた広島民医連の若者。
なんと3年前に高知民青の学生合宿で
ぼくの講義を聞いたことがある女性でした。
以前難しい科学的社会主義の講義を受けたことがトラウマになったけど、
長久さんの講義もあり、いまは乗り越えたと語ってくれました。
広島民医連はナイスな若者をゲットしましたね。

講義では、問いつづける力、民医連の実践を補強するものの見方、
社会認識をどうつくるかなど問題提起。
みなさん熱心に学んで討論もしていただきました。
午後からは平和公園でのフィールドワークだったようです。
こちらは大阪に移動。


で、午後は大阪。

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生協労連青年部活動交流集会での講義。こちらも30名ちょいの参加。
主催者の周到な準備がうかがえました。大事。

私からは労働組合の基本的な意味を問題提起。
その後のワールドカフェも見学。
やはり4人というのは話しやすい人数になりますね。
たくさんしゃべって、エンパワーメントされていました。
こういう場をそれぞれの労働組合でもつくろう!
と最後にコメントしました。

17時半には途中抜けし、
新大阪でおつかれさまの生ビールぐびりとやり、
岡山に帰りました。この日は寝不足だけどがんばりました。

蒜山高原へお出かけ

きのう(23日)は相方と、相方のお母さん、
めいっこさんの4人でお出かけ。

3年ぶりぐらいの蒜山高原(岡山県真庭市)。
毎年のように行ってましたからね、蒜山。

天気はばっちりでした。
いつもの福祉車両のレンタカーで自宅から1時間半。

道の駅で買い物。
ジャージーランドでチーズフォンデュのランチ。
ソフトクリーム食べながら牛さんを眺める。
塩釜冷泉。
ハーブガーデン。

という流れ。
気持ちの良い1日でした。

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24日の人権講座は日本国憲法。

 【お知らせ。明日です!】

“人権講座2019”
2回目「人類の多年にわたる努力の成果―日本国憲法」は
5月24日(金)18:30~。

巨大な人権侵害を生み出した戦争の歴史を
背負って誕生した憲法の真髄を学びます。
講師長久啓太学習協事務局長。

岡山市勤労者福祉センター4階会議室。
参加費は1000円(学習協会員600円、学生・障害者200円)。



・・・この講座、3回目は世界人権宣言(6/7)、
4回目は国際人権規約(6/21)、となっています。
私もこれらの講義をするのは初めてなので、
あれこれ文献読んでいるのですが、すごく面白いです。
いままでこんなことも知らなかったのか、という発見の連続。

同時に、日本における人権状況を思うと、
ほんとうに暗澹たる気分になります。
まあしかし、
広島や長崎の被爆の実相を若い人に継承することを
ライフワークのひとつとしているように、
人権のそもそもをたくさんの人に伝えることも、
ライフワークとしてやっていきたいなと。

こつこつがんばります。

自分の手に手紙を書いて発表する。

きのう(21日)午後は、
ソワニエ看護専門学校での3回目の授業。
先週の「人間の手」を受けて、
以下の課題を出しまして、発表してもらうというもの。

*400字~500字程度で、「わたしから『わたしの手』へ」
 というメッセージ(手紙)を書いてきてください(文章は回収しません)。
*それを、次回、ひとりひとり発表してもらいます。
 (1分程度になると思います)
*みんなに聞いてもらうことを前提に書いてください。
*内容は自由です。書き方も自由です。手にまつわるエピソード、
 どう使ってきたか、苦い思い出、感謝、
 これからどう自分の手をつかいたいか、叱咤激励・・・。
*1週間ありますので、
 「手」についてちょっと意識して生活してみてください。


ここ数年、この課題はずっとやっていますが、
今年もそれぞれの発表が独特で、共感を呼ぶものが多かったです。
自分の手について語ることは、自分について語ることですからね。
また来年もこの授業はしたいと思います。

ひとつむぎ、本当に、極夜行、いのちとがん

最近読み終えた本。
5月に入ってから、漫画『宇宙兄弟』を1巻から35巻(最新刊)まで
順次読んでいた影響もあり(?)、本はまだ4冊だけ。


『ひとつむぎの手』(知念実希人、新潮社、2018年)

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看護学生さんに紹介する「ソワニエ読書日記」1冊目。
心臓外科医が主人公の医療小説。
研修医3人を心臓外科に入局させるという「使命」を軸に展開。
一気に読ませて内容もヒューマン。
著者は現役医師だけに、いろんな意味でリアル。


『本当に頭のいい子を育てる世界標準の勉強法』
         (茂木健一郎、PHP新書、2019年4月)

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タイトルがイマイチだけど、面白く読めた。
開成学園の「餌まき」に共感。
「学校側は、生徒たちがどんな餌に食いついてくるか
わかりませんから、いろいろな種類の餌を用意して食
いついてくるのを待ちます」


『極夜行』(角幡唯介、文藝春秋、2018年)

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グリーンランド北部で、太陽がまったく昇らない数ヶ月の
「極夜」のなかを探検し、最後に太陽をみる、という旅の記録。
面白すぎて一気読み。
不運続きで死を常に意識せざるをえない中、
生と死、自然、宇宙、人間文化への深い洞察。すごすぎる。


『〈いのち〉とがんー患者となって考えたこと』
            (坂井律子、岩波新書、2019年2月)

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ソワニエ読書日記2冊目。
NHKの番組制作ディレクターだった著者が、
膵臓がんになってからの闘病記録と思索。
5年後生存率5%の膵臓がんだけに、生半可でない苦闘。
客観的視点と患者の立場からの率直な体験記。

生協労組の執行委員会からDANS実行委員会へ

18日(土)の午前中は、連続で学習会講師。

9時半から、生協労組おかやまの執行委員会。

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テーマは「参議院選挙と労働組合」。
衆議院と参議院の違いは?から始めましたが…。
労働組合と選挙との関係でいえば、
3年前に『友』に書いた私の論文が役立ちました。
30分ほどの講義ののち、グループに分かれての感想交流。


終了後、移動し民主会館へ。11時20分より、
民医連中四国地協DANS(看護学生さんのつどい)の実行委員会で
「平和の課題になぜ取り組むのかー被爆の実相を中心に」。

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中四国各県から、看護学生さん30名ほどと、
職員さんも。あわせて50名ほどいたかしら。

今年の地協DANS本番は8月に広島で、とのことで、
平和学習をテーマに実行委員会の学びも積み重ねているようです。
私は、広島の被爆の実相を中心に、
なぜ平和の問題に向きあい続けるのか、
という投げかけをさせていただきました。約1時間の講義。
若いみなさんに届いたかしら。

日帰り東京出張の楽しみといえば・・・

今日(17日)は、
労働者教育協会の常任理事会(久しぶりの参加)で、
東京日帰り出張です。

日帰り出張の楽しみといえば!

①飛行機からの眺めを楽しむ
②浜松町駅のお寿司屋さんで980円のランチを食べる
③移動時間の読書

かな。

数年前までは、新幹線往復が多くて、
だいたい会議後の懇親会も参加してたので、
それも楽しみでしたが、今は一目散に帰るので。

では、いってきます。


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猫はいつものようにダラダラしております。

完成に近づいてますー。

相方のエッセイ書籍化、
『ひめは今日も旅に出る~ALSと一緒に~』の
初校ゲラを、
さきほど出版社(日本機関紙出版センター)に返送。

いよいよ完成に近づいています!!!

6月後半、各地の民医連での研修会講師がたくさん入っており、
そこで売ろうと、がんばって作業しています(笑)。

医系学生さんと「アウシュビッツと広島」学習会

きのう(14日)は、ソワニエ授業のあと、
いったん帰宅し、再度岡山へ。

18時半から、岡山民医連の医系学生さん
対象の平和学習会での講師でした。
テーマは「アウシュビッツと広島」。

ほぼライフワークになっている、
被爆の実相を広げるための学び、
そして2015年2月にポーランドの
アウシュビッツ強制収用所跡を訪ねたときの様子や
考えたことをお話しました。

どちらも、第2次世界大戦で、
人類が記憶の継承をしていかないといけないテーマです。

パワーポイント100枚と無謀な資料でしたが、
早口でなんとかしゃべりました。

最近の日本の「空気」や、
「戦争しないと」と発言した国会議員のことなども。

平和の思想は、
戦争へのリアルな認識から生まれてきます。
学生さんにも、ぜひ学び続けていってほしいと思います。

「私の手を使って、誰かを苦しめるのではなく、助けたい」

きのう(14日)午後は、
ソワニエ看護専門学校での2回目の授業。
「人間の手について」でした。

まあ、毎年なんですが、
手について考えることなんてないから、
学生さんにとっては新鮮だったようです。

以下は、レジュメの概要です。


二。「手」をつかって生きている
 
1。人間の手はどんな働きをするか
  ◇手はどんなことができるでしょうか。あげていきましょう。

 2。人間の手はどのようにして生まれたか
  ◇人類が誕生したのは約600~700万年前・・・アフリカ
  ◇人は、手をつかって生きている
  ◇道具の使用が手の発達をうながした
  ◇情報の伝達、道具の使用、他者との媒介
  ◇手にまつわる言葉ー日本語は「手」をたくさん使っている

三。手と心、そして看護と「手」
 
1。手をどう使うのかはその人しだい。人生の歩みは、手の歩みでもある。
  ◇『わたしの手はおだやかです』
  (アマンダ・ハーン文、マリナ・サゴナ絵、谷川俊太郎訳、にいるぶっくす)

 2。手と心―手仕事の不思議

 3。看護と「手」
  ◇生命力を高める看護の手の力ー触れることによる心理的効果を握

 4。人間だけが「手をつなぐ」

 5。「あたりまえ」のなかに、大事なことがみえてくる。


学生さんの感想文をいくつか紹介。

■普段あたり前に使っている手について、あまり
考えたことがなかったのでとても新鮮な気持ちに
なりました。手はにぎるだけで相手の不安をなく
し、はげますことのできる、いいお薬だと思いま
した。

■本日の授業は“手”についてだった。人の手ができ
ることをメモしていくごとに、自分の中での“手”
にまつわる出来事やエピソードを思い出すことが
できて、温かい気持ちになれた。人の生命を救う
ことも、捨てることも、人の手によって行なわれる
と改めて思った。ちょっと哲学的なことばっかり
を考えた1コマだった。

■普段何気なく色々な作業をしている手。今まで
「手」についてここまで考えたことがなかったけ
ど、私がいつもこの手で何をしているのかな?と
考えた時に、毎日の1つの行動が気になった。
学校が終わって、子どもを迎えに行って家まで
帰る時。駐車場から玄関まで少し距離があって、
両手は荷物でふさがっているのに、子どもからは
「ママ手つなご」と毎日言われる。でも両手は
荷物でふさがっているし、「もう1人で歩いて」
ということもあるけど、子どもからしたら「手を
つなぐこと」はすごく安心することなんだろなと
思った。子どもから求められている手。色々な
ことを考えさせられました。

■人間の手でできることはとても多く、手だから
こそできることがあります。私は、私の手を使っ
て、誰かを苦しめるのではなく、助けたいです。
誰かの支えになりたいです。

■「世界は手を基準に作られていると言っても過言
ではない」なんて考えたこともありませんでした。
本当に?と思って身のまわりを見ると本当にそうで、
驚きました。手について考えることは日常ではない
ので、改めて手があることのありがたさやすごさを
感じることができました。

■ひとつむぎの手を読んでみたいと思った。自分の
手が急に偉大に思えてきた。魔法やパワーが出せる
わけではないが、人の命を救える手だと思った。

■私は大学生の時に、胃カメラの検査をしました。
初めてだったし、何か病気が見つかったらどうし
ようと不安でした。検査の最中にも吐き気におそ
われて逃げ出したくなりました。その時に、「大
丈夫 大丈夫」と背中をさすってくれた看護師さん
の手に励まされ、いやされて、何とか乗り切るこ
とができました。本当に不安な時の手ってすごい!
と思いました。

■「わたしにふれてください」という本を先生が
読んでいるのをきいている時、色々な思い出や
感情がよみがえってきたのは、自分が過去にふれ
あうことによってたくさん感動してきたんだと
いうことを思い出すことができたからです。この
感動の体験を忘れず看護師になった時、いかして
いきたいです。