長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

ありがとう、寅さん。

昨日(20日)ようやく、たまたま、
時間がとれて、仕事帰りに岡南シネマへ。

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『男はつらいよ お帰り寅さん』、鑑賞。

なんと約200席あるスクリーンなのに観客はぼくひとり!

懐かしく、楽しい、贅沢な時間でした。
ありがとう、寅さん。

さーて、今年は何本映画みれるかなー。
10本は観たいな、映画館で。

4年ぶりに健生病院労組の春闘討論集会へ

土曜日(18日)は、青森日帰り!(泣笑)

6時に自宅を出発し、8:55分伊丹発の飛行機で青森へ。
青森空港からは健生労組の若き副委員長の送迎を受け、平川市へ。

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さすが雪国青森です。例年より少ないそうですが、
どこへいっても雪景色でした。

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副委員長おすすめの大衆食堂でもちもち激ウマ焼きそばを食べ、
会場のアップルランド(温泉宿)へ。

開始時間まで時間があったので温泉にざぶーん。
日帰りでもこうしたお楽しみがあるのが青森☆

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14時から健生病院労組の春闘討論集会。
4年前も同労組の春闘討論集会に呼ばれてからのお付き合いです。
公開学習会になっていて、地区労連の方なども参加されておりました。

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「人間の言葉について~労働者が労働者のことばをにぎる」を
テーマに70分講義+グループディスカッション20分。
労働組合における関係構築、言葉についてあれこれあれこれ。

最後、若い看護師さんの感想が良かったです。
また8月にブロックアクトで青森来ます!
青森のみなさんいつも本当にありがとうございます(*_*)

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青森空港で十和田のバラ焼きとビールぐびり。
体調も完調してきました。移動時間もしっかり読書。
よい1日でした。

24日(金)はナガサキを学びます!

核ZERO講座第2講義は
「8月9日・ナガサキ―被爆の実相」です。

今回も被爆者の証言を中心に。
ほか、二重被爆、城山小学校、山里小学校、
長崎医科大学、浦上第一病院、浦上天主堂、
ローマ教皇来日、谷口稜曄さん、ふりそでの少女像、
高校生1万人署名活動のことなどお話します。

24日(金)。詳細チラシに!

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放送日時が決まりました。

NHK岡山から取材を受けていた相方。

1月23日(木)18時10分~19時、
NHK岡山(総合テレビ)「もぎたて!」の
どこかで10分程度の放送だそうです。

編集にはいっさい関わっておらず、
どんな内容になるのかは不明です(笑)

『ひめは今日も旅に出る~ALSと一緒に』が紹介されます。

残念ながら岡山県外の方はみれません…。

まさかの体調不良から、今日復活。

まさかの体調不良の2日間でした。
今日から復活です。

火曜日(14日)は一時、38.7度まで熱が上がり、
まさかインフル?と、
土曜日に講師仕事があるのでひやっとしましたが…。
まあ、仕事の予定は狂いまくりですが。

この2日間、ひたすら寝ました。
寝続けました。

介護は相方のお母さんやヘルパーさんに助けられ、
ほぼしませんでした。

さー、仕事ぼちぼち頑張ります。

「“人間をかえせ”の意味と重みをはじめて知った」

昨夜(10日)は、
核ZERO講座2020の1回目(全4回)でした。

申し込んでいた人以外にも参加があり
最終的にちょうど30名の参加で有意義な時間になりました。

4月のニューヨークでの
原水爆禁止世界大会に参加される人も9名参加。

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主催者を代表して鷲尾学習協会長からあいさつ。
鷲尾さんもニューヨークに行かれます。

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講座の協賛をしていただいた
岡山県原水協の平井事務局長からもあいさつ。

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「8月6日・ヒロシマー被爆の実相」をテーマに、
パワーポイントを使いながらの60分講義でした。
あつかった内容は以下。

*はじめに―ローマ教皇の新年あいさつ
*なぜ被爆の実相を学ぶのか
*被爆の実相を学び伝える視点
*実相を伝える方法としての手記・語り・原爆の絵
*被爆者の証言の「重さ」について
*原爆の絵について
*当日写真は松重美人さんによる5枚しかない
*原爆はなぜ広島、長崎に落とされたか
*8月6日、相生橋が目標地点
*どういう人たちの上に落とされたのか
*被爆者は日本人だけではない
*原爆投下100万分の1秒-死の放射線
*原爆小頭症について
*『朽ちていった命』から-生命を根底から破壊
*火球と熱線-100万分の1~3秒
*熱線によるやけど
*衝撃波と爆風―10秒まで
*当日死者の48%が建物内での圧焼死
*火事嵐
*「黒い雨」「黒いすす」などの放射線降下物
*入市被曝・内部被曝の脅威
*爆心地の人たちの「死」について-証言から
*爆心直下、島外科病院の「あの日」
*建物疎開学童の悲劇
*峠三吉-仮繃帯所にて
*死体処理にかんする証言
*「1人ひとりの死」「人間らしい死」はあったのか
*原爆供養塔
*きのこ雲の下で1人ひとりの人間は
*被爆の実相普及こそ、核廃絶への最大の力

以上。

たくさんの証言を紹介しながらの講義でした。
被爆者の証言ほど、被爆の実相を伝えるものはありません。
重いですが、その重さをまずはズッシリと受けとめることからしか、
核廃絶への思想と行動は生まれてこないと思います。

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講義後は、全体でひと言自己紹介をしてから、
4グループに分かれての感想交流でした。
老若男女、さまざまな人が参加していて、良い交流になったと思います。

次につながる1回目でした。


以下、参加者の感想文を一部紹介します。

■1人1人の身の上に何が起こったのかを考えることが
大切という話が心に残りました。1人1人のことを考え
ると重くなりますが、思い出したくないと思うくらいの
地獄を経験した人たちの思いを少しでも平和につなげる
よう、受けとめたいと思います。何を言っても軽いので
はないかと思えるほど、あの日を体験した人の、辛さ、
苦しさ、悲しさがせまってくるようです。

■8月6日、広島当日の写真が5枚しかないという事実は
それだけシャッターを切るのにためらわれる光景があった
のだと想像できる。たった1発で人々を焼き尽くす核兵器
の恐ろしさを実感できた。全人類を破滅させかねない兵器
であることに改めて恐ろしくなったし、2度と使ってはい
けない兵器だとの思いを忘れてはならない。自分が今まで
いかに表面的にしか被爆地広島をみていたことに恥ずかし
くなった。

■「人間をかえせ」という言葉の意味と重みをはじめて
知ったような気がします。

■1回目の講義として分かりやすい組み立てでした。広島
の資料館も個人の暮らしに焦点を合わせてリニューアル
していましたが、今日の学習で、被爆した人、その家族、
関わったすべての人の人生に思いをはせることが大切なん
だと思いました。今日学んだことを少しでもいかせるよう
に、家に帰って子どもたちに話します。また職場の仲間
ともアレコレ語り合いと思います。若い方が多く参加して
いることに希望を感じました。

■あらためて原爆の恐さ、すさまじさを感じさせられた。
というか、基本的なことから、もう1度勉強しなおさな
いといけないなと思わされる講義でした。次回からの
講座にグンと興味が湧いてきました。ありがとうございました。

■ヒロシマとナガサキについて、自分なりに学び見聞して
きたことを整理したい思いがあり参加させてもらいました。
長久さんの話は、独自の視点で体系的にまとめられていて、
自分の中で整理がついていないものをつないでくれるヒント
をもらえるものでした。あの日、きのこ雲の下で失われた命、
その命に想いを寄せる想像力を持ちたいと切に想った学習会
でした。

■数だけで見るのではなく、1人ひとりの命がうばわれた
ことを、どれだけ想像できるかが大切だなと改めて思った。
何度も広島に行っているが、ようやく、原爆のおそろしさ
を感じられるようになってきたように思う。また、放射線の
おそろしさを、東海村の事故の方の話をきいて、知った。

■久しぶりに、被爆の実相について学ぶ機会だった。
学べたのは非常に良かった。けど、重かった。この
思いを大切にしたいです。

■来て良かったです。「人の命」について、いま真剣に考え
ているところで、被爆の実相を考えることって、まさに、
真正面から、「命」に向き合うことだなと感じました。
原爆で奪われていく、無差別に、大量に奪われていく命。
心のおいつかないままに、家族の死に直面してしまう。
自分におきかえて考えると、涙があふれてきました。あの日、
たくさんの人が、そこにいた人数分だけ、命が削り取られて
いった。死体の山の光景は、とてもとても想像することは
できないです。被爆した1人1人の記録を、丁寧に何回も、
読み込んでいきます。1人でも多くの人に、伝えられるように…。


リーダー講座・夜間研修編「伝える技法」

昨年12月15日のリーダー研修講座の成功をうけ、
岡山県学習協では、
引き続きこうした学びの場をつくっていくことを確認しました。
次の企画がこちらです。

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「伝える技法 ~聴く・話す・書く~」

伝えたいことは山ほどあるのに、
まわりの人にぜんぜん伝わっていない…。
活動のなかでの大きな悩みのひとつではないでしょうか。
伝えるための基本的な技法を学びあい、活動に活かします。

*2月13日(木)18:30~20:30
*ところ:岡山市勤労者福祉センター4階会議室(岡山市北区春日町)
*講師:長久啓太(県学習協事務局長)
*参加費:1500円(学生・障害者500円)
【主催】岡山県労働者学習協会
TEL&FAX 086-232-3738 E-mail gaku3738@iris.ocn.ne.jp
≪申込みはメールかFAXでお願いします。申込みがなければ参加できません≫


■4月22日(水)に夜間研修第2弾も!
「会議をおもしろくする基本技術」
18:30~岡山市勤労者福祉センターにて

今年も憲法や人権について伝えていきます!

7日(火)午後は、
林精神医学研究所(林病院、ひだまりの里病院)の
中堅職員研修で日本国憲法の講義。
今年いっぱつめの学習会仕事でした。

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 この日はなぜか男女でグループがくっきり別れていて、
ディスカッションの雰囲気も当然ちがってくるのであります。

でもまあ、みなさんよい感想発表されていました!
今年も憲法や人権について、コツコツ伝えていければと思います。

介護と仕事と、今年もがんばろう。

今日(8日)午前中は介護休み。
午後、ちょっと事務所に出てお仕事。

今週からヘルパーさんが夜勤に入ってくれるのが
週3日から4日に、1日増える。

また少し負担が減るわけだが、
そのぶん、仕事に注力していきたい。

本をもっと読みたい!
いまは核ZERO講座の予習ばかりで、
なかなか重たい読書ですけど。

あれもこれも、やりたいことが多すぎる。
充実しているといえば、いえるのだろう。



しかし、中東情勢も、日本の政治状況も、
新年から憂鬱なことばかり。
なんとかしたいと気はあせりますけど。

今年も、
草の根の運動や民主主義を鍛え、強くするために、
それに寄与できる学習運動をつくっていきたい。

ヒロシマ、日本人の、この世界、劫火を

最近読み終えた本。
4冊中3冊は、核ZERO講座のための予習です。


『ヒロシマ戦後史ー被爆体験はどう受けとめられてきたか』
               (宇吹暁、岩波書店、2014年)

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広島県史の編纂にも関わってきた研究者によるヒロシマの戦後。
被爆の記憶継承、核廃絶の思想と運動を広島はどうつないできたのか。
事実を正確に記されている印象。


『日本人の歴史認識と東京裁判』(吉田裕、岩波ブックレット、2019年)

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東京裁判前史、冷戦の論理の影響、
「日米合作」の政治裁判という性格などコンパクトに。
でも何より東京裁判の内容そのものが日本では
忘れ去られているという問題。講演録がベースなので読みやすい。


『この世界の片隅で』(山代巴編、岩波新書、1965年)

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被爆者の被爆体験というよりは
「その後」を丹念に拾い、綴った1冊。端的にいって重い。
生活が、そしてそれと結びついた政治が語られる。闘いが語られる。
とくに沖縄の被爆者のルポは貴重。
あのアニメ映画とはまったく別ものだった。


『劫火を見た―市民の手で原爆の絵を』
       (日本放送協会、日本放送協会出版協会、1975年)

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1974年5月に広島のNHKに持ち込まれた1枚の絵がきっかけとなり、
NHKの呼びかけに約1000枚の原爆の絵が寄せられる。
絵はどれも胸えぐられる惨状。
しかしこれでもあの日の再現には程遠いのだろう。

核ZERO講座、10日(金)からスタートです。

「原爆は、人間として死ぬことも、人間らしく生きることも
許しませんでした。それは、『人間の尊厳』を根こそぎ奪う
究極の非人道兵器だったのです」
    (「原水爆禁止2019年世界大会ー広島決議」より)

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2020年が始まりました。
「あの日」から75年。
いま、反核運動を飛躍的に前進させることが求められています。

その運動の起点となるのは、被爆の実相を広く伝えていくことです。
核兵器は存在してはいけない兵器である。
被爆国日本の私たちは、世界のどの国よりも、
被爆の実相と記憶を継承し、伝える使命があります。

今年は5年に1度のNPT再検討会議がニューヨークで行われ、
それに先立って世界大会inニューヨークが開催されます。
世界の反核運動にとって大きな結節点となる1年です。

核兵器禁止条約も、今年中の発効が見込まれています。
私たち独自の課題として、核兵器禁止条約を批准し、
核廃絶をリードする日本政府をつくらなければなりません。

2020年代は、人類史的にも、大きな岐路にたつ10年となります。
気候変動問題、貧富の格差、そして核兵器廃絶…。
カギをにぎるのは、世界の人びとの連帯と運動です。
その躍動は、すでに始まっています。

岡山でも、草の根でそうした運動を前進させていくために、
「核ZERO講座2020」を企画しました。

第1講義は「8月6日・ヒロシマー被爆の実相」です。
たくさんのみなさんの参加をお待ちしています。