長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

第5回平和ゼミナール、1年間の学びが終了。

今日(19日)は午後、
岡山民医連の第5回平和ゼミナールの最終回。
10回目で、個人の卒業発表でした。

f:id:benkaku:20180419151307j:plain

昨年7月から月1回集まり、10か月かけて、
戦争のこと、自衛隊のこと、
沖縄の基地問題のこと、日米関係のこと、
さまざまな角度から学びました。
そしてたくさん議論し、フィールドワークも。

めきめきと問題意識を高め、広げたゼミ生。
それぞれの言葉で、さいごのまとめを発表していました。
自分のいる場所で、「なにができるか」
「周りの人に伝える」ことを実践し、模索する姿が。

この学びを、継続的に生かせる場を、
身近につくることが今後に向けての大事なポイントですね。

仲間がいるから、楽しく学べる。
平和ゼミの大事にしている教訓です。

7月から、第6回ゼミナールが始まります。

「みんなで交渉できるのはすごいと思った」

きのう(18日)のお昼は、
倉敷医療生協労組のメーデー学習会2回目。
水島協同病院にて。

f:id:benkaku:20180419110448j:plain

この日も新入職員さん中心の参加。
ソワニエ看護専門学校の卒業生がいたので終了後、
「(国家試験)100%合格良かったな~」と声かけ。
ガッツポーズで応えてくれ、
「心豊かにがんばります」と。嬉しいひとこまでした。


学習会の感想文をいくつか紹介します。

■休憩時間や残業代など、ひとりで交渉できない
ことを、みんなで交渉できるのはすごいと思った。

■自分たちの労働環境をよくするためには、働く
ものの団体で声をあげて訴えていくことが大切
なのだと思った。自分の意見を表明する力を
つけたいと思う。

■他の国の良い制度や法律を知り、現状をもっと
良くするための知識や行動を起こさなければな
らないと強く思いました。

■メーデーのはじまりが、労働者の権利(8時間
労働、失業防止)を要求するものであること、
アメリカで始まり世界各国で行われていることを
知りました。政治色が強いイベントだと思って
いたので、おどろきました。「自分の尊厳にこだ
わらない人に、患者の人権は守れない」というの
が良い言葉だと感じた。研修にも参加していて、
権利を尊重することを大事にする職場だと感じま
した。

■今日の学習で、労働組合やメーデーがどうゆう
ものか理解できたと思います。有休をほとんど
使っていなかったので、これからは有休を使う
ようにして消化できるようにしていきます。

■「ゆとり」という言葉は悪いイメージしかな
かったけど、とても大切なものなんだと思った。

■人間らしさのそもそもを改めて考えることが
できた。自分で選べる時間を大切にしようと思う。

■メーデーは自分のためにする活動だと分かりま
した。ゆとりをもって生活することが大切であり、
自分の生活を見直す機会となりました。

■労働組合についての起源などの知識は全くと
いっていいほどありませんでした。人間らしさ
及び、人間の尊厳を保つためには、“ゆとり”と
いう自由な時間が必要であるということ、労働
条件にこだわる必要があること、それらがすべて、
憲法28条に団体交渉権として、すでに定められ
ていることを知りました。

読書日記12年間。たくさんの本から学んだ。

ソワニエでの授業が始まったので、
また学生さんに紹介する「読書日記」のための本読みを始めた。

f:id:benkaku:20180419110037j:plain

妻を看取る外科医の日記。

がんは辛い。腫瘍と闘いながら、
抗がん剤の副作用にも耐えなければならない。
ALSも残酷な病気だけど、進行は相対的にはゆっくりなので、
こうした「病気との熾烈な闘い」という
側面はないなあと思いながら読んでいる。
そして小野寺夫妻の豊かな人間性と前向きな姿勢に励まされる。

ソワニエで12年間、毎授業で1冊、
看護や医療などに関する本を紹介してきた。
総計で150冊ぐらいになる。
学生さんたちに、本を読むおもしろさを直接、
身をもって示すことが大事だと思ったから。

闘病記も介護の本もたくさん読んだ。

相方がALSと診断されたとき、
ALSという病気への知識があった。それも、この読者日記で
ALSの闘病記を読んでいたから(もう10年ぐらい前)。
知識があるというのは、体験していないことでも、
ある程度の見通しがつくという側面がある。

病気や介護に向き合うこと、伴走の仕方を、
たくさんの本から学んできた。
病や死を考えることは、「どう生きるのか」
「有限の時間をどう使うのか」を射程深くとらえることでもあった。

今年の読書日記は、また新たな境地での学びになるはず。
力にしたいし、学生さんに良書をたくさん紹介したい。

ソワニエ看護専門学校13年目スタート

きのう(17日)午後は、
ソワニエ看護専門学校での
「ものの見方・考え方」授業1回目(全15回)。

ソワニエでの非常勤講師13年目になりますが、
今年も内容やスタイルは少しずつ変化させたい。

相方の病気や生活、制度のこと、旅についても、
1回まとまって話をしたいなと。

f:id:benkaku:20180418095248j:plain

看護師国家試験100%合格の文字。
全員合格3度目だそうです。素晴らしい。

この日は、90分間ぜんぶ自己紹介という名の1対1の対話。
学生さんのバックグランドというか、
パーソナリティを知る時間になりました。

そうそう、学校で会った2年生(たぶん)が、
「先生久しぶりです! ツイッターみてますよ」
と声をかけてくれた。こういうの、うれしいですね。

恒例のメーデー学習会。

きのう(17日)のお昼は、
倉敷医療生協労組のお昼休みメーデー学習会1回目。
コープリハビリ病院にて。

f:id:benkaku:20180418094952j:plain

新入職員さん中心に10人ちょい参加。
自分らしい生活とゆとり、労働条件を交渉する意味、
労働組合のそもそも、メーデーの起源、
8時間労働の意義など。

25分ほど講義し、10分ほど感想交流。

1人ひとりの受けとめを共有できて良かったなと。
「前の職場では・・・」「いまの職場は働きやすい」という
意見も何人の方から聴かれました。

労働組合の存在意義をともに確認し、
労働条件を良くしていく。
自分たちにはその力があるんだ、という
認識につなげていきたいです。

「連休をとれていないことに気づいた」

昨夜(16日)は、倉敷医療生協労組の有志学習会2回目。
月イチでやっています。
今回のテーマは「有給休暇」。職種も年齢もバラバラな7名が参加。

f:id:benkaku:20180416192614j:plain

まずはそれぞれの有休消化率や有休の使い道、
どのくらい「まとめて取れるか」などを交流。
医療現場独特の取りにくさも話題に。

その後40分ほど講義してまた交流。
倉敷医療生協はリフレッシュ休暇が勤続25年で1週間、
この1回だけと判明(苦笑)。ちょっと貧弱すぎですね。
(法的にはリフレッシュ休暇というのはない)

休みは人権であり、
有給休暇や自由時間の拡大が労働者の要求となる
ことが大事。労働組合の役割は決定的です。

まとめての余暇をとる実践や訓練をしてみよう、
という話にも。
そして、さまざまな「取る工夫」も交流されました。
参加のみなさん、やる気になったみたいで、
ぜひチャレンジしてほしいですね。

何人かの感想を紹介します。


■比較的、有休はとれている方だと思ってましたが、
今回の学習会を通して、あまり連休をとれていない
ことに気づきました。有休をしっかりとって、しっ
かりとリフレッシュをして、仕事に集中するという
ことは大切だと思いました。

■休暇の取り方にこんなに他の国と差があると思って
いなかったので、すごく驚いた。先進国のなかでも
日本は有給休暇の取り方が遅れているんだなと改めて
感じた。

■有休を無駄なく消化するためには、受け身にならず、
積極的に自分から動かなければならないと分かりま
した。工夫して休みをしっかり取っていこうと思い
ます。

■楽しい学習会でした。特にいろいろな職種の人と
交流できるのが楽しかったです。また参加したいです。

大阪で、「君たちは、どう生きるか」

日曜日(15日)は、大阪の民主青年同盟の
新入生歓迎企画で、講師仕事でした。

f:id:benkaku:20180417095226j:plain

ちょっと、こんな感じの壮大なテーマでしたが、
学生のみなさんと、やりとりしながら進めました。
ちょっと散漫な話になってしまったなーと反省でした。

でも若い人と一緒に学習できるって、ほんと幸せですね。
楽しい時間でした。

今日の赤旗の社会面に記事がでていたので、
内容はそちらでご覧ください(笑)。

f:id:benkaku:20180417094914j:plain

 

安岡先生の18年を慰労する会へ

土曜日(14日)は午前中、
生協労組おかやまの執行委員会の学習会で、
労働組合の歴史について講義。
(写真とり忘れ)

いったん帰宅し、午後は相方と外出。
ソワニエ看護専門学校の安岡先生が18年間のお役目を終え、
元職場にもどられます。
その慰労会にお招きいただき、参加してきました。

f:id:benkaku:20180416101642j:plain

ソワニエが開校してから26年。うち18年間という期間、
民医連の看護学校としてのソワニエらしさを育てるうえで、
安岡先生のお力は代えがたいものがあったと思います。

岡山労働学校にも受講生として長く参加され、
若い人たちから慕われた安岡さん。
学ぶことと生き方が豊かに結びついているその姿は、
多くの人のロールモデルになると思います。

相方は、会のなかで、ソワニエとの関わり、
安岡先生との関わり、そしてALSになってからの気づきなど、
発言する機会もいただきました。

ありがとうございました。

元職場でも、職員育成のお仕事に携われる予定だそうです。
これからもよろしくお願いいたします。

5月はなにしよっかな。

ぼちぼち忙しい4月。
これは例年どおり。

いま5月のスケジュール見てるけど、
労働学校もないので、かなり予定があいている。
県外出張も2回だけの予定。
(6月はすでに6回決まってるんですけど)

もちろん、
介護や旅行の計画のもろもろはあるけど、
仕事でも、なにか創造的なことやりたいな。

まとまって勉強したり、
それをまとめたり、の時間にしようかな。

最低賃金問題の学習会感想文

先日(1日)の広島県労連での
最賃学習会の感想文をいただきました。

(ワードで打ち直して送っていただけると、
そのまま貼り付けられるのでありがたいです)

お力になれたようで、うれしいです。
以下ご紹介します。


■時給1,000円が年収いくらになるのか?といった
計算は労組員への伝えやすいインパクトのある数字だと
感じ、勉強になりました。

■私は月給制なので、最低賃金について深く考えていな
かったが、1,5000円は必要であり、あきらめず訴
え続けなければならないと思った。人間らしい生活!を
一日も早く実現したい。

■あきらめないことがあきらめることよりずっと大変。
声をだす勇気をもちつづけることが成果につながる。
人間らしい働き方が実現するよう、がんばっていきたい
と思います。

■最低賃金の学習会には何度か参加したことがあります
が、本日のお話はとてもわかりやすかったです。人間の
尊厳、人権に関わる問題というお話が心に響きました。
もっと若い労働者に聞いてほしいと思い、毎年やってい
る単組の学習会にも最賃についての学習を取り入れたら
いいなと思いました。

■私は月給ですが、時給に換算したらいくらになるのか、
改めて考えました。人として、生活できる賃金を保障し
てもらえることはとても大切だと感じました。

■最低賃金=自分らしく生きる尊厳である、という思い
が広がるよう、もっと声をあげていきたいと思いました。
この考えを根底にした活動が続いたら、今、所得を限定
して働いている人や定年を迎えて再雇用で働いている人
などがもっと活躍できる社会になるだろうなと思いまし
た。

■講演最後の「あきらめないことはあきらめることより
ずっとたいへん」が、本当にそうだと思った。交渉して
も何も変わらずくじけそうになった1年だったので、仲
間と共にたたかい続ける覚悟は一人では無理です。

■最賃をいつも時給で考えていましたが、年収換算した
ら目がさめるような額!1,500円になってもこんな?
人間らしく、自分らしく生きるためのゆとり(時間とお
金)がとても大切な事、あきらめないことはあきらめる
よりずっとたいへんだけど、あきらめずに歩むことが大
切であることを痛感しました。

■最低賃金についてわかりやすく説明していただき、よ
くわかりました。ひとりひとりの意識が全体に繋がるこ
とを再確認しました。「人たるに値する生活」「自己の
尊厳」についても考えさせられました。

■ゆとり(自由になる時間、お金)の考え方を基本にす
えることと、それが人権問題、人間の尊厳であるという
ことに、今さらながら気づかされ、参加して良かったと
思います。そして労働組合って本当に大切ですね。地域
と連帯し、世論に訴え、社会を変えていかなければと思
います。

■初めて最低賃金についてきちんと考えた気がする。す
みません。最賃の大切さを学んだ。時間・賃金ともゆと
りが大切。ふり返ってみると、最低限度の生活も本当に
できているのか疑問。

■とてもわかりやすかったです。団体交渉からスト権ま
でのお話、よくわかりました。

■ゆとり=自由に自分で選んで使えるお金と時間が人間
の尊厳という話が心に残りました。私たちが人間らしく
働かないと子どもたちを人間らしく育てられない!! 幸
いにも憲法が私たち労働者を応援してくれているとのこ
と。団結し、交渉し、ストできるところはストして、連
帯して、人間らしく働ける人間らしく生きられる日本に
していきたいです。

■時給1,500円という数字に対しての取り組みは、
全国レベルでの話し合い、行動をするには相当の覚悟を
もってやらないと国は動かせないのかな、と思いました。
法律で実現できるようやり方など、まだまだ方法がある
のかな、と興味はありました。

■人としての尊厳・最低限度の生活、そのような視点か
ら考えて労働条件を考える!大切なことだと気付きまし
た。

■くらせる給料を時間と時間給で計算されたお話が、大
変よく理解できました。

■最賃と世界人権宣言との関わりは納得。最賃は、人権
をはじめすべての道に通じる。最賃問題をどう広めてい
くか、郵政ユニオンは本部を中心に活動します。

■ゆとりの考え方、「交渉する権利」が保障されている
こと…等々、大変面白くよくわかる話でした。ゆとりっ
て必要です。大切ですネ。

■時給を年収に計算すると今の約2倍になっても300
万円弱にしかならない。最低賃金の引き上げは、もっ
と年収にしてみることを広く伝えていかなくてはいけ
ない。

■人間の尊厳、ゆとりのある生活ができるように、最賃
をあげていかなければと思いました。

■2回目の講演でした。「賃金、時間にゆとりが必要」
を再認識し、人権の大切さを労組の中で広めていきたい
と思います。

■最低賃金の問題は人権問題だという言葉が胸に響きま
した。

■最賃1,500円に!! 本当に大切。人間らしく働く
ことの大切さ、それを守るための活動を続ける重要性!!

新婦人岡山支部でわいわいガヤガヤ憲法学習会

さきほどまで、新日本婦人の会・岡山支部の憲法学習会で講師。
役員のみなさんの集まりでした。

f:id:benkaku:20180410141713j:plain

今日の朝日新聞(加計問題、森本問題、日報問題)を使って
「安倍政権に改憲の資格なし」「今は怒りを広げることが大事」と強調。

その後は、ディスカッション中心にした学習に。
憲法や基本的人権への理解をふかめあったり、
署名でぶつかる対話の訓練などなど。

わいわいガヤガヤ(これ新婦人の特徴)と2時間。
こうしたわいわいガヤガヤを、もっとたくさん、
身近にできたらいいんだろうなあ。