最近読み終えた本。
7月に入り、読書量が激減。ばんかいせねば。
『まんが 医学の歴史』(茨木保、医学書院、2008年)
医学史を切り開いてきた医療者の
人物像と物語をまじえながら、
わかりやすく医学の歩みを知れる良書。
「発見のチャンスは、準備の出来た精神を持つ者だけに微笑む」
(パスツール)は、活動にも言えることだなあと、納得。
『おかあさんのつうしんぼ』(宮川ひろ、偕成社文庫、1984年)
ふた組の「教師の家庭」、親と子のそれぞれの
葛藤や成長をとおして、仕事と子育てのたいへんさ、
そのバランスの勘所を描いた小説。すばらしい。
また、学校のクラスのなかでの
「集団の力」を信頼した教育実践も。良書。
『暁のひかり』(藤沢周平、文春文庫、2007年)
藤沢周平の作品は、「浸れる」悦びがありますね。
大好き。
池波正太郎とともに、一生の愛読書です。
『ルック・アップ』(渥美二郎、新日本出版社、2003年)
シングルファザーの教師とその娘、
そして高校生たちのひたむきで爽やかな青春活劇小説、かな。
生徒の力を信じて手出しをしない教育。
子育てをしながらの苦労。
そうだ、前を向いて歩こう!人生は1度きりだ。