長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

医学の歴史、つうしんぼ、暁の、ルックアップ

最近読み終えた本。
7月に入り、読書量が激減。ばんかいせねば。

『まんが 医学の歴史』(茨木保、医学書院、2008年)

 f:id:benkaku:20130704152230j:plain


医学史を切り開いてきた医療者の

人物像と物語をまじえながら、

わかりやすく医学の歩みを知れる良書。

 

「発見のチャンスは、準備の出来た精神を持つ者だけに微笑む」

(パスツール)は、活動にも言えることだなあと、納得。

 

 

『おかあさんのつうしんぼ』(宮川ひろ、偕成社文庫、1984年)

 f:id:benkaku:20130717103020j:plain


ふた組の「教師の家庭」、親と子のそれぞれの

葛藤や成長をとおして、仕事と子育てのたいへんさ、

そのバランスの勘所を描いた小説。すばらしい。

また、学校のクラスのなかでの

「集団の力」を信頼した教育実践も。良書。

 

 

『暁のひかり』(藤沢周平、文春文庫、2007年)

 f:id:benkaku:20130717103005j:plain


藤沢周平の作品は、「浸れる」悦びがありますね。

大好き。

池波正太郎とともに、一生の愛読書です。

 

 


『ルック・アップ』(渥美二郎、新日本出版社、2003年)

 f:id:benkaku:20130717103038j:plain


シングルファザーの教師とその娘、

そして高校生たちのひたむきで爽やかな青春活劇小説、かな。

生徒の力を信じて手出しをしない教育。

子育てをしながらの苦労。

そうだ、前を向いて歩こう!人生は1度きりだ。