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長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「甘え」についての一考察

メモ

「自分の甘えなんだと思う」
「甘えるな」
「それって甘えだと思う」


ここ数日、この「甘え」という言葉を
耳にしたり、目にしたりした。

すごーく違和感ある。

ぼくは、自分に甘い。
とってもめんどうくさがりだし、
すぐに妥協するタイプだ。
あきらめるのもはやい(笑)。

でもね。
それって、人に支えられているから
なんとかってるんです(苦笑)。

いつも自分に厳しくするって、
すごくシンドイですよ。

「いや、わたしは人一倍自分に厳しい」
と思っている人も、
じつはいろんな人に助けられている。
(あたりまえ)

ぼくは、甘えの部分があるからこそ、
自分を律するエネルギーがわいてくる
という感覚でいる。

いわば、弁証法的な把握だ。

「甘え」と「厳しさ」どちらも必要で、
お互いが、お互いを補完する。


そもそも、人間って、強くないでしょ。
強かったら、ひとりで生きられるでしょ。
縄文時代の人に、「自己責任で生きていけ」
なんて言ったら、みんな死んでしまいますよ。

人間は弱いからこそ、集団をつくり、
言葉を生み出し、知識や技術を伝えあい、
支えあって社会を維持してきた。

「強くなれ」って、社会的によく使われる
ことばだけれど、それが意味するところが、
「人を頼るな」だとしたら、
それは違うと思う。

これだけ自己責任の考え方が
浸透してしまっている社会では、
「どんどん甘えよう!」
「テキトーばんざい!」
「人さまのお世話になろう!」
ということを声高に叫んでもいいと思う。

人間は弱い。
このことを前提に考えないと
だめだと思うのだ。