長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

お酒を控えよう。

介護は、精神的にも肉体的にも、
こちらにゆとりがなければ、辛い。

相方が難病になり、要介護5・障害者1級、
つまりすべての生活部面で「手助け」が必要。

外部の「手」も最大限借りている。
朝のヘルパーさんによる
モーニングケアは日曜以外の週6日。それぞれ1時間。
9時には家を出る私にかわり、
相方のお母さんやヘルパーさんが日中は夕方まで
隙間なく入ってくれる。

正直、仕事をしているほうがラクではある。
この感じ、子育てでも同じかな、と思っている。
たいへんだ。

介護は生活を支え、その人らしく生きることをサポートする。
尊厳を守るもの。
そこに喜びもあるわけだけれど、
夕方から次の日の9時までは、基本「ワンオペ介護」。
同居している家族がぼくだけだから。

1年半、この生活をしてきて、
社会的サポートがなかったら、とっくに介護離職、
そして精神的に潰れているはずだ。
使える制度は最大限活用するべき。

たくさんの人の「手」をかりて、
無理をせず、楽しく、といきたいところだけれど、
やっぱり介護がしんどい時もある。

もちろん、相方のほうがしんどいのは言うまでもない。
だから、お互いの信頼関係がいちばん大事で、
しんどいことをきちんと表出できるかどうか。
がまんして、それが積み重なるのと大変。

最近、自分の体調のことも考え、
家ではお酒を控えようかなーと思っている。
暑くなり、ビールが美味しくなっているけど。

というわけで、お酒を控える宣言を、ここで(笑)。