長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

今日もバタバタ星人となっています

ベルリンから帰ってきて、バタバタと過ごしています。
ALSを発症している相方は劇的には悪くなっていないですが、
徐々に進行していますので、「できない」ことが
増えていくと思われます。柔軟に対応していかなければです。

介護時間をできるだけ優先しているので、
仕事時間がひじょーに限られてくるわけですが、
そんななかでも、日々の講師活動、
3月5日の労働組合たんけん隊講座の募集、
書き物仕事、4月の学習協総会の成功に向けて、
そして5月の91期岡山労働学校の準備と、
あれやこれやを進めていかねばなりません。

今日もバタバタしております。

「わたし」と社会と母親運動

土曜日(18日)の午後は、岡山駅近くの会場にて
「第64回日本母親大会in高知成功へ! 四国・中国ブロック学習交流集会」。
ブロックでの学びと議論を強め、
来年8月の高知大会(4000人規模)へのステップにする場のようです。
110人ほどの参加。

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ぼくは「『わたし』と社会と母親運動」というテーマで基調講演。
みなさん熱心に聴いていただき、反応もビシビシと。

男性のぼくが、ジェンダー問題なんです、
ジェンダーがカギなんです! と強調しまくるので、
新鮮だったようです。

以下、講演レジュメです。


はじめに:男女平等指数1位のアイスランドという国。
     オーロラ、火山、氷河、温泉・・・。
     1975年10月24日、9割の女性が参加した「女性スト」
     賃金格差は80%台にまで接近。国会議員の48%が女性(2016年)。
     企業役員の4割以上はどちらかの性でなければならない
     (クォーター制度)。
     父親の9割が育児休業を取得。
     経済平和研究所・世界平和指数1位(163か国中)。

     マイケルムーア監督の映画『世界侵略のススメ』。
     アイスランドにも出撃。
     「役員会に女性が3人いたら文化が変わる。1人ではお飾り、
     2人では少数派。3人でグループの力学が変わる」と自信を
     もって語る女性。

一。息苦しさをつらぬくジェンダー問題(どちらの性も)
 
1。雇用の場で
  ◇雇われて働く人の約4割が非正規労働者。うち女性が7割。
   男女賃金格差最大の要因。
  ◇第1子出産時点で、女性労働者の過半数が職場をやめている
   (育児に注力する)。
   *家事・育児・介護・・・。加重に背負わされる女性労働者。
    極端に少ない男性の家事労働時間(強いジェンダーバイアス。
    長時間労働も背景)。安倍「働き方改革」の欺瞞。

 2。家庭生活の場で
  ◇「母性」イデオロギーの浸透は近代社会になって。
   母親の育児責任強調と父親排除。
  ◇「うちの主人は・・・」「嫁がねえ」。言葉に表れるジェンダー。
  ◇経済的格差が、家庭内格差に影響をおよぼす

    「個人主義の確立は、日本で道半ばなのである。そういう
    中で、個人と個人との関係で個人の尊厳という言葉を使っ
    ている24条は、日本社会独特の任務を帯びた規定と解する
    べきだろう」(青井未帆『憲法と政治』岩波新書)

 3。「個人の尊重」「個人の尊厳」というときの「個人」とはなんだろうか
  ◇人権の主体として、自律的生をいきる。
  ◇あなたはどう考えるのか、あなたはどう生きたいのか、
   あなたはどんな社会をのぞむのか
  ◇生命・自由・生活・幸福追求。
   尊厳とは、人間としてふさわしい扱いを受ける権利。
   *「わたしの尊厳」を奪おうとするものへの異議申し立て。
    私の人権。1人ひとりの人権。
   *でもそれはとてもエネルギーが必要。映画『未来を花束にして』。
   ■1月21日。トランプ大統領に抗議する「女性大行進」が全米で
    300か所300万人以上。当事者自身が声をあげる。連帯をつうじ
    て私たちはエンパワーされる(力をつける)。

二。「わたし」が力をつけたとき、「私たち」も「社会」も変わる
 
1。人権感覚を磨くために
  ◇人権・尊厳。見えない。実測・数値化もできない。歴史を学ば
   なければ自覚が育ちにくい。
  ◇自分の生活や働き方の「質」「あり方」を考え問うこと
   ―そうした訓練や環境が必要
   ■1週間以上の旅行をしていない人は貧困?
    ―フランスの「人間らしさ」の基準
   ■日本の年金水準は現在、現役時の収入の35.1%(平均)。
    フランスは55.8%、1番高いオランダは90.5%。オランダ
    では現役時代とほとんど変わらない生活水準。これがあた
    りまえ。日本の政治にやる気がないだけ。とくに女性の年
    金問題は深刻。
  ◇人間は劣悪な環境でも、「慣れる」「順応する」ことができる。
   適応力が高い。
   *人間らしさの基準や限度、人権感覚は気をつけないとスル
    スルと降下する。
   *「折り合い」という名の「がまん」。あきらめ。あえて考えない。
    ゆとりがない。

    「人間はなにごとにも慣れる存在だ、と定義したドストエフ
    スキーがいかに正しかったかを思わずにはいられない。人間
    はなにごとにも慣れることができるというが、それはほんと
    うか、ほんとうならそれはどこまで可能か、と訊かれたら、
    わたしは、ほんとうだ、どこまでも可能だ、と答えるだろう」
          (V・E・フランクル『夜と霧 新版』みすず書房)

 2。安倍政権の政治と向き合うために
  ◇個人の尊厳をめぐっての「せめぎあい」
                ―1億総活躍社会? 女性の活躍?
   ■国民の命と人権、生活を置き去りにする政治
   *貧困と格差の深刻化。富裕層増の一方貯蓄なし世帯は3割。
    生活できない年金水準。社会保障の連続縮小。高すぎる学費。
    奨学金のローン化。保育園入れない。原発再稼動の無責任。
    沖縄の民意を無視し新基地建設強行。自衛隊が海外で武力行
    使可能に。
  ◇2016年参議院選挙1人区。野党共闘でたたかうも中四国は
   自公に全敗(広島は2人区)。

  ◇要求を耕す。そしてそれを束にしていくには運動と組織が不可欠。
   *それぞれの生活状況、将来不安・・・。思いを出しあえる、
    聴く耳がある安心した場を。
   *学びがあること。自分の「常識」を崩す。おかしさに気づく感性。
    声をあげる確信。
   *「民主主義の基盤としての中間団体」
          (三浦まり『私たちの声を議会に』岩波現代全書)

   *「集会・結社の自由を保障する理由は、第一に、それが個人の
    人格の発展に不可欠だということにある。個々人は様々な集会・
    結社に参加・帰属することを通じて自己のアイデンティティー
    を確立し、人格の形成・発展を行う。・・・第二に、集会・結社の
    自由は、政治的力を表明する手段として不可欠である。国民が
    政治過程に参加する場合、集会・結社によってその力を結集す
    ることが可能となるのである」
         (高橋和之『立憲主義と日本国憲法 第3版』有斐閣)

 3。母親運動への期待と注文

さいごに:「わたしはこう思う!」が民主主義の出発点。
     訓練を。発声練習を。その「場」を。

労働組合に出会うきっかけは「不純」でもいい

きのう(17日)のお昼は、倉敷医療生協労組の
「2016年度お昼休み!ろうどうくみあい入門講座」4回目。
水島協同病院編です。
テーマは「仲間を広げるために~労働組合の活動について」

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全4回の最後なのでまとめて的な話と、
活動についての問題提起をあれこれ。

要求をなにより大事に、集まりたくなる場、
集まる力の効果をあげる、きっかけをたくさん準備、
学びとつながり、他。

労働組合に出会うきっかけは「不純」でもいい、
という話がいちばんウケましたな。ぐふ。

『友』読書会 次回は3月3日(金)なり。

月1回の『学習の友』読書会。
月刊誌を読み合わせて感想交流するだけですが、これが楽しい!
みんなで読むと発見10倍。

次回は3月3日(金)18:30~です。
岡山市北区春日町の地方自治会館2階。3月号使います。
定期読者でない方でも参加OK☆
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倉敷市職労で「働き方と生活を考えよう」

きのう(16日)夜は、
倉敷市職員労働組合の第141回中央委員会で
「私たちののぞむ『働き方』『生活』を考えよう」
というテーマで30分講義。

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安倍政権の「働き方改革」の動きをふまえての話に。
働き方にこだわることは、自分の生活や人生にこだわる
ことであることを強調しました。

中央委員会で学習を取り入れるのは
久しぶりなんだそうです。
これを機に学習が定着してくれるといいなあと。

継続が課題。場が必要。

きのう(16日)午後は、
岡山県民医連の第4回平和ゼミナールの8回目。
1月に行った沖縄フィールドワークのふりかえりや、
事前課題を読んできての意見交換など。

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かなり率直な意見表面もできていて、
関係性がよいなと感じます。

ただ平和ゼミで習得できるものは
ごくごく部分的ですので、さらなる学びの場、
職場や地域で学んだことを活かす場があるかどうかが
その後のゼミ生の「継続的な関心と活動」に
とって決定的なんです。

職場のみなさんよろしくお願いいたします!

今日から仕事に復帰です。

きのう(15日)、無事に帰宅しました。
ベルリン7泊のゆったり旅。

相方はすべて車イス移動でしたが、
同行の友人らやさまざまな方のサポートで、
ひとつの目標を果たすことができました。
感謝しかありません。

記憶に残る旅でした。
ぼくは今日から仕事に復帰です。

ベルリン旅の様子は、
落ち着いたらご報告したいと思います。

旅立つときの心得など

ということで、明日からベルリンです。
北海道並の、いやそれ以上の寒さかも・・・。
ぶるぶる。でも楽しんできますね。15日に帰ってきます。

こういうときに大事なのは、
「旅の途中に仕事のことを忘れられる環境をつくる」
ということです。
まあ、海外なのでこの条件は国内旅行よりはるかに
つくりやすいです。

しかしとりあえず、
「帰ったらあれがあれがあってたいへんだー!」
という心配ごとを少しでも減らしてから旅立つ、
ということがポイントです。

たとえば2月後半に9回、学習会講師のお仕事がありますが、
そのうちすでに7つにはレジュメを送りました。
帰ってバタバタしながらつくらなくていい、
というだけでだいぶん気持ちがラクになります。はい。

そして、旅行中は「連絡つきませんから」と
きっぱりまわりに宣言しておく。
日常の人間関係と「旅の自分」をできるだけ切り離す、
ということです。

まあ、現地で2日もたてば、「旅モード」になって
仕事のことは頭から離れていくと思いますけど。

1月9日以来、オフの日が
まったく取れていなかった(半日はあるけど)ので、
ここ1週間の体調管理がなかなかたいへんでしたが、
なんとかもちました。


では、気をつけて行ってきます!!

「なぜ組合のない職場が多いのか?」

今日(6日)は午前・午後と、
生協労組おかやまパート部会新入組合員研修。
「労働者と労働組合のそもそも」の講義を2ラウンド

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参加者の感想(超要約)。
「私にはゆとりがないと感じた」
「知らないことがたくさんあった」
「労働組合があるところで初めて働いたが守られていると感じた」
「何も考えず働いていた自分が恥ずかしい」
「ゆとりをつくりたいと思った」
「いままで気にもしていなかったが世界のルールも知れてよかった」
「なぜ組合のない職場が多いのか?」

など。

最後のは質問で出たのですが、
こんなに大事な組織なのに、なんで労働組合のある
職場の方が少ないのか??? という素朴な疑問です。
ほんとそうだ。


こうして地道に労働組合の役割と大切さを
広げていくことにやりがいを感じています。
かならず今後につながると思います。

福祉保育労中四国ブロックにて「日本国憲法と『わたし』」

きのう(5日)は午後、岡山駅近くで
福祉保育労働組合・中四国ブロック協議会主催の労働学校で講師。
テーマは「日本国憲法と『わたし』を考える」

憲法というと「遠く」感じるけど、
「わたし」と憲法のつながりを考えてみよう、
労働組合のことも憲法の視点から考えてみよう、
という内容でした。

主催者のタイムスケジュールでは
質疑応答だけでディスカッションの時間がないので、
講義早めに終えてグループディスカッションも勝手に入れました。
語る訓練の時間が必要ですから。

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あと、この学習会、「音」がなんか凄かったです。
カリカリ、カリカリ、カリカリ…。
30人ぐらいの参加者の多くが、講義の最中に
ぼくのレジュメにカリカリとメモをしていて、
大きな束になって響いてました。あんなの初めてですな。

メモの習慣があたりまえにある職業なんでしょうね。
語る方も「ああ、メモとってもらってる」って、嬉しいですし。
学びの空間の雰囲気を高める音ですね。

生協労連「子会社・委託で働くなかまの交流会」

きのう(4日)は午後から大阪に。
生協労連「子会社・委託で働くなかまの交流会」で
講師仕事でした。テーマは「働き方と労働組合を考える」。

ぼくの講義の前に、仕事がある平日の24時間を
どんなふうに過ごしているか書いてみて
交流するというグループワークが。
基本みなさん長時間労働で、ゆとりがないなあという話に。
それを受けての講義でした。


以下、レジュメの概要(かなり省略して紹介)

一。働くことをめぐって
 
1。「働かない」という選択は、ほとんどの人ができない
  ◇私たちの社会は「商品を買う」ということで大部分の
   生活が成り立っている
  ◇お金を手に入れるために「働く」(働く理由の基本線)。
   そしておもに3つの方法がある。
   ①自営業で働く(600万人)、②農林漁業で働く(200万人)
    ←雇用関係なし組
   ③誰かに雇われて働く(5200万人)←雇われ組(これが労働者)
    *「労働者とは、使用者に使用されて労働し、賃金を
     支払われる者」(労働契約法2条)
    *使用者と労働契約。自分の働く力と時間を切り売りする。
     それを使用者は買う。
    *労働力販売の対価として賃金を得る=生活費。

  ■「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を
   充たすべきものでなければならない」(労働基準法第1条)
   *人たるに値する生活って、どんな生活でしょうか?
   *労働力は、自分の生命活動と一体。「身体が資本」。
    かけがえのない「売り物」。
   *適切に労働力を長持ちさせ、再生産できる「働き方」「生活」
    でなければならない。

 2。ゆとりをめぐって
  ◇人たるに値する生活・・・「ゆとり」がキーポイントに
  ◇ゆとりと。
  ◇労働者には違いがいっぱい。目につきやすい。
   でも1人ひとりには「人間の尊厳」がある。
   *尊厳とは、「人間を非人間的に扱ってはならないこと、人間
    としてふさわしい扱いをすべきことを意味する」
      (高橋和之『立憲主義と日本国憲法 第3版』有斐閣)
   *人たるに値する生活を送る権利がある。それは誰にも奪えない。人権。

二。労働条件にこだわる。労働条件は交渉するもの。
 
1。労働条件と生活のゆとり(自分らしく生活する条件)は直結している。

  ■労働基準法第2条「労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場に
   おいて決定すべきものである」。ただじっさいは、労働条件を決
   める力(先に提示できる力)は、使用者が持っている。業務内容、
   雇用形態、人事権も使用者に決定力がある。つまり立場が強い。
  ■労働者はひとりで労働条件の交渉(条件提示すること)はできない
   →労働組合が必要。

 2。職場の「おかしさ」に慣れていませんか
  ◇人間は劣悪な環境でも、「慣れる」「順応する」ことができる。
   適応力が高い。
   *「年休とれないのもあたりまえ」「休憩時間が少ないのもあたり
    まえ」「残業代がでないのも・・・」「毎日夜遅く帰宅・・・」「この
    賃金では将来不安だが・・・」
   *人間らしさの基準や限度は、気をつけないと下がっていく。あき
    らめる。「折り合い」という名の「がまん」をする。「しょうが
    ない」「どこもこんなもんだ」「働けているだけで幸せだ」・・・。
    あえて考えない。異議申し立てをすることのほうがエネルギーを
    使う。

  ◇健全な人権感覚は、学びと議論がないと磨かれない。さびつく。
   *自分の生活(人生)や仕事の質を問う。大事にする。息苦しく
    ないか。ゆとりはあるか。労働条件にこだわる。他人まかせに
    しない。みんなが、かけがえのない1度きりの人生を送ってい
    る。だから他人の人権侵害に対しても怒る、ほっとかない。

三。労働組合の意味と最低限の働くルールを知る
 
1。雇われ組の先輩たちのお話(歴史)。

 2。日本国憲法28条の、労働基本権(労働三権)
  ◇「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする
   権利は、これを保障する」
   *使用者と労働者は、労働契約でむすばれる私的関係。ここに
    憲法は介入し、国家に「労働者の団結とたたかいを法的に保
    護せよ」と命じている。一方的に労働者に肩入れ。
   *労働者が「ものが言える」こと-よりよい職場づくりの土台
    であり保障。

 3。知っておきたい働くルール
   (知らなければ法律違反で働かされていても気づけない)
  ◇憲法27条2項。勤労条件の法定主義という。最低限の基準を
   使用者に守らせる。

  ◇働くルールを知る(ごく一部)
   【賃金の原則】
   【一方的な労働条件の変更はしてはならない】
   【労働時間の原則】
   【休日・有給休暇の原則】
   【労働安全衛生について】

 4。要求で団結する。「みんなの要求」をつくりあげ、団体交渉をする。
  ◇職場の状況、それぞれの生活状況、将来不安・・・。
   不満やグチを出せる安心した場が必要。
   *「これはなんとかしたい」の要求を一致させ、会社と交渉する。
    要求する労働者の数が多ければ多いほど、使用者には圧力となる。
   *生協との関係で、子会社・委託はそもそも困難な条件がある。
    矛盾は大きいが団結は難しい。ネットワークを外に広げるねばり
    強い努力を(今日の集まりのひとつの意味)。

 5。労働組合活動は、自分の時間と労力をつかう。活動を維持する
  ために組合費も必要。
  ◇大切な「自分の時間」「労力」「お金」を使う活動。だから納得
   がないと難しい。
  ◇学校で教えてくれない労働組合の役割、労働者を守る法律の数々。
  ◇多くの労働者にとっては労働組合を「知る」ことが最初の1歩になる。
   *たくさんの「きっかけ」をつくることが大事。

さいごに:自分の経験や思いを軸に、労働組合の大切さを語ろう。
     仲間を増やそう(訓練)。あなたには、なにができるだろうか。

以上。


会社には非公然でがんばっているある県の仲間が
参加していたので全体写真はなしです。

おかやまのよく知っている仲間のみなさんが中心で
運営・準備されていて、とても嬉しく。
しかし各県から出された職場の状況はどこもたいへんで
働き続けらる職場をつくること自体が課題。
グループワークでも途切れぬ交流。それだけの切実を感じました。

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終了後の懇親会はわいわい楽しく。
おとなりには生協労連委員長の北口さん!

労働運動ジェンダーでは問題意識が一致。
若者との距離感をスッと縮める人間力。
今月にはコミュニティ・オーガナイジングの
研修セミナーを受けるという柔軟さ。
たぶん産業別労働組合の委員長としては初めてでしょうね。
びば!

健康格差についておもしろトーク

今夜(3日)は月刊誌『学習の友』の読書会。
8名参加でいま健康格差についておもしろトーク。

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働き方、貧困、食事・食材、交通など
話題はなんぼでも広がります。

偶然おなじユニクロの服を着てきたふたりがいて大爆笑。
もちろん恵方巻きも食べました☆