長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

学びあい育ちあう職場づくりのヒント(感想文)

先日(27日)の青森民医連管理者研修会での
「学びあう育ちあう職場づくりのヒント」の
感想文をいくつかご紹介します。

その後のグループディスカッションでも
どこも職場の具体的なお話が飛び交っていた
ご様子でした。


■自分も成長しなければ、他人を育てることはできないこと。
「たまたま」「半強制」でもいいから量を多く、きっかけを
あたえることが大切なこと。信頼されることが絶対必要など、
日常の自分の仕事に対する態度・姿勢が重要なんだと感じました。

■民医連的使命は社会的・政治的課題も考えると矛盾もあるので
大変だが、そのためにもやらなければいけないことが具体的に
わかった。まず肯定をふくんだ否定(ダメだし)ができるよう
にがんばりたい。

■教育についての学習をしたことがあまりなかったので、
今回の講義はとても勉強になりました。育ちあう職場の条件
のところで、職場の関係性がよくなると、自己を否定される
恐れがなくなるので、その場が安全になり、様々な意見が
出される、というところで、少数意見やおとなしい人の
意見も取り入れて、それを否定せずに、何が一番良い案なのか
みんなで声をあげて一緒に考えられるような職場づくりを
心がけようと思います。

■ゆとりを持つ大切さを学びました。ピカピカ光る背中を
もつ人に自分は会ったのか? まずは自分が尊敬できる人を
見つけたいと思いました。また、個々にちがうスタッフ
たちの学びあいを考えていきたいと思います。

■否定を通じてものごとは発展していく。理解しつつ、
ダメだしする。伸ばすために評価する。うねうねとした
変化を受容し、見極める力を持たなければならない。
自分は否定はよくないと思っていたので認識を改めたいと
思った。

■「ピカピカ光る背中…」が印象的だった。まさに、そのような
学びあえる仲間と出会えるか否かで、仕事の楽しさ、目標は
変わってくると実感できる経験がある。お互いに育ち合える
風土づくりをもう一度考えてみたい。

■「たまたま」という偶然のおかげで、学べる機会が多く
もてた。もともと民医連で仕事をしておらず(別のHP)、
はじめ理解に時間がかかったが、当時の上司がいろいろな
研修に出してくれ、民医連を理解し現在の情勢をすなおに
聞き入れることができた。これが“土壌をつくって提供する”って
ことだったんだなあと思った。次の世代に私も、土壌提供
していきたい!! せっかくある機関紙を使って読み合わせを
したいです。

■自分自身、管理者としてこれからの人間です。不完全も
いいところ、学ぶことのほうがまだまだ多く、その中で、
指導する、育てる立場も担うので、不安が強いですが、
みんな悩みつつ、山あり谷ありのなか、乗りこえている
んだと思ったので、私も助けれもらいながら、お互いに
良い職場づくりをしていけたらと思います。

■学習機会の1つとして、ピカピカ光る背中の人のまわりを
ウロウロする、とあったが、まさにその通りだと思った。
しかし、職場にはたしてそのような人がいるのか…目標人物
がいるのか、聞いたときにパッとでてくるのか…そこが問題
だと思った。職場には「力」が働いているが、「力」をもって
いる側の姿勢が問われる。日頃のコミュニケーションが大切。
とあったが、私たちの職場でも意見の強い人、弱い人がいて、
スタッフ同士の中間役にもならなければならないと思った。

■自分が“たまたま”ではあるのか、ピカピカする背中の人たちに
出会えて成長できてきたのだろうということを実感できました。
そして、そろそろ本当に自分が逆の立場で、ピカピカした背中
を持つ人間になって、育てていく立場にならないといけないと
思いました。自分もさらに、成長していくために…じっくりと
貪欲に自分にも投資していこうと思いました。