長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

生活の個別性。生活は人権。

30日(火)の午後は、ソワニエ看護専門学校での
5回目の授業でした。
「生活とはなにか」について考えました。

前半は、
「きのうのソワニエ下校時から、今日の登校時までの
生活を書き出してみよう」ということをしました。
生活の個別性を確認するためです。

後半は、生活への視点について
少しだけ問題提起しました。
次回の講義ふくめ、
生活は人権であることを、つかんでほしいなと思います。


以下、学生さんの感想文です(一部)。

■クラスメイトの1日の流れを聞いてとても新鮮
でした。クラスメイトとしての姿しか知らなかっ
たので親近感を感じたりしました。もっと勉強す
る時間をふやそうと思いました。

■下校から登校するまでみんなそれぞれ違って面
白いなと思った。子どもさんがいる人、家事をし
ている人、バイトに行っている人、友達と過ごし
ていた人、1人で過ごしていた人、家族で過ごし
た人。みんな時間の使い方やその時間何をしてい
るのか、その人らしい生活をすることは大切だと
思った。

■他人の生活は小宇宙。名言です。クラスメイト
のことを知りたい気持ちもありますが、ナゾの部
分があってもそれはそれで魅力的です。自分の時
間は大切にしましょう。

■みんな遅くまで起きていたり朝早く起きたりし
て課題とか家事とか頑張ってるんだなーと思った。
大変なのはみんな同じだなーと思った。

■同じクラスでも年齢や立場によっていろいろな
生活があると思った。あたり前だけど、皆勉強し
てて、自分もがんばろうと思った。

■クラスの人がどんな風に時間を使っているのか
分かっておもしろかったし、私ももっと勉強とか
頑張ろうと思った。

■昨日の振り返りでみんなの私生活が少し知れた。
みんな、それぞれ頑張ってる。

■みんなの生活スタイルがそれぞれあって面白い。
私はこの4月から岡山に帰ってきて新たな生活ス
タイルをスタートしています。体重はかなり増え
て、色々と体調もくずれたりしました。生活スタ
イルが変わるって体力がいるなあと実感しました。

■みんなの生活を知り、「勉強」の時間がたくさ
んあることに大変な焦りが・・・。こんな風に他の
人の生活を聞くのは初めてで、とても面白い。こ
んな生活の仕方があるんだと勉強になりました。
家事育児の大変さがひしひしと・・・。将来が不安
になります。「自分の生活は自分が主人公」そう
か!と思いました。特に一生懸命だったり必死な
時は、「これをしないといけない」と自分で自分
を苦しめてしまう気がします。そんな時は自分が
主人公、「自分がやりたくてしているんだ」と思
い出して楽しく生活したいと思いました。