金曜日(2日)は、ソワニエ看護専門学校での
6回目の授業でした。テーマは「生活と働くこと」。
ゆとりとは何か、労働条件と生活は直結していること、
などなど。
以前和食のお店で板前をしていた学生さんがいて、
労働時間をきいたら、
「1日14時間ぐらいで休みは月に3日ほどでした」と・・・。
年間労働時間を計算したら、4700時間ぐらいに・・・。
「よく死ななかったなあ」
「(賃金を聞いて)時給に換算すると760円ぐらいだな」
なんて話にも。
最低賃金を年収に換算したらいくらになるかでは、
「安っ」って声が。みなさん驚いてました。
今回は労働法の大事さについてふれましたが、
次回は労働組合についても語りましょうか。
以下、感想文の一部です。
■私は今までアルバイトしかしてこなかったです
が、今回の講義をきいて、日本は働きすぎだと
感じました。看護師は黒い話も聞いたことがあり
ますが、できればホワイトな職場につきたいです。
■仕事のために生きるのはイヤだなあと思った。
楽しんで生きるために仕事をしたいなと考えた。
看護師も大変(労働時間)な仕事だろうけど、
法律とか知っておいたほうがいいんだろうなと
思った。
■時間問いお金にゆとりが欲しい。自分のことや
好きなことをするために時間を犠牲にしてアルバ
イトをしている。そのため、勉強する時間や友達
と遊べる時間が限られてくる。時間が限られてく
るぶん、お金は稼げるがあたえられた時間の中で
勉強を頑張っていきたい。
■前にやっていた仕事、本当に好きなことだった
けど、体がもちませんでした。「自分の時間」
「給料」の大切さを心から実感しました。法律の
こととかもっと勉強しとけば良かったと今になっ
て思います。
■時給757円でフルで働いても約150万円の
年収にしかならない現実を数字でみて、あんまり
だと思った。政治家はお金いっぱい持ってるのに、
なんだかフルタイムで一生懸命働いている国民っ
てなんなんだろうと、ふと考えさせられることが
あります。
■働くためにも、学校に通うためにも、やっぱり
健康が一番大切。そう思う。
■労働条件について、(有給とか)もっと教えて
ほしいです。楽しく聞けました。
■私が9月に仕事をやめたとき、「やめるなら、
迷惑料を払え」と言われて、労働基準局に言って
社長とバトルしたことを思い出しました。
■労働条件は以前働いていたときにはあまり考え
ていなかったし、学校でも教えてもらってなかっ
たし、もっと早く知りたいと思いました。
■今日は仕事のことの話で、法律でいろいろ決め
られているとは知らなかったし、しっかり自分が
働くときに確認できるようにしたいです。
■人間らしい生活を送るために必要な条件が多く
あるのだなと感じた。
■働くってあたり前にしてきて何のためとか考え
てたらやっぱりお金(生活)のためだけれども、
できれば楽しくやりがいを持って働きたいと思う。
出産するときに、前の会社でマタハラにあって、
そのときに少し労働法について調べたけど知らな
いこともたくさんあってびっくりしたことを思い
出しました。