長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

新人研修、そして今年も幹部養成基礎講座

今日(2日)午前中は、
生協労組おかやまの新人研修。
前回を昨年5月にしてから、ようやっと2回目。
日程調整がなかなかたいへん。

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で、みなさん生協で働きはじめて1年近くたち。
前半は職場や労働条件でおかしいな、
困っている、違和感があることを出しあいながら交流。

ある特殊であろうセンターの職場につとめる人は、
なんと入職してから1度も定時で帰っていないとか。
ちょっと話聞いてても異常。
あと共通する課題としては出勤前賃金不払労働。
など、もろもろ。

後半は労働組合の春闘要求もふまえつつ具体的に
「変える」ためにどうするかのやりとり。
1年目だから、当然職場ではいちばん下(力関係で)。
だから「言えない」「動けない」というのはあると思う。
でも、こうした
「声にだせない声」をひろうのが、労働組合だとも思う。

ただ実際にこうした要求を解決するには、
「圧倒的多数の声」にしていく作業が必要。難しい。
今日も、もやもや感が残ったかも。

地道に、こういう対話の積み重ねをしていくことも大事。
あとは戦略だろうな。今は何を勝ち取りに行って、
さらに次の要求への道筋を描く戦略。


午後も、職場に出て少しだけお仕事。
メールで、
2019年度の広島民医連・幹部養成基礎講座(全7回)の
メイン講師の依頼があった。昨年に引き続き。
こうした継続的な学びの機会に関われるのは、
参加者の変化が直接見られるので、やりがいが大きい。
うれしい。がんばります。