長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

やはり物語と音楽の力。最高。

きのう(23日)、
スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』をみてきた。

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1961年版の映画は、高校の音楽の先生がなんと授業でみせてくれ、
以後大好きで、たぶん5~6回はみてる。
サントラCDまで持っている(写真。買ったのは四半世紀以上前だ…!)。
ちなみに、『サウンド・オブ・ミュージック』も
高校の授業でみた(なんて幸運。先生ありがとう…)。

スピルバーグ監督がリメイクすると、映画館のCMでみて、
鳥肌がたったのを覚えている。とても楽しみにしていた。
で、どうだったかというと・・・比較することにあまり意味がないかな、
という感想をもった。

名曲の数々は、やはり圧倒的に胸をゆさぶる力を持つし、
ダンスも圧巻だ。
スピルバーグ監督は時代状況も当然意識してつくっているだろう。
1961年版にはないシーンやセリフもたくさんあったように思う。
ただ1961年版とどうしても比較してしまうのはやむを得ない。
不朽の名作であるそちらの印象が強すぎるから。

でも、ぼくが高校の先生のおかげで
この珠玉のミュージカルに出会えたの同じように、
今度の映画化で、『ウエスト・サイド・ストーリ』に出会う人も
たくさんいるのだと思う。そのことが、ぼくには嬉しい。
スピルバーグ監督、ありがとう。